この記事のポイント
- 高知県津野町在住者向けに、住宅用太陽光発電・蓄電池・V2Hの導入費用を補助。
- 補助額は太陽光最大25万円、蓄電池最大50万円、V2H最大30万円。
- 申請期間は2025年5月1日から2026年1月30日までだが、13件程度の予算上限あり。
- 店舗兼住宅やカーポートへの設置も対象になるなど、利用しやすさが向上。
- 必ず交付決定通知を受け取った後に、業者と契約・工事を開始すること。
高知県津野町では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、「令和7年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金」を実施します。この制度は、ご家庭での再生可能エネルギー活用を促進し、電気代の削減や災害時の非常用電源確保に繋がる絶好の機会です。この記事では、補助金の詳細や申請方法を分かりやすく解説します。
補助金の概要(ひと目でわかる!基本情報)
まずは、本補助金の基本的な情報を表で確認しましょう。
| 補助金名 | 令和7年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金 |
|---|---|
| 実施機関 | 高知県津野町 |
| 受付期間 | 2025年5月1日(木)~ 2026年1月30日(金) |
| 補助件数 | 13件程度 ※予算がなくなり次第終了 |
| 対象者 | 津野町に住民票があり、条件を満たす個人 |
| 対象設備 | 自家消費型の住宅用太陽光発電設備、蓄電池設備、V2H充放電設備 |
| 公式情報 | 津野町公式サイト |
補助対象となる設備と補助金額
本補助金では、3種類の設備が対象となります。それぞれの補助金額を詳しく見ていきましょう。
1. 太陽光発電設備
発電した電気を家庭で消費する「自家消費型」の太陽光発電システムが対象です。
| 補助金額 | 1kWあたり5万円 |
|---|---|
| 上限額 | 25万円(最大5kW分) |
2. 蓄電池設備
太陽光発電でつくった電気を貯めておき、夜間や停電時に使用できる家庭用蓄電池が対象です。
| 補助金額 | 1kWhあたり5万円 |
|---|---|
| 上限額 | 50万円(最大10kWh分) |
3. V2H充放電設備
電気自動車(EV)を「走る蓄電池」として活用するためのV2H(Vehicle to Home)設備も対象です。
| 補助金額 | 指定の計算方法に基づき算出(下記参照) |
|---|---|
| 上限額 | 30万円 |
※V2Hの補助額は、1)国のV2H補助金上限額×0.4、または 2)V2H購入費(税抜)×0.2 のいずれか少ない方の金額となります。
あなたは対象?補助対象者の条件をチェック
補助金を受け取るには、以下のすべての要件を満たす必要があります。
- 対象設備(太陽光、蓄電池、V2H)を新たに導入する方。
- 実績報告日時点で、津野町の住民基本台帳に記録されている方。
- 発電した電力を、主に自宅で消費(自家消費)する方。
- 県税および町税などを滞納していない方。
- 高知県からの同様の補助金等で、不正受給をしていない方。
- 住宅の所有者でない場合は、所有者の承諾を得ている方。
【重要】申請前に知っておきたい注意点
⚠️ 必ずお読みください
- 契約は交付決定後に!
補助金の「交付決定通知書」が届く前に業者と契約・工事着手した場合は、補助対象外となります。 - 店舗兼住宅も対象に!
今年度から、店舗や事務所が併設された住宅も補助対象となりました。 - 設置場所が拡大!
住宅の屋根だけでなく、同一敷地内にある倉庫やカーポートの上への設置も対象です。 - 先着順です!
受付期間内でも、予算(13件程度)に達した時点で受付終了となります。検討中の方はお早めに準備を進めましょう。
申請から補助金受け取りまでの流れ(5ステップ)
申請は以下のステップで進みます。特に、契約のタイミングにご注意ください。
- 事前準備・相談
設置業者に見積もりを依頼し、申請書類を準備します。不明点は津野町産業課へ相談しましょう。 - 補助金交付申請
必要書類を揃えて、津野町産業課の窓口へ提出します。 - 交付決定通知
町から「交付決定通知書」が郵送されます。この通知を受け取るまで、絶対に契約や工事を始めないでください。 - 事業の実施(契約・工事)
交付決定後、業者と正式に契約し、設備の設置工事を行います。 - 実績報告と請求
工事完了後、指定の期日までに実績報告書と請求書を提出します。 - 補助金の交付
書類審査後、指定した口座に補助金が振り込まれます。
申請書類のダウンロード
申請に必要な書類は、津野町の公式サイトからダウンロードできます。Word版とPDF版が用意されています。
この他にも、見積書や工事契約書の写し、設置場所の図面、着工前の写真などが必要です。詳細は公式サイトの交付要綱をご確認ください。
まとめ:津野町で賢くエコな暮らしを始めよう!
「津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金」は、初期費用を大幅に抑えて、太陽光発電や蓄電池のある生活をスタートできる大きなチャンスです。電気代の節約はもちろん、災害時の安心にも繋がります。
補助件数が13件程度と限られているため、早めの情報収集と準備が成功のカギとなります。まずは設置業者に相談し、見積もりを取得することから始めてみてはいかがでしょうか。
対象者・対象事業
津野町に住民票があり、自家消費目的で住宅(店舗兼住宅含む)に太陽光発電設備等を導入する個人。税金の滞納がないことなどが条件。
必要書類(詳細)
補助金交付申請書、同意書兼誓約書、工事請負契約書の写し、経費の内訳がわかる見積書の写し、設置場所の案内図、配置図、平面図、設備の仕様がわかる書類(カタログ等)、着工前の現況写真、町税等の滞納がない証明書など。詳細は公式の交付要綱を確認してください。
対象経費(詳細)
自家消費を行う太陽光発電設備、蓄電池設備、V2H充放電設備の購入費および設置工事費(消費税及び地方消費税を除く)。
対象者・対象事業
津野町に住民票があり、自家消費目的で住宅(店舗兼住宅含む)に太陽光発電設備等を導入する個人。税金の滞納がないことなどが条件。
必要書類(詳細)
補助金交付申請書、同意書兼誓約書、工事請負契約書の写し、経費の内訳がわかる見積書の写し、設置場所の案内図、配置図、平面図、設備の仕様がわかる書類(カタログ等)、着工前の現況写真、町税等の滞納がない証明書など。詳細は公式の交付要綱を確認してください。
対象経費(詳細)
自家消費を行う太陽光発電設備、蓄電池設備、V2H充放電設備の購入費および設置工事費(消費税及び地方消費税を除く)。
対象者・対象事業
津野町に住民票があり、自家消費目的で住宅(店舗兼住宅含む)に太陽光発電設備等を導入する個人。税金の滞納がないことなどが条件。
必要書類(詳細)
補助金交付申請書、同意書兼誓約書、工事請負契約書の写し、経費の内訳がわかる見積書の写し、設置場所の案内図、配置図、平面図、設備の仕様がわかる書類(カタログ等)、着工前の現況写真、町税等の滞納がない証明書など。詳細は公式の交付要綱を確認してください。
対象経費(詳細)
自家消費を行う太陽光発電設備、蓄電池設備、V2H充放電設備の購入費および設置工事費(消費税及び地方消費税を除く)。