高知県本山町で農業を営む皆様へ!経営安定化を支援する補助金のご案内
高知県長岡郡本山町で農業に従事されている皆様に、経営の安定化と持続的な発展を力強くサポートする「本山町営農継続総合対策事業費補助金」が公募されています。この補助金は、農業用機械の導入・修繕から、土づくりに欠かせない堆肥の利用、さらには花卉園芸の継続まで、農業経営における様々な課題に対応する4つの支援メニューで構成されています。
物価高騰や後継者不足など、厳しい経営環境に直面する中で、本補助金を活用して作業の効率化やコスト削減を実現しませんか?この記事では、補助金の概要、対象者、各支援事業の詳細、申請方法までを分かりやすく徹底解説します。
「本山町営農継続総合対策事業費補助金」とは?
この補助金は、本山町の基幹産業である農業の振興を目的としています。具体的には、環境保全対策、農作業の労力軽減、農業用機械の維持管理などを支援することで、農業経営者の意欲向上を図り、美しい棚田風景を次世代へ継承することを目指しています。
補助対象となる方
本補助金の対象者は、本山町内に住所を有する農業者で、主に以下の2つの区分に分けられます。
1. 中心経営体
- 認定農業者
- 認定新規就農者
- 集落営農団体
- その他、町が中心経営体と認める団体
2. 農業経営体
以下のいずれかの基準を満たす農業者(個人・法人問わず)が対象です。
- 経営耕作地面積が30アール以上
- 農作業の受託事業を行う者
- 以下のいずれかの事業規模を満たす者
- 露地野菜作付面積:15アール以上
- 施設野菜栽培面積:350平方メートル以上
- 果樹栽培面積:10アール以上
- 露地花卉栽培面積:10アール以上
- 施設花卉栽培面積:250平方メートル以上
- 搾乳牛飼養頭数:1頭以上
- 肥育及び繁殖牛飼養頭数:1頭以上
- 年間の農業生産物総販売額が50万円以上
4つの支援事業を詳しく解説!
本補助金は、以下の4つの事業で構成されており、ご自身の経営課題に合わせて申請が可能です。事業ごとに申請期限が異なるため、ご注意ください。
1. 農業用機械導入支援
新たな農業用機械の導入を支援し、作業の効率化と省力化を促進します。
- 対象経費:新品の農業用機械の購入費など
- 補助金額:詳細は町の交付要綱をご確認ください。
- 申請期限:2025年6月27日
2. 農業用機械修繕支援
既存の農業用機械の維持管理をサポートし、長期的な利用を可能にします。
- 対象経費:2025年4月1日から2026年3月31日の間に行った農業用機械の修繕費
- 補助上限額:6万円(1農業経営体あたり2台まで)
- 申請期限:2026年3月31日
3. 牛糞堆肥散布支援
環境保全型農業の推進と土づくりを支援します。
- 対象経費:2025年4月1日から2026年3月31日の間に購入した堆肥の費用、散布機械のレンタル料など
- 補助上限額:15万円
- 申請期限:2026年3月31日
4. 花卉園芸継続支援
花卉農家の経営継続を後押しします。
- 対象経費:2025年度に収穫を行う園芸用種苗の費用、化学合成農薬低減のための費用など
- 補助上限額:10万円
- 申請期限:2026年1月31日
申請方法と問い合わせ先
申請を希望される方は、以下の手順で手続きを進めてください。
- 書類の入手:本山町公式サイトから、交付要綱や申請様式をダウンロードします。
- 書類の作成:申請書に必要事項を記入し、見積書や領収書など、事業ごとに定められた関係書類を準備します。
- 書類の提出:準備した書類一式を、下記の担当窓口へ提出します。
【申請・問い合わせ窓口】
本山町役場 まちづくり推進課 産業振興班
- 住所:〒781-3692 高知県長岡郡本山町本山636
- 電話番号:0887-76-3916
- FAX:0887-76-2943
- 公式サイト:https://www.town.motoyama.kochi.jp/
まとめ
「本山町営農継続総合対策事業費補助金」は、本山町の農業者が直面する多様な課題に対応するための心強い支援制度です。機械の導入や修繕による作業効率の向上、堆肥利用による持続可能な農業の実践など、経営改善に直結するメリットが多くあります。予算には限りがあるため、活用を検討されている方は、お早めに公式サイトで詳細を確認し、担当窓口へ相談することをおすすめします。この機会を最大限に活用し、事業のさらなる発展を目指しましょう。
対象者・対象事業
本山町内に住所を有する、認定農業者、認定新規就農者、集落営農団体、または経営耕作地面積30a以上・年間販売額50万円以上などの基準を満たす農業経営体(個人・法人問わず)。
必要書類(詳細)
公式サイトに掲載されている各事業の申請書、関係書類(詳細は公式サイトの別表2をご確認ください)。事業内容に応じて見積書や領収書などが必要となります。
対象経費(詳細)
【農業用機械導入支援】新品の農業用機械購入費
【農業用機械修繕支援】農業用機械の修繕費
【堆肥散布支援】堆肥の購入費、散布機械のレンタル料等
【花卉園芸継続支援】園芸用種苗費、化学合成農薬低減のための費用等
(詳細は公式サイトの別表1をご確認ください)