【2025年度】鎌倉市 既成宅地等防災工事資金助成制度|最大500万円・がけ地対策・随時受付
補助金詳細
Details鎌倉市内の対象区域(宅地造成工事規制区域、急傾斜地崩壊危険区域等)で、がけ崩れ等の危険がある場所に面した家屋の所有者または居住者。市の事前確認を受け、助成対象の通知を受けた個人が対象です。
・補助金交付申請書
・工事工程表
・承諾書(土地所有者と申請者が異なる場合等)
・確約書
・法令等手続確認シート
・「鎌倉市暴力団排除条例」に関する個人情報の取扱いに係る同意書(個人用・法人用)
・工事見積書(内訳明細付き)
・工事設計図、位置図、現況写真
・防災工事:がけの崩壊を防止するための擁壁、排水施設の設置・改造、落石防止網工、コンクリート張り工等に係る工事費。
・伐採工事:がけ崩れを誘発する恐れのある樹木(直径15cm以上)の伐採、枝払い等に係る工事費。
※仮設工事、がけ面の整形のみの工事、竹の伐採は対象外。
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview対象となる方
- 鎌倉市内の対象区域で、がけ崩れの危険がある土地の防災工事を検討している個人の方
- 人家(居住用の建物)を守るための防災工事または樹木伐採工事を計画している方
- 市の担当者による現地確認を受け、助成対象である旨の通知を受けた方
- 防災工事の場合、対象家屋が新築・建替後10年を経過していること
申請手順
重要: 本制度の利用には、必ず工事着手前に市への事前相談と申請、そして交付決定通知の受領が必要です。事前着手した工事は一切補助対象外となりますのでご注意ください。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 事前相談・現地確認 みどり公園課がけ地対策担当へ連絡し、現地確認を依頼します。市職員が調査を行い、対象となる場合は通知書が郵送されます。 |
| STEP 2 | 補助金交付申請 通知書受領後、必要書類を揃え、オンラインまたは窓口で申請します。(防災工事は事前に申請内容の協議が必要) |
| STEP 3 | 審査・交付決定 市で審査(月1回開催)が行われ、承認されると「交付決定通知書」が送付されます。 |
| STEP 4 | 工事着手・完了 交付決定通知書受領後、工事に着手します(着手届提出)。工事完了後、完了届や精算書類を提出します。 |
| STEP 5 | 完了確認・補助金交付 市の完了確認後、「交付額確定通知書」と請求書が送付されます。請求書を提出後、指定口座に補助金が振り込まれます。 |
補助金額・補助率
本制度では、工事の種類に応じて補助限度額が設定されています。防災工事と伐採工事の補助金を同時に受けることはできません。
| 工事の種類 | 補助率 | 補助上限額 |
|---|---|---|
| 防災工事 | 対象工事費の2分の1 | 500万円 |
| 伐採工事 | 対象工事費の2分の1 | 100万円 |
計算例(防災工事): 対象工事費が1,200万円の場合
1,200万円 × 補助率1/2 = 600万円
補助上限額が500万円のため、交付額は500万円となります。
防災工事の利子補給制度
防災工事を行う方が、工事費から補助金等を差し引いた額を金融機関から借り入れた場合、支払った利子の一部を助成する利子補給制度も利用できます。詳細は市の担当窓口へお問い合わせください。
対象者・申請要件
助成対象となる方
- 県知事から擁壁等の設置・改造に関する勧告・改善命令を受けた方、または市長からがけ崩れ等の予防に関する通知を受けた方。
- 改善命令を受けた日から6ヶ月以内、または勧告・通知を受けた日から1年以内に申請する方。
助成対象となる場所・建物
- 対象区域: 宅地造成工事規制区域、急傾斜地崩壊危険区域、およびこれらと同程度の区域内。
- がけの条件: 高さが概ね2m以上、勾配30°以上の斜面の崩壊により人家等に被害が生じる恐れのある箇所。
- 防災工事対象建物: 被災が予想される人家が新築・建替してから10年を経過していること。
- 伐採工事対象建物: 被災が予想される人家が新築・建替してから5年を経過していること。
助成対象外となる場合
- 公共団体、公共企業体、宅地造成を業とする事業者。
- 人家を新築・建替する目的で行う工事。
- 市税等を滞納している場合。
- 鎌倉市暴力団排除条例に規定する暴力団員等に該当する場合。
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 防災工事費 | 擁壁、排水施設の設置・改造、落石防止網工、コンクリート張り工など、がけの崩壊を防止するための工事費。 | ○ |
| 伐採工事費 | がけ崩れを誘発する恐れのある樹木(直径15cm以上)の伐採、枝払いなどに要する費用。 | ○ |
| 仮設・整形工事 | 工事に伴う仮設工事や、がけ面の整形のみの工事。 | × |
| 竹の伐採 | 竹林の伐採・除去費用。 | × |
| 設計・測量費 | 工事の設計や測量にかかる費用。 | × |
重要: 補助金の交付決定前に発注・契約・着手した工事に係る経費は、すべて補助対象外となります。必ず交付決定通知書の日付以降に契約・着手してください。
必要書類一覧
申請には以下の書類が必要です。様式は鎌倉市の公式サイトからダウンロードできます。工事内容によって追加書類が必要となる場合がありますので、事前相談の際にご確認ください。
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 補助金交付申請書 | 公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 工事見積書(内訳明細付き) | 施工業者が発行したもの |
| 3 | 工事設計図・位置図・現況写真 | 工事の内容がわかるもの |
| 4 | 工事工程表 | 公式サイトより様式をダウンロード |
| 5 | 承諾書・確約書 | 土地所有者と申請者が異なる場合など |
| 6 | 暴力団排除条例に関する同意書 | 個人用・法人用あり |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
本制度の審査では、以下の点が総合的に評価されます。
- 緊急性・危険性: がけ崩れ等による人家への被害の危険性が客観的に高いか。
- 計画の妥当性: 計画されている防災工事が、危険を除去・軽減するために適切かつ効果的か。
- 費用の妥当性: 見積金額が、工事内容に対して社会通念上妥当な範囲であるか。
- 法令遵守: 関連する法令(建築基準法、都市計画法等)の手続きが適切に行われているか。
採択率を高めるポイント
- 事前相談の徹底: 申請前に必ず市の担当者と十分に協議し、計画の方向性や必要書類について確認する。
- 危険性の明確化: 現況写真や専門家(設計士等)の所見を添付し、工事の必要性を具体的に示す。
- 複数見積の取得: 複数の施工業者から見積もりを取得し、費用の妥当性を担保する。
- 書類の不備をなくす: 申請書類の記入漏れや添付書類の不足がないよう、提出前に複数回確認する。
よくある質問
Q1: 相談すれば必ず補助金を受けられますか?
A: いいえ、必ず受けられるわけではありません。市の担当者による現地確認の結果、がけの高さや勾配、人家への危険性などの要件を満たさない場合は対象外となります。
Q2: 申請から交付決定までどのくらいかかりますか?
A: 審査会が月1回開催されるため、申請のタイミングによりますが、通常1〜2ヶ月程度かかります。工期を考慮し、余裕を持った申請が必要です。
Q3: 新築住宅の建設と同時に、裏山の防災工事を行いたいのですが対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。人家を新築・建替する目的の工事は助成の対象から除外されます。また、防災工事の対象となるには、被災が予想される人家が新築・建替後10年を経過している必要があります。
Q4: 自分の土地ではなく、隣地のがけが危険な場合も対象になりますか?
A: 申請者は工事を行う方(通常は土地の所有者)となります。隣地のがけが危険な場合は、まずその土地の所有者に対応を求めることが基本となります。ただし、状況によっては土地所有者の承諾を得て工事を行うことで対象となる場合もありますので、市の担当者にご相談ください。
制度の概要・背景
鎌倉市 既成宅地等防災工事資金助成制度は、がけ崩れによる災害を未然に防ぎ、市民の生命及び財産を保護することを目的として設けられています。鎌倉市は地理的特性からがけ地が多く、豪雨や地震による土砂災害のリスクを抱えています。本制度は、個人が実施する防災対策工事にかかる経済的負担を軽減することで、自主的な防災対策を促進し、安全なまちづくりを推進するための重要な施策です。
平成24年には災害発生後の拡大防止工事も対象に含め、令和3年には助成限度額を引き上げるなど、社会情勢や市民のニーズに応じて制度改正が行われています。
まとめ・お問い合わせ先
本制度は、鎌倉市内のがけ地に面した家屋の安全性を高めるために非常に有効な支援策です。工事費用が高額になりがちな防災工事において、最大500万円の助成は大きな助けとなります。申請には事前相談が必須であり、手続きに時間を要するため、工事を検討されている方は、できるだけ早期に市の担当窓口へ相談を開始することをお勧めします。
お問い合わせ先
実施機関: 鎌倉市
担当部署: 都市景観部 みどり公園課 がけ地対策担当
所在地: 鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階
電話: 0467-23-3000(内線2579)
Email: gake@city.kamakura.kanagawa.jp
公式サイト: https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gake/gake/index.html
類似補助金との比較
Comparison| 比較項目 |
この補助金
鎌倉市 都市景観部 みどり公園課 がけ地対策担当 |
【2025年度】東京都 既存住宅省エネ改修促進事業...
東京都環境局(問合せ窓口:公益財団法人東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター) |
【2025年度】住宅改修費補助金|最大20万円・市...
各市町村(吉川市、富里市、有田市) |
【2025年】危険ブロック塀等安全対策支援事業|最...
各市町村 |
【2025年】三沢市災害に強いまちづくり市民提案事...
三沢市 |
|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大500万円 | 最大325万円 | 最大20万円 | 最大40万円 | 要確認 |
| 補助率 | ・防災工事:対象工事費の2分の1以内で、上限500万円。 ・伐採工事:対象工事費の2分の1以内で、上限100万円。 ※防災工事と伐採工事の併用は不可。防災工事には別途、利子補給制度があります。 | 【高断熱窓・ドア】製品の性能・大きさに応じた定額補助(上限130万円、条件により最大325万円)。【断熱材】対象経費の1/3(上限100万円)。【高断熱浴槽】対象経費の1/3(上限9.5万円)。【リフォーム瑕疵保険】定額7,000円。 | 対象工事費(税抜)の20%(千円未満切り捨て) | 工事費の2/3以内。上限額は市町村によって異なる。撤去工事のみの場合、上限8万円~13.3万円。新設工事を行う場合、上限26.6万円~26.7万円。撤去と新設合計で最大40万円。 | 要確認 |
| 申請締切 | 随時受付(年度内事業完了が必要) | 事前申込:令和7年5月30日から / 交付申請兼実績報告:令和11年3月30日まで | 令和7年12月26日まで | 令和8年2月27日まで | 令和7年12月19日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 50.0% | 30.0% |
| オンライン | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| jGrants | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・工事工程表
・承諾書(土地所有者と申請者が異なる場合等)
・確約書
・法令等手続確認シート
・「鎌倉市暴力団排除条例」に関する個人情報の取扱いに係る同意書(個人用・法人用)
・工事見積書(内訳明細付き)
・工事設計図、位置図、現況写真
Q どのような経費が対象になりますか?
・伐採工事:がけ崩れを誘発する恐れのある樹木(直径15cm以上)の伐採、枝払い等に係る工事費。
※仮設工事、がけ面の整形のみの工事、竹の伐採は対象外。