締切: フィリピン地域 令和7年10月10日 / ミャンマー地域 令和7年12月5日
対象となる方
- 先の大戦において、父等を亡くされた戦没者の遺児の方
- 令和7年度の実施地域(フィリピン、ミャンマー)及びその周辺公海上で戦没された方のご遺児
- 遺児に同行する付添者(戦没者の孫、ひ孫、甥、姪)
- 団体行動に耐えうる健康状態を有する方
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | お住まいの都道府県遺族会事務局へ相談・申込書を入手 |
| STEP 2 | 申込書に必要事項を記入し、遺族会事務局へ提出 |
| STEP 3 | 資格審査・選考 → 参加決定通知 |
| STEP 4 | 結団式・説明会に参加 → 事業実施(現地訪問) |
参加費用と補助内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参加費(遺児) | 100,000円 |
| 付添者への補助 | 実際に掛かる旅行費用の3分の1を国が補助 |
| 個人負担費用 | 集合・解散場所までの国内交通費、帰国時宿泊代、渡航手続き手数料、その他個人的経費 |
本事業は厚生労働省からの補助を受けて実施されるため、参加者は比較的低額な費用で参加することが可能です。付添者として参加される戦没者の孫、ひ孫、甥、姪の方には、戦争の悲惨さや平和の尊さを語り継ぐ青年部育成の一環として、国から旅行費用の一部が補助されます。
対象者・申請要件
対象となる方
- 先の大戦における戦没者の遺児であること。
- 令和7年度の実施地域(フィリピン、ミャンマー)またはその周辺公海上で父等を亡くされた方。
- 航空機やバス等による長距離の移動、気候風土の異なる海外での団体行動に健康上支障のない方。
- 付添者として参加する場合、戦没者の孫、ひ孫、甥、姪(3親等以内)であること。
留意事項
- 本事業は戦没者遺児を対象とした事業であり、原則としてそれ以外の方は参加できません。
- 申込多数の場合は、選考となります。
- 相手国や交通機関等の事情により、実施地域や時期が変更、延期、中止となる場合があります。
- 参加者の高齢化を考慮し、全日程に看護師が同行します。
参加費に含まれる経費・含まれない経費
| 経費区分 | 詳細 | 参加費対象 |
|---|---|---|
| 国際航空運賃 | 日本と訪問国間の往復航空券代 | ○ |
| 現地経費 | 団体行動中の宿泊費、食費、交通費 | ○ |
| 国内交通費 | 自宅から集合場所(東京等)まで、および解散場所からの交通費 | × |
| 渡航手続き費用 | 旅券(パスポート)取得費用、査証(ビザ)代、各種手数料 | × |
| 個人的経費 | 海外旅行保険、土産代、自由行動中の費用、PCR検査費用等 | × |
重要: 参加費に含まれない費用はすべて個人負担となります。詳細は申込時に各都道府県遺族会にご確認ください。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 参加申込書 | 各都道府県遺族会事務局より入手 |
| 2 | 戦没者との続柄を証明する書類 | 戸籍謄本など。詳細は申込時に要確認 |
| 3 | その他 | 遺族会が指定する書類がある場合があります |
審査基準・選考のポイント
主な選考項目
申込多数の場合は選考が行われます。公的な審査基準は公開されていませんが、以下の点が考慮されると考えられます。
- 資格要件の合致: 亡き父等の戦没地と希望する実施地域が一致しているか。
- 健康状態: 長時間の移動や気候の異なる環境での団体行動に支障がないか。
- 事業への理解: 慰霊追悼と友好親善という事業の目的を十分に理解しているか。
- 申込書の記載内容: 申込書の記載内容に不備がなく、正確であるか。
参加に向けてのポイント
- 早めに都道府県遺族会に相談し、申込書を入手する。
- 申込書の記入項目(戦没者の部隊等)に不明な点があれば、事前に遺族会に相談し、正確に記入する。
- 健康に不安がある場合は、事前にかかりつけ医や遺族会に相談する。
- 本事業が令和7年度で最後となるため、参加を希望される方はこの機会を逃さないよう、計画的に準備を進めることが重要です。
よくある質問
Q1: 遺児でなければ参加できませんか?
A: はい、本事業の主たる対象は戦没者の遺児の方です。ただし、遺児の方に同行する付添者として、戦没者の孫、ひ孫、甥、姪(3親等以内)の方も参加できる場合があります。付添者には国から旅費の補助制度がありますので、ご検討ください。
Q2: 参加費10万円以外に、どのくらいの費用がかかりますか?
A: ご自宅から集合・解散場所(東京等)までの往復交通費、パスポート取得費用、海外旅行保険料、個人的なお土産代などが別途必要です。金額は個人の状況により異なりますので、余裕を持った資金計画をお勧めします。
Q3: 健康に不安がありますが、参加は可能でしょうか?
A: 参加者の皆様の安全を考慮し、看護師が全行程に同行します。しかし、長時間のフライトやバス移動、気候の違いなど、身体的な負担が伴うため、団体行動に耐えうる健康状態が参加の条件となります。ご不安な点があれば、必ず申込前にお住まいの都道府県遺族会にご相談ください。
Q4: なぜ令和7年度で事業が終了するのですか?
A: 本事業は平成3年度から長年にわたり実施されてきましたが、主たる対象者である戦没者遺児の方々の高齢化が進んでいることなどが背景にあると考えられます。令和7年度が現地を訪問する最後の機会となる予定です。
Q5: 申し込みはどこにすればよいですか?
A: 参加申込は、お住まいの各都道府県遺族会の事務局が窓口となります。日本遺族会事務局では直接の申込受付は行っておりませんのでご注意ください。まずはお住まいの地域の遺族会へお問い合わせください。
制度の概要・背景
「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」は、厚生労働省からの補助を受け、一般財団法人日本遺族会が平成3年度から実施している歴史ある事業です。この事業は、先の大戦で父等を亡くされた戦没者の遺児を対象に、父等の眠る旧戦域を訪れ、慰霊追悼を行うことを第一の目的としています。
さらに、現地の小学校や医療施設等を訪問し、戦争犠牲者の遺族という共通の立場で現地住民と交流を深めることで、国際的な友好親善に貢献することも重要な目的とされています。長年の活動を通じて、多くの国際親善の輪が育まれてきました。戦後80年を迎えようとする中、本事業は令和7年度をもって最後の実施となることが予定されており、参加を検討される方にとっては貴重な機会となります。
まとめ・お問い合わせ先
本事業は、戦没者遺児の方々が亡き父上の眠る地で慰霊を捧げ、平和への思いを新たにする、大変意義深い機会を提供するものです。令和7年度で最後となるこの貴重な機会に、参加をご検討されてはいかがでしょうか。申請には準備が必要となりますので、関心のある方はお早めにお住まいの遺族会へご相談ください。
お問い合わせ先
【事業全体に関するお問い合わせ】
実施機関: 一般財団法人 日本遺族会 事務局
電話: 03-3261-5521
公式サイト: https://www.nippon-izokukai.jp/
【参加申込・相談】
お住まいの各都道府県遺族会事務局へお問い合わせください。