【2025年度】高山市新商品開発等支援事業補助金|最大50万円・中小企業向け・随時受付
補助金詳細
Details高山市内に本社、事業所、工場を有する中小企業基本法に規定する中小企業者又は市内に住民登録のある個人で、域外の資金獲得に向けた具体的な取り組みを行う予定の事業者。
【計画認定申請時】
・高山市新商品開発等事業計画認定申請書(別記様式第1号)
・事業計画書(別記様式第2号)
・収支予算書(別記様式第3号)
・法人の登記事項証明書の写し(法人の場合)
【補助金交付申請時】
・交付申請書(別記様式第9号)
・収支決算書(別記様式第10号)
・事業収支決算に係る領収書など支出を証明する書類
・事業を実施したことがわかる写真又は書類
・口座振込依頼書
・報償費:専門家などへの謝金・謝礼
・旅費:見本市出展、専門家招聘などに係る交通費・宿泊費
・消耗品費:事業実施に必要な資料、材料、器具代
・印刷製本費:包装、パンフレット、写真などの印刷代
・通信運搬費:物品の輸送費
・手数料:品質検査・分析、出展料
・使用料:機械器具リース料、見本市ブース料
・委託料:パッケージデザイン製作、試作品の製造などの外注加工費
・原材料費:試作品開発に必要な原材料
・備品購入費:事業実施に必要な機器・備品
・広告料:新聞・雑誌などへの広告費
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview対象となる方
- 高山市内に事業所等を有する中小企業者または市内に住民登録のある個人
- 飲食料品の新商品開発や既存商品の改良に取り組む事業者
- 開発した商品を、ふるさと納税返礼品や物産展出品など、市外での販路開拓に活用する予定の事業者
申請手順
本補助金の申請は、事業開始前の「計画認定申請」と、事業完了後の「交付申請」の2段階で行います。事業に着手する前に市の計画認定を受ける必要があるため、手続きの順序にご注意ください。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 【事業開始前】事業計画認定申請書等の必要書類を高山市へ提出 |
| STEP 2 | 市による審査後、計画認定通知書を受領 |
| STEP 3 | 事業開始(原材料の発注、試作品作成、デザイン委託など) |
| STEP 4 | 【事業完了後】補助金交付申請書、実績報告書、領収書等を高山市へ提出 |
| STEP 5 | 市による審査・金額確定後、指定口座へ補助金振込 |
重要: 市からの計画認定通知書を受け取る前に着手(発注、契約、支払いなど)した経費は、補助対象外となります。必ずSTEP 2の通知書受領後に事業を開始してください。
補助金額・補助率
本補助金には「新商品開発事業」と「ブラッシュアップ事業」の2つの区分があり、それぞれ補助上限額が異なります。
| 事業区分 | 補助上限額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 新商品開発事業 (新たに商品を開発し、商品化する事業) | 50万円 | 補助対象経費の2分の1以内 (千円未満切り捨て) |
| ブラッシュアップ事業 (既存の商品を改良し、商品化する事業) | 20万円 |
計算例(新商品開発事業):
補助対象経費の合計が125万円の場合
1,250,000円 × 補助率1/2 = 625,000円
補助上限額が50万円のため、補助金額は500,000円となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
- 高山市内に本社、事業所、工場を有する中小企業基本法に規定する中小企業者
- 高山市内に住民登録のある個人事業主
- 域外の資金獲得に向けた具体的な取り組み(ふるさと納税返礼品登録、物産展への参加等)を行う予定があること
対象となる事業の要件
- 令和10年3月31日までに事業を完了すること
- 消費者が店舗またはオンラインショップで購入できる飲食料品であること
- 主として飲食店内での提供やテイクアウトを目的とする商品ではないこと
- 主として市外の市場での販路開拓を目指す商品であること
補助対象経費
新商品の開発や改良、商品化に直接必要となる経費が対象です。汎用性のあるものや、通常の事業運営にかかる経費は対象外となります。
| 経費区分 | 詳細・具体例 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 委託料 | パッケージデザイン、ラベルデザイン、試作品の製造委託費など | ○ |
| 原材料費 | 試作品開発に必要な原材料の購入費 | ○ |
| 報償費 | 商品開発に関する専門家(コンサルタント、デザイナー等)への謝礼 | ○ |
| 手数料 | 品質検査・成分分析費用、展示会への出展料など | ○ |
| 印刷製本費 | 商品パッケージ、包装、パンフレットの印刷代 | ○ |
| 広告料 | 新商品のPRを目的とした新聞・雑誌等への広告掲載料 | ○ |
| 備品購入費 | 事業実施に直接必要な機器・備品(汎用性の高いものは対象外) | ○ |
| 人件費・家賃 | 自社の従業員給与、事務所家賃などの経常的経費 | × |
注意点: 国や県など、他の補助金の対象となる経費は、本補助金の対象とはなりません。経費の重複申請はできませんのでご注意ください。
必要書類一覧
1. 事業計画認定申請時(事業開始前)
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 事業計画認定申請書(様式第1号) | 公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 事業計画書(様式第2号) | 開発する商品の概要や販路開拓計画を記載 |
| 3 | 収支予算書(様式第3号) | 補助対象経費の見積額等を記載 |
| 4 | 法人の登記事項証明書の写し | 法人の場合のみ |
2. 補助金交付申請時(事業完了後)
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 交付申請書(様式第9号) | 公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 収支決算書(様式第10号) | 実際に支出した経費を記載 |
| 3 | 支出を証明する書類 | 領収書、請求書、振込明細などの写し |
| 4 | 事業を実施したことがわかる写真又は書類 | 完成した商品の写真、パンフレットなど |
| 5 | 口座振込依頼書 | 補助金の振込先口座を記載 |
審査基準・採択のポイント
本補助金の採択審査では、事業計画書の内容が重視されます。以下の点を踏まえ、具体的で説得力のある計画を作成することが重要です。
主な審査項目
- 市場性・独自性: 開発する商品に新たな魅力や独自性があり、市場での需要が見込めるか。
- 域外販路開拓の具体性: ふるさと納税への出品、県外の物産展への参加計画など、市外での販売に向けた取り組みが具体的かつ実現可能か。
- 事業計画の妥当性: 開発スケジュール、資金計画、人員体制などが現実的で、事業を遂行する能力があると判断できるか。
- 地域経済への貢献度: 商品開発が地域のイメージアップや関連産業への波及効果など、地域経済の活性化に繋がるか。
採択率を高めるポイント
- ターゲット顧客と市場を明確にし、なぜその商品が売れるのかをデータに基づいて説明する。
- 販路開拓の計画について、具体的な出展先や取引予定先を記載し、実現可能性を示す。
- 商品のコンセプトやデザイン、パッケージへのこだわりを具体的に記述し、魅力をアピールする。
- 収支計画において、経費の積算根拠を明確にする(見積書の添付など)。
よくある質問
Q1: 申請はいつまで可能ですか?
A: 年度を通じて随時申請を受け付けています。ただし、市の予算上限に達した場合は、年度の途中であっても受付を終了することがありますので、早めの申請をお勧めします。
Q2: 計画認定の前に材料を発注してしまいました。この費用は対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。本補助金では、市の事業計画認定通知書を受け取る前に発生した経費(契約、発注、支払い等)は一切補助対象となりません。必ず認定後に事業を開始してください。
Q3: 飲食店で提供する新メニューの開発は対象になりますか?
A: 主として店内での提供やテイクアウトを目的とする商品は対象外です。お土産品や贈答品のように、消費者が店舗やオンラインショップで購入できるパッケージ化された飲食料品が対象となります。
Q4: 同じ年度内に、新商品開発とブラッシュアップの両方で申請できますか?
A: 同一の事業者による補助金の交付申請は、同一年度において1回までと定められています。どちらか一方の事業を選択して申請してください。
制度の概要・背景
高山市新商品開発等支援事業補助金は、高山市内の事業者が行う新たな魅力ある商品の創出や既存商品の改良を促進し、地域経済の活性化を図ることを目的としています。特に、開発した商品を市外の市場へ展開する取り組みを重視しており、ふるさと納税返礼品や物産展への出品などを通じて「飛騨高山ブランド」の価値向上と域外からの資金獲得を目指す事業を支援する制度です。
本補助金を活用することで、事業者は商品開発にかかる初期投資のリスクを軽減し、パッケージデザインの刷新や品質向上といった付加価値の高い取り組みに挑戦しやすくなります。これにより、競争力のある商品を開発し、新たな顧客層を獲得する機会の創出が期待されます。
まとめ・お問い合わせ先
本補助金は、高山市の飲食料品事業者が新たな挑戦を行う上で非常に有効な支援制度です。申請には事業開始前の計画認定が必要となるため、開発計画が固まった段階で、早めに担当窓口へ相談することをお勧めします。公募要領やQ&Aをよく確認し、計画的に準備を進めてください。
お問い合わせ先
実施機関: 高山市
担当部署: 商工労働部 商工振興課
電話: 0577-35-3144
ファクス: 0577-35-3167
公式サイト: https://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1000067/1002790/1002803/1022227.html
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大50万円 | 最大100万円 | 最大200万円 | 最大200万円 | 最大200万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の2分の1以内の額(千円未満切り捨て)。 ・新商品開発事業:補助上限額50万円 ・ブラッシュアップ事業:補助上限額20万円 | 補助対象経費の3分の2以内。 ・パッケージ改良区分:上限30万円 ・設備整備区分:上限100万円 | 国内展示会:補助率2分の1 上限100万円、海外展示会:補助率3分の2 上限200万円 | 国内展示会:補助率2分の1 上限100万円,海外展示会:補助率3分の2 上限200万円 | 対象経費の2/3以内、上限200万円 |
| 申請締切 | 2026年3月31日 | 第1期: 令和7年9月30日 / 第2期: 令和7年12月26日 | 令和7年12月19日(金曜日) | 令和7年12月19日(金曜日) | 令和7年12月19日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 50.0% | 30.0% |
| オンライン | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| jGrants | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・高山市新商品開発等事業計画認定申請書(別記様式第1号)
・事業計画書(別記様式第2号)
・収支予算書(別記様式第3号)
・法人の登記事項証明書の写し(法人の場合)
【補助金交付申請時】
・交付申請書(別記様式第9号)
・収支決算書(別記様式第10号)
・事業収支決算に係る領収書など支出を証明する書類
・事業を実施したことがわかる写真又は書類
・口座振込依頼書
Q どのような経費が対象になりますか?
・旅費:見本市出展、専門家招聘などに係る交通費・宿泊費
・消耗品費:事業実施に必要な資料、材料、器具代
・印刷製本費:包装、パンフレット、写真などの印刷代
・通信運搬費:物品の輸送費
・手数料:品質検査・分析、出展料
・使用料:機械器具リース料、見本市ブース料
・委託料:パッケージデザイン製作、試作品の製造などの外注加工費
・原材料費:試作品開発に必要な原材料
・備品購入費:事業実施に必要な機器・備品
・広告料:新聞・雑誌などへの広告費