倶知安町の雪対策リフォームで最大50万円!「定住化促進のための住宅改修補助金」を徹底解説
北海道倶知安町は、道内でも有数の豪雪地帯。冬の厳しい雪は、住宅の老朽化を早め、雪かきなどの負担も大きいですよね。「雪の心配なく、このまま倶知安町で安心して暮らし続けたい…」そんな町民の皆様を支援するため、倶知安町では雪対策のための住宅リフォーム費用の一部を補助する制度を実施しています。
この記事では、「定住化促進のための住宅改修補助金」について、対象者や対象工事、申請方法などを分かりやすく解説します。賢く制度を活用して、快適で安全な住まいを実現しましょう。
この補助金のポイント
- ✔補助額: 工事費用の10分の2、上限50万円
- ✔対象工事: 屋根の改修、カーポート設置、ロードヒーティングなど雪対策に特化
- ✔条件: 町内の事業者に工事を発注すること
- ✔目的: 豪雪地帯でも住み慣れた地域で快適に暮らし続けるための支援
補助金の概要
制度名 | 雪対策のための住宅リフォーム支援について(定住化促進のための住宅改修補助金) |
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実施自治体 | 北海道虻田郡倶知安町 |
補助額 | 対象工事費用の10分の2に相当する額(上限50万円) ※1,000円未満の端数切捨て |
申請期間 | 2025年4月1日~ ※予算がなくなり次第終了となるため、早めの申請をおすすめします。 |
問い合わせ先 | 建設課 住宅係(電話: 0136-56-8009) |
あなたは対象?補助対象者の4つの条件
補助金を受け取るには、以下の4つの要件をすべて満たす必要があります。
- 倶知安町に住民登録していること。
- 改修する住宅の所有者であり、実際に住んでいること。
(または、工事完了後すぐに住むことが確実であること) - 世帯全員が市町村税を滞納していないこと。
- 改修工事を倶知安町内の事業者に発注すること。
どんな工事が対象?補助対象リフォーム一覧
補助の対象となるのは、雪問題の解消を目的とした工事です。具体的な工事内容は以下の通りです。
工事内容 | 備考・注意点 |
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屋根、外壁の改修 | 屋根材の葺替え、外壁材の取替えが対象。 ※塗装工事のみは対象外 |
屋根に設置する雪止め、屋根融雪ヒーター、雪庇防止金物 | |
風除室、雁木の増改築及び新設 | 雁木:非木造の既製品は対象外 |
車庫(カーポートを含む)の新設及び増改築 | 別棟での設置も対象。 ※非木造の既製品は対象外 |
住宅組込の物置の設置 | 灯油タンク、プロパン庫等の付属物は対象。 ※非木造の既製品は対象外 |
ロードヒーティング、融雪槽の設置 | |
開口部(窓など)の雪対策 | 断熱向上を目的とした内容は対象外 |
⚠️ 注意:対象外となる工事
上記の工事であっても、介護保険や障害者自立支援法、その他国や北海道などから補助金を受ける工事費用は対象外となりますのでご注意ください。
申請から受給までの6ステップ
補助金の申請は、必ず工事の着工前に行う必要があります。以下の流れを参考に、計画的に進めましょう。
事前相談・業者選定
まずは役場の担当窓口に相談し、計画している工事が補助対象になるか確認しましょう。その後、町内のリフォーム業者に見積もりを依頼します。
交付申請書の提出【工事着工前】
必要書類(交付申請書、見積書、現況写真など)を揃えて、役場に提出します。書類は倶知安町の公式ウェブサイトからダウンロードできます。
交付決定通知
町で審査が行われ、補助金の交付が決定すると「交付決定通知書」が届きます。この通知を受け取ってから工事を開始してください。
工事の契約・着工
業者と正式に契約し、工事を開始します。「着手届」の提出も忘れずに行いましょう。工事中の写真も記録しておくと安心です。
工事完了・実績報告
工事が完了したら、業者に費用を支払います。その後、「完了届」や領収書の写し、工事後の写真などを添えて実績報告書を提出します。
補助金の交付
実績報告書の内容が審査され、問題がなければ補助金額が確定し、指定した口座に補助金が振り込まれます。
まとめ
倶知安町の「定住化促進のための住宅改修補助金」は、豪雪地帯ならではの住まいの悩みを解決するための心強い制度です。カーポートの設置や屋根の葺き替えなど、大きな費用がかかる雪対策リフォームを検討している方は、ぜひこの機会に活用を検討してみてはいかがでしょうか。
申請は工事着工前が鉄則です。まずは倶知安町の担当窓口に相談し、信頼できる町内の業者に見積もりを依頼することから始めましょう。