神戸市で防犯カメラの故障・更新にお困りではありませんか?
「地域の安全のために設置した防犯カメラが故障してしまった…」「修理や交換をしたいけど、費用が心配…」
神戸市で地域団体の防犯カメラを管理されている方で、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
神戸市では、過去に補助金を利用して設置した防犯カメラが故障した際に利用できる、「修繕」と「更新(取替え)」の2種類の補助金制度が用意されています。この制度を活用すれば、費用の負担を大幅に軽減し、地域の安全を継続的に守ることが可能です。
この記事では、2025年度の神戸市防犯カメラ補助金について、対象者、補助額、申請方法などを分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- 神戸市の防犯カメラ補助金「修繕」と「更新」の違い
- それぞれの補助対象者、補助額、申請期間
- 申請から補助金交付までの具体的な流れ
- 申請する際の重要な注意点
【2025年度】神戸市の防犯カメラ補助金は2種類!
神戸市が提供する防犯カメラ関連の補助金は、カメラの設置年度によって対象となる制度が異なります。ご自身の団体が設置したカメラがどちらに該当するか、まずはご確認ください。
1. 防犯カメラの『修繕』に使える補助金
比較的新しい(2019~2023年度設置)防犯カメラが故障した際の修理費用を補助する制度です。
項目 | 内容 |
---|---|
制度名 | 神戸市防犯カメラ修繕費補助事業 |
申請期間 | 2025年4月1日(火)~2026年1月30日(金) |
補助対象団体 | 2019年度~2023年度に兵庫県または神戸市の補助事業で防犯カメラを設置した地域団体 |
補助額 | 補助対象経費の1/2以内、1か所あたり上限5万円 |
補助対象経費 | 防犯カメラの修繕に係る経費 ※保守点検、消耗品(SDカード等)、更新(購入・取付・撤去)、人件費は対象外 |
予算規模 | 20か所分(先着順) |
2. 防犯カメラの『更新(取替え)』に使える補助金
設置から年数が経過した(2010~2018年度設置)防犯カメラを新しい機器に交換する費用を補助する制度です。
項目 | 内容 |
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制度名 | 神戸市防犯カメラ更新設置補助事業 |
申請期間 | 2025年4月1日(火)~2026年1月30日(金) |
補助対象団体 | 2010年度~2018年度に防犯カメラ設置補助事業で防犯カメラを設置した地域団体 |
補助額 | 補助対象経費の1/2以内、1か所あたり上限8万円 |
補助箇所数 | 1団体あたり上限5か所 |
補助対象経費 | 防犯カメラの更新(購入、取付、撤去等)にかかる経費 ※レコーダーや標識の更新費用も対象。人件費は対象外 |
予算規模 | 200か所分(先着順) |
【重要】申請は先着順!予算上限に注意
どちらの補助金も先着順で受け付け、予算の上限に達し次第、受付終了となります。特に修繕費補助は予算枠が20か所分と少ないため、利用を検討している場合は、速やかに準備を進め、早めに申請することをおすすめします。
申請から補助金交付までの流れ
補助金の申請から受け取りまでの基本的な流れは以下の通りです。事前に流れを把握し、計画的に進めましょう。
- ステップ1:申請書の提出
市のホームページから必要書類をダウンロードし、記入例を参考に作成します。工事業者からの見積書など、添付書類も忘れずに準備し、郵送または持参で提出します。 - ステップ2:交付決定通知
市が申請内容を審査し、補助金の交付が決定されると「交付決定通知書」が届きます。必ずこの通知を受け取ってから、業者と契約し、修繕・更新工事を開始してください。 - ステップ3:工事の実施と支払い
交付決定の内容に基づき、工事業者へ工事を発注・実施してもらい、費用を支払います。 - ステップ4:実績報告書の提出
工事完了後、実績報告書や支払いを証明する書類(領収書のコピー等)を市に提出します。 - ステップ5:補助金の支払い
実績報告の内容が審査され、問題がなければ指定した口座に補助金が振り込まれます。
まとめ:計画的な活用で地域の安全を守ろう
神戸市の防犯カメラ補助金は、地域の安全維持活動を行う団体にとって非常に心強い制度です。ご自身の団体が管理するカメラの設置年度を確認し、適切な補助金を活用しましょう。
繰り返しになりますが、申請は先着順です。故障や更新の計画がある場合は、早めに市のホームページで詳細を確認し、準備を始めることを強くお勧めします。