千葉県白井市にお住まいの方に朗報です!令和7年度(2025年度)も、家庭での省エネ化をサポートする「住宅用省エネルギー設備等導入促進事業補助金」が実施されます。蓄電池やEV、窓の断熱リフォームなど、幅広い設備が対象で最大25万円の補助が受けられます。この記事では、対象設備や補助額、申請方法などを分かりやすく解説します。
令和7年度 白井市省エネ設備補助金の概要
この補助金は、白井市が家庭における地球温暖化対策と電力の安定供給(強靭化)を目指し、省エネ設備の導入を支援する制度です。まずは制度の全体像を把握しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名称 | 令和7年度白井市住宅用省エネルギー設備等導入促進事業補助金 |
申請受付期間 | 令和7年6月2日(月)~ 令和8年2月27日(金) |
補助額 | 最大250,000円(設備により異なる) |
対象者 | 市内に住所を有する個人 |
申請タイミング | 対象設備の設置完了後に申請 |
注意点 | 先着順受付、予算上限(550万円)に達し次第終了 |
【重要】予算残額をチェック!
この補助金は先着順です。申請を検討している方は、市の公式ページで最新の予算残額を確認することをおすすめします。
予算残額: 3,661,000円(令和7年8月20日時点)
補助対象となる設備と補助額一覧
補助対象となる設備は多岐にわたります。それぞれの主な要件と補助額を詳しく見ていきましょう。
補助対象設備 | 主な要件 | 補助額 |
---|---|---|
家庭用燃料電池システム (エネファーム) |
停電時自立運転機能を有し、燃料電池普及促進協会の機器登録を受けているもの。 | 上限10万円 |
定置用リチウムイオン 蓄電システム |
国の補助事業対象機器として環境共創イニシアチブに登録されているもの。 | 上限7万円 |
窓の断熱改修 | 国の補助事業対象製品として登録されており、1室単位で外気に接する全ての窓を改修すること。 | 対象経費の1/4 (上限8万円) |
電気自動車(EV) プラグインハイブリッド自動車(PHV) |
国の補助対象車両であり、住宅用太陽光発電設備またはV2H充放電設備と併せて設置する場合に限る。 | ・V2H併設: 上限15万円 ・太陽光併設: 上限10万円 |
V2H充放電設備 | 次世代自動車振興センターにより補助対象とされているもの。 | 対象経費の1/10 (上限25万円) |
ポイント解説
特に注目すべきは、V2H充放電設備が最大25万円と高額な補助を受けられる点です。電気自動車(EV/PHV)の購入を検討している方は、V2Hを同時に導入することで、車両とV2Hの両方で補助金を受けられる可能性があります。ただし、EV/PHV単体での購入は補助対象外となるため注意が必要です。
補助対象者の主な条件
補助金を受け取るためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 白井市内に住所を有し、実際に居住している個人であること。
- 白井市税の滞納がないこと。
- 過去に同じ設備で白井市の補助金を受けていないこと。(一部例外あり)
令和7年度からの変更点
前年度から以下の点が変更されています。
- 過去に補助を受けて設置したエネファームや蓄電システムでも、法定の耐用年数(財産処分制限期間)を経過していれば、交換や増設も補助対象になります。
- 申請書で住民基本台帳の閲覧に同意すれば、住民票の添付が省略可能になりました。
申請手続きの流れと必要書類
申請は設備の設置完了後に行います。以下のステップで進めてください。
- 1補助対象設備の設置
要件を満たす省エネ設備を購入し、自宅への設置工事を完了させます。 - 2必要書類の準備
市のホームページから申請書やチェックリストをダウンロードし、領収書や設置写真など必要書類を揃えます。 - 3窓口で申請
白井市役所の環境課窓口に、準備した書類を直接持参して提出します。郵送は不可です。 - 4交付決定・振込
市による審査後、交付決定通知書が届き、指定した口座に補助金が振り込まれます。
まとめ
白井市の「住宅用省エネルギー設備等導入促進事業補助金」は、光熱費の削減や災害時の備えに繋がる省エネ設備の導入を力強く後押ししてくれる制度です。申請は先着順で、毎年早期に予算上限に達する可能性があります。設備の導入を検討している方は、早めに計画を立て、申請期間が始まったら速やかに手続きを進めることをお勧めします。
お問い合わせ先
白井市 市民環境経済部 環境課
- 住所: 〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
- 電話番号: 047-492-1111
- ファックス: 047-492-3070