東京都では、都内に在住する18歳以下の子どもに対し、一人当たり月額5,000円(年額最大6万円)を支給する「018サポート」を2025年度(令和7年度)も継続して実施しています。この給付金は、子どもたちの学びや育ちを切れ目なくサポートし、「子育てしやすい東京」の実現を目指すものです。この記事では、018サポートの対象者、申請方法、支給時期などを分かりやすく解説します。
018サポートの概要
まずは、制度の全体像を把握しましょう。所得制限はなく、都内に住む18歳以下の子どもがいる家庭が対象となる、非常に重要な支援策です。
項目 | 内容 |
---|---|
制度名 | 東京都018サポート |
実施主体 | 東京都 |
支給額 | 子ども一人当たり 月額5,000円(年額最大6万円) |
対象者 | 0歳から18歳までの都内在住の子ども |
所得制限 | なし |
申請方法 | オンライン申請、郵送申請 |
対象となる方(対象者)
2025年度(令和7年度)分の給付金は、以下の両方に該当する子どもが対象です。
- 年齢:0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある方
- 住所:令和7年度中に都内に住所を有する又は有していた方(原則として各月1日時点の在住状況で判断)
年度の途中で出生した方、都内に転入した方、都外へ転出した方も、在住月数に応じて対象となります。
支給額と支給時期
支給額
支給額は、子ども一人当たり月額5,000円です。都内に在住している(または、していた)月数に応じて支給されます。
支給時期(令和7年度予定)
令和7年度の支給は、年3回に分けて行われる予定です。
支給時期 | 対象期間 | 支給額(最大) |
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令和7年8月 | 4月~7月分 | 20,000円 |
令和7年12月 | 8月~11月分 | 20,000円 |
令和8年4月 | 12月~3月分 | 20,000円 |
【重要】過去の申請について
既に018サポートを申請・受給済みの場合、原則として改めての申請は不要です。ただし、都が受給資格を確認できない場合などには、書類提出を求められることがあります。
申請方法と必要書類
申請は主にオンラインで行います。マイナンバーカードがあると、より簡単・便利に手続きが可能です。
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1
オンライン申請
「東京都018サポートポータルサイト」から申請します。2つの方法があります。
- マイナンバーカードで新規申請:親子ともにマイナンバーカードがあり、公金受取口座を登録している場合に利用可能。書類添付が省略でき、最も簡単です。
- その他の方法での新規申請:マイナンバーカードがない場合や、親子が別世帯の場合などはこちらから申請します。
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2
必要書類の準備
「その他の方法」で申請する場合、以下の書類が必要です。
- 申請者の本人確認書類:マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど。
- 申請者と子どもの家族関係確認書類:子どもの医療証、健康保険証、住民票の写しなど。
- 振込口座確認書類:通帳やキャッシュカードの写しなど。
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3
郵送での申請
オンライン申請が難しい場合は、郵送でも申請可能です。専用の申請書類が必要なため、下記のコールセンターに連絡して取り寄せてください。
注意すべきポイント
詐欺にご注意ください!
東京都の職員などを名乗り、ATMの操作をお願いしたり、手数料の振込を求めたりすることは絶対にありません。不審な電話やメールには十分ご注意ください。公式サイトのURLが「metro.tokyo.lg.jp」で終わっていることを必ず確認しましょう。
- 課税について:この給付金は子どもの所得となります。他に収入がなければ課税されませんが、アルバイト収入などがある場合は課税対象となる可能性があります。
- 生活保護世帯:生活保護を受給している世帯の場合、この給付金は収入として認定されません。
- 令和6年度分の申請:令和6年度分の申請は令和8年3月15日まで受け付けています。まだ申請していない方は、令和7年度分とあわせて手続きが可能です。
お問い合わせ先
申請に関する不明点や相談は、専用のコールセンターで受け付けています。