本補助金は予算の上限に達し次第、受付を終了します(先着順)。申請を検討される事業者は、早めの準備・提出を推奨します。
対象となる方
- 福井県越前町内で旅館・ホテル・簡易宿所を運営(または運営予定)の事業者
- 福井県の「多様な宿泊施設整備支援事業補助金」の採択を受けた事業者
- 地域の観光資源を活用したコンセプトルーム等、魅力的な施設整備を計画している事業者
- 県税および町税等を滞納していない事業者
申請手順
本補助金の申請には、前提として福井県および(公社)福井県観光連盟との連携が必須となります。以下の手順を必ずご確認ください。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | (公社)福井県観光連盟へ事業計画を相談し、助言等の支援を受ける |
| STEP 2 | 福井県の「多様な宿泊施設整備支援事業補助金」に申請し、採択決定を受ける |
| STEP 3 | 越前町へ必要書類を準備し、商工観光課窓口へ提出する |
| STEP 4 | 審査(約2~4週間)を経て交付決定通知を受領後、事業を開始する |
| STEP 5 | 事業完了後、実績報告書を提出し、検査を経て補助金が振り込まれる |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 1,000万円(1店舗につき1回限り) |
| 補助率 | 補助対象経費の3分の2以内 |
計算例: 補助対象経費が1,800万円の改修事業を実施する場合
1,800万円 × 補助率2/3 = 1,200万円
補助上限額が1,000万円のため、交付額は1,000万円となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
- 越前町内で旅館業法第3条第1項の許可を得て、旅館・簡易宿所・ホテルを運営する事業者、または今後許可を得て運営予定の事業者。
- 福井県税および越前町税、町の各種使用料等に滞納がないこと。
対象となる事業の要件
- 福井県多様な宿泊施設整備支援事業補助金の採択を受けた事業であること。
- (公社)福井県観光連盟から助言等の支援を受けた事業であること。
- サイクリスト向け、ペット同伴可、伝統工芸活用コンセプトルーム等、来町の目的となるような宿泊施設の整備事業であること。
- 老朽施設の応急的な修繕のみの事業ではないこと。
- 誘客・魅力向上に繋がるソフト面の取組を含めた総合的なリニューアル事業であること。
- 以下の要件に対応可能、または今後対応予定であること:
ア. キャッシュレス決済(クレジットカード、QRコード決済等)
イ. Wi-Fi環境
ウ. 外国語によるサービス内容の説明
エ. インターネットを通じた予約受付 - 改修成果をホームページやSNS等で写真を用いて発信すること。
- 事業完了後3年間、指定された期限までに客室稼働率実績報告書を提出すること。
補助対象経費
補助対象事業の実施に直接必要となる経費が対象となります。具体的な経費区分については、福井県の「多様な宿泊施設整備支援事業補助金」の規定に準じます。
| 経費区分(例) | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 工事費 | 施設の改修、増築、内装工事等に係る費用 | ○ |
| 設計・監理費 | 事業実施に必要な設計料や工事監理料 | ○ |
| 備品購入費 | 改修に伴い必要となる専用の備品や什器の購入費用 | ○ |
| 土地取得費 | 土地の購入や借地にかかる費用 | × |
| 汎用的な備品 | パソコン、プリンター、車両など他の目的にも使用できるもの | × |
重要: 越前町からの交付決定前に発注・契約した経費は補助対象外です。必ず交付決定通知書を受領した日付以降に契約・発注を行ってください。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 交付申請書(様式第1号) | 越前町公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 事業実施計画書(様式第2号) | 公式サイトよりダウンロード |
| 3 | 収支予算書(様式第3号) | 公式サイトよりダウンロード |
| 4 | 宿泊施設改修事業計画書(別紙1~5) | 県の補助金申請時に作成した書類 |
| 5 | 支援証明書(別紙6) | (公社)福井県観光連盟が発行 |
| 6 | 県税及び町税に滞納がないことを証明する納税証明書 | 最新のものを取得 |
| 7 | その他町長が必要と認める書類 | 指示があった場合に提出 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
本補助金は、福井県の補助金採択が前提条件のため、実質的な審査は県の基準に準じます。越前町では、県の審査を通過した事業の中から、町の観光振興への貢献度などを考慮し、予算の範囲内で採択を決定します。
- コンセプトの魅力: 地域の観光資源(伝統工芸、食、自然等)を活かした、来町の目的となる独自のコンセプトがあるか。
- 事業の具体性・実現可能性: 事業計画が具体的で、資金計画やスケジュールに無理がないか。
- 誘客・経済効果: 新たな顧客層の獲得や宿泊単価の向上、地域経済への波及効果が期待できるか。
- 情報発信計画: 改修後の魅力を効果的に発信し、誘客に繋げる計画が明確か。
採択率を高めるポイント
- 県の補助金事業との連携を密にする: 申請の第一歩は県の補助金です。まずは県の観光誘客課や福井県観光連盟と十分に連携し、事業計画を練り上げることが最も重要です。
- 具体的なコンセプトを提示する: 実際に採択された「料理旅館かねとも」の事例では、最上階フロアを「越前焼」「越前和紙」等の伝統工芸品で統一したコンセプトフロアに改修しました。このような、福井県・越前町ならではの強みを活かした計画が高く評価されます。
- ソフト面の取り組みを充実させる: 単なる施設改修だけでなく、新たな宿泊プランの開発、体験コンテンツの提供、地域事業者との連携といったソフト面の取り組みを組み合わせることで、事業の説得力が増します。
- 数値目標を明確にする: 改修後の客室稼働率、宿泊単価、売上高などの目標を具体的な数値で示し、その達成に向けた戦略を明確に記述します。
よくある質問
Q1: 福井県の補助金に採択されないと、越前町の補助金には申請できませんか?
A: はい、申請できません。福井県多様な宿泊施設整備支援事業補助金の採択を受けることが、本補助金の必須要件です。まずは県の補助金への申請をご検討ください。
Q2: 民泊施設(住宅宿泊事業)の改修は対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。本補助金は、旅館業法に基づく「旅館・ホテル営業」または「簡易宿所営業」の許可を得て運営する(または予定の)施設が対象となります。
Q3: 申請はいつまで可能ですか?
A: 申請は随時受け付けていますが、町の予算がなくなり次第、受付終了となります(先着順)。また、事業は申請年度の3月16日までに完了させる必要がありますので、工期を考慮し、余裕をもって申請してください。
Q4: どこに相談すれば良いですか?
A: 事業計画の構想段階では、まず(公社)福井県観光連盟へご相談ください。助言を受けることが要件の一つとなっています。その後、県の補助金については福井県観光誘客課、本補助金については越前町商工観光課が担当窓口となります。
制度の概要・背景
本補助金は、北陸新幹線の福井・敦賀開業や中部縦貫自動車道の全線開通を契機に、多様化する観光客のニーズに対応することを目的としています。越前町が実施主体となり、福井県と連携して、宿泊客にとって「旅の目的」となるような、多様で魅力的な宿泊施設の整備を支援する制度です。
単なる施設の老朽化対策に留まらず、地域の観光資源を活かした高付加価値化を促進することで、宿泊施設の競争力強化と、ひいては越前町全体の観光振興に繋げることを目指しています。
まとめ・お問い合わせ先
「越前町多様な宿泊施設整備支援事業補助金」は、最大1,000万円という手厚い支援が受けられる、宿泊事業者にとって非常に魅力的な制度です。ただし、福井県の補助金採択が前提となるなど、計画的な準備が不可欠です。申請をご検討の方は、まず福井県観光連盟や県の担当課に相談することから始めてください。
お問い合わせ先
実施機関: 越前町
担当部署: 商工観光課
住所: 〒916-0192 福井県丹生郡越前町西田中13-5-1
電話: 0778-34-8720
公式サイト: https://www.town.echizen.fukui.jp/jigyou/01/p008140.html