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【2025年度】横浜市樹林地維持管理助成事業|最大200万円!危険木の伐採・剪定費用を支援 | 助成金・補助金インサイト
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【2025年度】横浜市樹林地維持管理助成事業|最大200万円!危険木の伐採・剪定費用を支援

最大助成額
200万円
申請締切
2025/10/17 (終了)
採択率
30.0%
実施機関
横浜市...

詳細情報

横浜市の樹林地管理でお困りですか?最大200万円の助成金活用ガイド

横浜市内で樹林地を所有し、「隣地に越境した枝を切りたい」「倒れそうな危険木を伐採したい」「管理費用が高額で困っている」といったお悩みはありませんか? 横浜市では、市民の安全確保と緑豊かな環境保全のため、樹林地の維持管理にかかる費用の一部を助成する「樹林地維持管理助成事業」を実施しています。この制度を活用すれば、最大200万円の助成を受けながら、樹林地を適切に管理することが可能です。この記事では、制度の概要から申請方法まで、専門家が分かりやすく解説します。

💡この助成金のポイント

  • 危険木・障害木の伐採や剪定費用が対象!
  • 事業費50万円までは全額助成
  • 助成金の上限額は最大200万円
  • 不法投棄防止のフェンス設置土留め設置も対象!

「樹林地維持管理助成事業」の概要

まずは制度の全体像を把握しましょう。主な項目を以下の表にまとめました。

制度名 樹林地維持管理助成事業
実施機関 横浜市 みどり環境局
対象者 横浜市内の対象樹林地を所有する個人・法人
助成額 最大200万円
補助率 【樹木・草地管理】事業費50万円まで100%、50万円超過分は50%
【構造物設置】対象経費の50%
事前届 提出期間 令和7年4月14日(月)~令和7年9月12日(金)
交付申請 受付期間 令和7年5月12日(月)~令和7年10月17日(金)

誰が対象?助成を受けられる条件

対象となる方・樹林地

この助成金は、ご自身が所有する樹林地で、以下の条件をすべて満たす場合に申請できます。

  • 緑地保全制度に指定されている樹林地であること。
    (特別緑地保全地区、近郊緑地特別保全地区、緑地保存地区、源流の森保存地区、地区計画緑地保全区域)
  • これから作業を予定している場所であること。(作業後の申請は不可
  • 樹木管理・草地管理の場合、過去3か年度(令和5年度・令和6年度)に同一地番で助成を受けていないこと。

⚠️注意点

「市民の森」や「ふれあいの樹林」に重複して指定されている土地は対象外となりますのでご注意ください。

何に使える?助成対象となる作業内容

助成の対象は、樹林地を将来にわたり良好に保全することを目的とした作業です。具体的には以下の3つの区分があります。

1. 樹木管理

  • 危険樹木・竹の伐採/剪定: 枯死や傾きにより倒れる恐れがある木、隣接地や道路に危険を及ぼす木など。
  • 障害樹木・竹の伐採/剪定: 隣接地や道路へ越境している木、通行の妨げになる木、電線に接触する恐れのある木など。
  • 倒木・枯れ木の撤去処分: 樹林地内の倒木や枯れ木の片付け。

2. 草地管理

  • 草刈り: 樹林地外周部や公衆道路等の境界から5m以内で、防犯上や防火上の理由がある区域など。

3. 構造物の設置

  • フェンス設置: 不法投棄防止を目的とした、視認性が確保できるフェンス。
  • 土留めの設置: 土砂流出防止を目的とした簡易的な土留め(高さ60cm以下など規定あり)。

対象外となる作業の例

落葉の低減、日照の確保、通風の確保、電波障害の解消などを目的とした管理は助成対象外です。

いくらもらえる?助成金額と補助率を徹底解説

助成金額は作業内容によって計算方法が異なります。上限は全体で200万円です。

樹木管理・草地管理の場合

非常に手厚い助成率が特徴です。

  • 事業費が50万円までの部分 → 全額(100%)助成
  • 事業費が50万円を超えた部分 → 半額(50%)助成

【計算例】

例1:事業費が100万円の場合
・50万円まで:50万円 (全額助成)
・超過分 (100万 – 50万 = 50万円) の半額:25万円
合計助成額:75万円 (自己負担:25万円)

例2:事業費が350万円の場合
・50万円まで:50万円 (全額助成)
・超過分 (350万 – 50万 = 300万円) の半額:150万円
合計助成額:200万円 (自己負担:150万円)

構造物の設置(フェンス・土留め)の場合

  • 対象となる経費の半額(50%)を助成します。

いつまでに?申請スケジュールと手続きの流れ

令和7年度(2025年度)の申請スケジュール

手続き 期間
1. 事前届の提出 令和7年4月14日(月)~9月12日(金)
2. 助成金交付申請 令和7年5月12日(月)~10月17日(金)
3. 維持管理作業の実施 交付決定通知 受領後~令和8年1月末
4. 実績報告書の提出 作業完了後すみやかに(最終期限:令和8年2月2日

申請から助成金受給までの6ステップ

  1. 事前届の提出:まず「この助成金を使いたい」という意思表示をします。電子申請または郵送で行います。
  2. 助成金交付申請:市から案内が届いたら、見積書などの必要書類を揃えて本申請をします。
  3. 審査・交付決定:横浜市が書類審査や現地確認を行い、助成の可否を決定します。
  4. 維持管理作業の実施:必ず交付決定通知書が届いてから作業を開始してください。
  5. 実績報告:作業完了後、領収書や作業後の写真などを市に提出します。
  6. 助成金受給:市の完了検査後、指定の口座に助成金が振り込まれます。

🚨最重要注意点

横浜市からの「助成金交付決定通知書」を受け取る前に作業を開始・契約してしまうと、助成金の対象外となります。必ず通知書が手元に届いてから、業者への発注や作業を行ってください。

よくある質問(Q&A)

Q1. 自分で木を切る場合、助成の対象となりますか?
A1. 対象とはなりません。この事業は、専門の事業者に依頼が必要な管理作業に対して助成を行うものです。
Q2. 既に作業を行ってしまいました。助成してもらえますか?
A2. 既に実施された作業は助成対象外です。必ず交付決定後に作業を開始してください。
Q3. 以前助成を受けましたが、今年も申請できますか?
A3. 樹木管理・草地管理の場合、助成を受けた年度を含め3か年度は同じ地番での申請はできません(例:令和5年度に助成を受けた場合、令和7年度は申請不可)。ただし、構造物の設置は別途申請可能な場合があります。
Q4. 見積書はどこに依頼すればよいですか?市で紹介してもらえますか?
A4. 市による個別の業者の紹介はありません。ご自身で造園業者や工事業者を探して見積もりを依頼してください。なお、見積金額が税込100万円以上の場合は、原則として2者以上の市内事業者から見積書を取得する必要があります。

まとめと問い合わせ先

横浜市の「樹林地維持管理助成事業」は、樹林地所有者の経済的負担を大幅に軽減し、安全で良好な緑地環境を維持するための非常に有効な制度です。特に事業費50万円までは全額助成という手厚い支援は大きな魅力です。申請には事前届が必要で、期間も決まっていますので、計画的な準備が重要です。ご自身の樹林地が対象になるか、どのような作業が可能かなど、まずは公式サイトを確認し、不明な点は担当課へ問い合わせてみましょう。

お問い合わせ及び書類提出先

横浜市 みどり環境局 環境活動事業課 森づくり担当

  • 住所: 〒231-0005 横浜市中区本町6丁目50番地の10
  • 電話: 045-671-2624
  • FAX: 045-550-4554
  • Eメール: mk-jurinchi@city.yokohama.lg.jp

助成金詳細

実施機関 横浜市 みどり環境局 環境活動事業課
最大助成額 200万円
申請締切 2025/10/17 (終了)
採択率 30.0%
難易度
閲覧数 1

対象者・対象事業

横浜市内で緑地保全制度(特別緑地保全地区、近郊緑地特別保全地区、緑地保存地区など)に指定されている樹林地を所有する個人または法人。

お問い合わせ

みどり環境局 環境活動事業課 森づくり担当
電話:045-671-2624
Eメール:mk-jurinchi@city.yokohama.lg.jp