宮城県のタクシー事業者様へ！ユニバーサルデザインタクシー導入で最大100万円補助
宮城県では、高齢者や車いす使用者、子育て世代など、誰もが快適に利用できる「ユニバーサルデザイン（UD）タクシー」の普及を促進するため、車両購入費用の一部を補助する制度を実施しています。この機会に、より多くの人が利用しやすいタクシーサービスを提供し、事業の拡大を目指しませんか？
この補助金の3つのポイント
- ✔ 最大100万円の補助：車両購入費用の1/3以内、最大100万円が補助されます。
- ✔ タクシー・リース事業者が対象：宮城県内のタクシー事業者およびリース事業者が申請可能です。
- ✔ 県内生産車両に限定：対象は「ジャパンタクシー」と「シエンタウェルキャブ仕様」です。
補助金の概要
本補助金の詳細な情報を以下の表にまとめました。申請前に必ずご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金名 | 宮城県ユニバーサルデザインタクシー普及促進事業費補助金 |
| 実施機関 | 宮城県 経済商工観光部 自動車産業振興室 |
| 申請受付期間 | 令和7年5月1日（木）～ 令和8年1月30日（金） ※予算がなくなり次第、受付を終了します。 |
| 目的 | 誰もが利用しやすいUDタクシーの普及を促進し、県内の自動車関連産業の振興を図る。 |
補助対象事業者
以下のいずれかに該当し、かつ指定の要件をすべて満たす事業者が対象です。
- タクシー事業者：一般乗用旅客自動車運送事業者（福祉輸送事業限定事業者を除く）
- リース事業者：一般乗用旅客自動車運送事業者に車両を貸与する者
【主な要件】
- 県内に住所または事業所を有すること
- 全ての県税に未納がないこと
- 暴力団関係者でないこと
※リース事業者が申請する場合は追加条件があります。詳細は「補助事業実施の手引き」をご確認ください。
補助対象車両・経費
補助の対象となるのは、UDタクシーの車両本体の購入費用（消費税等を除く）です。ただし、車両は以下の要件をすべて満たす必要があります。
- 国の「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領」に基づく認定車両であること
- 宮城県内で生産された車両であること（ジャパンタクシー、シエンタウェルキャブ仕様）
- 宮城県内に使用の本拠を置く車両であること
- タクシー事業用に使用する車両であること
- 新規登録された車両であること
- 過去に本補助金の交付を受けていない車両であること
補助額の詳細
補助額は、補助対象経費に1/3を乗じた額以内で、補助限度額は車両の認定レベルや国の補助金の受給状況によって異なります（千円未満切り捨て）。
| 認定レベル | 区分 | 補助限度額 | |
|---|---|---|---|
| レベル1 レベル2 |
(ジャパンタクシー) | 国の補助を受けない場合（県単独） | 80万円 |
| 国の補助を受ける場合（国庫上乗せ） | 40万円 | ||
| レベル準1 | (シエンタウェルキャブ仕様) | 国の補助を受けない場合（県単独） | 60万円 |
| 国の補助を受ける場合（国庫上乗せ） | 40万円 | ||
【特例加算あり】
国の補助金（地域公共交通確保維持改善事業費補助金）の交付要件を満たし申請したものの、予算等の都合で交付決定を受けられなかった車両に限り、補助額が20万円加算されます。これにより、県単独補助の限度額は最大100万円となります。詳細はお問い合わせください。
申請手続きの流れ
- ステップ1：申請準備
公式サイトから「補助事業実施の手引き」や申請様式をダウンロードし、必要書類を準備します。 - ステップ2：交付申請
必要書類を揃え、受付期間内に原則郵送で提出します。（配達記録が残る方法を推奨） - ステップ3：交付決定
県が申請内容を審査し、交付決定通知書が送付されます。 - ステップ4：車両の導入・支払い
交付決定後に、車両の発注、登録、代金の支払いを行います。 - ステップ5：実績報告
事業完了後、実績報告書を提出します。 - ステップ6：補助金の交付
県が実績報告書を審査し、補助金額が確定。その後、指定口座に補助金が振り込まれます。
重要：申請のタイミングについて
原則として、車両の導入（発注、登録、支払い等）の前に補助金の交付申請を行い、県の交付決定を受ける必要があります。交付決定前に事業に着手する必要がある場合は、必ず事前に「交付決定前着手届」を提出してください。
主な必要書類
- 補助金交付申請書（様式第1号）
- 事業計画書（様式第1号別紙1）
- 研修計画等申告書（様式第1号別紙2）
- 誓約書（様式第1号別紙3）
- 役員等名簿（様式第1号別紙4）
- 車両代金見積書の写し
- 登記事項証明書（法人の場合）または住民票の写し（個人の場合）
- 県税の納税証明書
- 補助対象車両のUDタクシー認定書の写し
※リース事業者の場合や国の補助を受ける場合など、状況によって追加書類が必要です。必ず手引きをご確認ください。
まとめ
「宮城県ユニバーサルデザインタクシー普及促進事業費補助金」は、社会貢献と事業成長を両立できる絶好の機会です。高齢化が進む中で、誰もが安心して利用できる交通インフラの需要はますます高まっています。この補助金を活用して最新のUDタクシーを導入し、サービスの質向上と顧客層の拡大を実現しましょう。申請期間には限りがあり、予算上限に達し次第終了となりますので、お早めの準備をおすすめします。
申請書類の提出先・お問い合わせ先
〒980-8570
仙台市青葉区本町三丁目8番1号（宮城県行政庁舎14階北側）
宮城県経済商工観光部 自動車産業振興室 企画班
UDタクシー補助事業担当
Tel：022-211-2724
受付時間：月曜日～金曜日 午前9時～午後5時（祝祭日・年末年始を除く）
対象者・対象事業
宮城県内に営業所を有するタクシー事業者（一般乗用旅客自動車運送事業者）及び、タクシー事業者に車両を貸与するリース事業者。県税の未納がないこと等の要件を満たす必要があります。
必要書類（詳細）
補助金交付申請書, 事業計画書, 研修計画等申告書, 誓約書, 役員等名簿, 貸与料金算定根拠明細書（リース事業者のみ）, 車両代金見積書の写し, 国の交付決定通知の写し（該当者のみ）, 登記事項証明書（法人）または住民票の写し（個人）, 県税の納税証明書, UDタクシー認定書の写し, その他知事が必要と認める書類
対象経費（詳細）
ユニバーサルデザインタクシーの車両本体の購入に要する経費（消費税及び地方消費税に相当する額を除く）。対象車両は、国の「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領」に基づく認定を受け、かつ県内で生産された車両（ジャパンタクシー、シエンタウェルキャブ仕様）に限る。
対象者・対象事業
宮城県内に営業所を有するタクシー事業者（一般乗用旅客自動車運送事業者）及び、タクシー事業者に車両を貸与するリース事業者。県税の未納がないこと等の要件を満たす必要があります。
必要書類（詳細）
補助金交付申請書, 事業計画書, 研修計画等申告書, 誓約書, 役員等名簿, 貸与料金算定根拠明細書（リース事業者のみ）, 車両代金見積書の写し, 国の交付決定通知の写し（該当者のみ）, 登記事項証明書（法人）または住民票の写し（個人）, 県税の納税証明書, UDタクシー認定書の写し, その他知事が必要と認める書類
対象経費（詳細）
ユニバーサルデザインタクシーの車両本体の購入に要する経費（消費税及び地方消費税に相当する額を除く）。対象車両は、国の「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領」に基づく認定を受け、かつ県内で生産された車両（ジャパンタクシー、シエンタウェルキャブ仕様）に限る。