大阪府豊中市の中小企業者様へ!IT化を力強く支援する補助金のご案内
大阪府豊中市で事業を営む中小企業の皆様に朗報です。業務の効率化や生産性向上、販路拡大を目指すためのIT導入を支援する「令和7年度 豊中市IT化促進補助金」が公募されています。この制度を活用すれば、ソフトウェア導入やホームページ改修などの費用の一部が補助され、最大10万円の支援を受けることが可能です。本記事では、この魅力的な補助金の概要から申請方法まで、専門家が分かりやすく徹底解説します。
この補助金の最重要ポイント
この補助金を申請するには、事前に「ITコンシェルジュ派遣事業」を利用し、専門家からIT導入に関する提案・承認を受ける必要があります。まずはITコンシェルジュへの相談から始めましょう。
「豊中市IT化促進補助金」の概要
まずは、制度の全体像を把握しましょう。主要な項目を表にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 令和7年度 豊中市IT化促進補助金 |
補助上限額 | 最大10万円 |
補助率 | 対象経費の2分の1 |
申請期間 | 令和7年4月1日 ~ 令和8年1月30日 ※予算の上限に達し次第、受付終了 |
対象者 | ITコンシェルジュ派遣事業を利用し、IT導入の提案・承認を受けた豊中市内の中小企業者 |
実施機関 | 豊中市 都市活力部 産業振興課 |
補助の対象となる経費は?
この補助金は、大きく分けて「IT・WEB活用事業」と「IT人材育成事業」の2つのカテゴリーで活用できます。具体的な対象経費の例を見ていきましょう。
IT・WEB活用事業
- 業務効率化のためのソフトウェアやクラウドサービスの購入・利用料(最大1年分)
- POSシステム、情報共有システムなどの導入費用
- ソフトウェア等を使用するために必要な情報機器の購入費用
- サイバーセキュリティ対策サービスの導入・利用料
- セキュリティ強化やレスポンシブ対応など、高機能化を伴うホームページの制作・改修費用
IT人材育成事業
- 従業員や役員がITパスポート等の資格試験を受験するための費用
- 資格取得に向けた講座の受講費用
⚠️ 対象外となる経費の注意点
以下の費用は補助対象外となるためご注意ください。
- パソコン、複合機、スマートフォンの購入費用
- 広告宣伝費、汎用的なランニングコスト
- 既存システムの単なるバージョンアップ(高機能化を伴わないもの)
- 消費税および地方消費税
申請から受給までの5ステップ
補助金を受け取るまでの流れを5つのステップで解説します。計画的に進めましょう。
- Step 1: ITコンシェルジュ派遣事業の利用
まずは豊中市と豊中商工会議所が連携して行う「ITコンシェルジュ派遣事業」に申し込み、専門家からIT化に関する提案を受け、承認を得ます。これが申請の絶対条件です。 - Step 2: 補助金の申込
ITコンシェルジュの承認後、公式サイトから申込書類をダウンロードし、必要事項を記入して産業振興課へ提出します。 - Step 3: 事業の実施と支払い
補助金の交付決定通知を受けたら、計画に沿ってITツールの導入やホームページ改修などを実施し、令和8年3月31日までに業者への支払いを完了させます。 - Step 4: 実績報告
事業完了後、実績報告書や領収書の写しなど、指定された書類を揃えて市に提出します。 - Step 5: 補助金の請求と受給
実績報告の内容が審査され、補助金額が確定します。その後、請求書を提出すると、指定の口座に補助金が振り込まれます。
まとめ:今すぐ専門家相談から始めよう!
「豊中市IT化促進補助金」は、市内中小企業のデジタル化を後押しする非常に有効な制度です。補助額は最大10万円と少額に感じるかもしれませんが、ソフトウェア導入や人材育成の初期費用を抑える大きな助けとなります。
申請の鍵は「早めの行動」
この補助金は予算がなくなり次第終了となります。また、前提となるITコンシェルジュの予約も混み合う可能性があります。活用を検討している方は、今すぐ豊中市の担当窓口に問い合わせ、第一歩を踏み出しましょう。
公式情報・お問い合わせ先
担当部署 | 豊中市 都市活力部 産業振興課 |
所在地 | 〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎5階 |
電話番号 | 06-6858-2187 |
公式サイト | 令和7年度IT化促進補助金について |