新潟県燕市のDX化を強力にサポート!「DX生産性向上促進補助金」とは?
新潟県燕市では、市内中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、生産性向上を支援するため「燕市DX生産性向上促進補助金」を実施しています。この制度は、IoTやAIの導入による工場のスマート化や、RPAなどを活用したバックオフィス業務の効率化にかかる費用の一部を補助するものです。本記事では、この魅力的な補助金の詳細を分かりやすく解説します。
補助金のポイント早わかり
- ✔補助額: 最大200万円
- ✔補助率: 対象経費の2分の1以内
- ✔対象者: 燕市内で1年以上事業を営む中小企業者
- ✔対象事業: スマートファクトリー化、バックオフィス業務の効率化
- ✔申請期間: 令和7年4月1日~令和8年1月30日
補助金の詳細情報
補助金名 | 燕市DX生産性向上促進補助金 |
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実施機関 | 新潟県燕市 |
補助額 | 最大200万円 |
補助率 | 対象経費の2分の1以内 |
申請受付期間 | 令和7年4月1日~令和8年1月30日 |
事業実施期間 | 交付決定通知後~令和8年2月27日 |
補助対象となる事業者
以下の全ての要件を満たす中小企業者が対象となります。
- 燕市内に事務所または事業所を有し、1年以上事業を営んでいること。
- 「つばめ子育て応援企業」の認定を受けている、または受けることが確実であること。
- 市税等の納税状況が良好であること。
- 国や県など他の機関から、同一事業で補助金を受けていないこと。
- 大企業の支配下になく、暴力団等との関係がないこと。
補助対象となる事業と経費
補助対象となる事業は、大きく分けて以下の2種類です。
1. スマートファクトリー化
IoT・AI・センシング等を活用し、生産・流通設備の稼働状況把握や検品業務などを自動化・省力化する事業が対象です。
対象経費
- ハードウェア費用: IoT・AI・RPA導入にかかる機器の購入、設定、保守費用など。
- ソフトウェア費用: 関連ソフトウェアやクラウドサービスの利用、開発、保守費用など。
- コンサルティング費用: 専門家による技術指導やコンサルティング費用。
2. バックオフィス業務の効率化
EDI、RPA、IoT、クラウドサービス等の先端技術を活用し、経理・総務などのバックオフィス業務を効率化する事業が対象です。
対象経費
- ソフトウェア費用: ソフトウェアの購入、使用、設定、保守費用など。
- コンサルティング費用: 専門家による技術指導やコンサルティング費用。
【重要】対象とならない経費
以下の経費は補助対象外となるため、十分にご注意ください。
- 交付決定通知日より前に開始・発注した事業の経費
- パソコン、タブレット、スマートフォン本体の購入費
- 汎用的なハードウェア・ソフトウェア(例:Microsoft Officeなど)
- 自社の人件費、旅費、広告費、飲食費など
- 消費税および地方消費税
申請の流れとスケジュール
申請から補助金交付までの大まかな流れは以下の通りです。交付決定前に事業を開始しないようご注意ください。
- ステップ1:申請準備・書類提出
申請要領を確認し、必要書類を揃えて燕市役所に提出します。 - ステップ2:審査・ヒアリング
市による書類審査が行われます。必要に応じてIT専門員によるヒアリングが実施されます。 - ステップ3:交付決定・事業開始
「交付決定通知書」が届いたら、補助対象事業を開始できます。 - ステップ4:実績報告
事業と支払いが完了したら、期限内(令和8年2月27日まで)に実績報告書を提出します。 - ステップ5:確定通知・請求
「確定通知書」受領後、交付請求書を提出します。 - ステップ6:補助金交付
指定の口座に補助金が振り込まれます。
申請の注意点
申請から交付決定まで約1ヶ月程度かかります。事業開始は必ず「交付決定通知書」を受け取った後に行ってください。予算が上限に達し次第、予告なく受付を終了する場合がありますので、早めの申請をおすすめします。
申請方法と公式情報
申請は、窓口、郵送、またはオンラインフォームから可能です。申請に必要な書類や詳細な要件については、必ず燕市の公式ウェブサイトをご確認ください。
お問い合わせ先
燕市 産業振興部 商工振興課 新産業推進係
〒959-0295 新潟県燕市吉田西太田1934番地
電話番号: 0256-77-8232