詳細情報
宇部市中小企業等DX推進事業費補助金(DXモデル枠/一般枠)とは?
中小企業の皆様、デジタル技術の導入、進んでいますか?「DXって何から始めればいいの?」「費用が高くて手が出せない…」そんなお悩みを抱えていませんか?宇部市では、市内中小企業のDX推進を強力に後押しするため、最大400万円の補助金をご用意しています。この補助金を活用して、業務効率化、生産性向上、そして新たなビジネスモデルの創出を実現しましょう!
助成金の概要
正式名称:令和7年度 宇部市中小企業等DX推進事業費補助金(DXモデル枠/一般枠)
実施組織:宇部市
目的・背景:市内中小企業者のビジネスモデル変革、生産性向上を図るため、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する事業を支援します。特に、Y-BASE宇部ブランチとの連携によるハンズオン支援を通じて、より効果的なDX推進を目指します。
対象者の詳細:宇部市内に活動拠点を有し、今後も事業を継続する意思のある中小企業者及び小規模企業者。
補助対象となるDXの取り組み例
- AI画像分析によるコーヒー豆の自動選別
- 口腔内スキャナー、ミリングマシン、3Dプリンターを用いた歯冠や装置の作成
- 液状化被害予測数値解析ソフトを活用した耐震解析ソリューション事業
- アプリによる診察予約、クラウドでの予約管理とSMS検診案内
- ドローンを活用した屋根、外壁の点検事業
- 医療機器、超少量多品種生産に向けた生産計画構築システムの導入
助成金額・補助率
補助金は、DXモデル枠と一般枠で金額が異なります。
| 枠 | 補助率 | 補助上限額 | 補助申請下限額 |
|---|---|---|---|
| DXモデル枠 | 補助対象経費の2/3以内 | 400万円 | 100万円 |
| 一般枠 | 補助対象経費の2/3以内 | 100万円 | 30万円 |
計算例:
- DXモデル枠:総事業費600万円の場合、補助金は最大400万円(600万円 × 2/3 = 400万円)
- 一般枠:総事業費150万円の場合、補助金は最大100万円(150万円 × 2/3 = 100万円)
対象者・条件
以下の条件を満たす中小企業者及び小規模企業者が対象となります。
- 宇部市内に活動拠点を有すること
- 今後も事業を継続する意思を有すること
- 中小企業基本法に規定する中小企業者または小規模企業者であること
- 公序良俗に反する事業を行っていないこと
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に定める風俗営業等の事業を行っていないこと
- 宗教活動または政治活動を主たる目的としていないこと
- 宇部市から競争入札参加資格者の指名停止措置を受けていないこと
- 暴力団員による不当な行為等の防止等に関する法律に規定する暴力団等と関係がないこと
- 市税の滞納がないこと
具体例:
- 宇部市内で飲食店を経営している中小企業
- 宇部市内に本社を置くIT企業
- 宇部市内で製造業を営む小規模企業
補助対象経費
補助対象となる経費は、以下の通りです。
- 機械装置製作・購入費
- 機械装置等の製作・設置に必要な工事費
- 機械装置の保守に要する経費
- データ分析、ソフトウェア、設計等の請負外注費
- 外部専門家等から技術的指導を受ける場合に要する経費(謝金、旅費等)
- 運搬料、宅配・郵送料等
- クラウド利用料やソフトウェア利用料
- その他市長が必要と認める経費
対象外経費:
- 補助金の交付決定日前に発注、購入、契約したもの
- 事務所等に係る家賃、保証金、敷金、仲介手数料及び光熱水費
- 電話代、インターネット利用料金等の通信費(クラウド利用費に含まれる附帯経費を除く。)
- 汎用性があり、目的外使用となり得るもの(事務処理用のPC関連、スマートフォン、タブレット端末、プリンタ、デジタル複合機等)
- 事務用品等の消耗品費、雑誌購読料、新聞代及び団体等の会費
- 飲食、奢侈、娯楽、接待等の費用
- 自動車等車両の購入費、修理費及び車検費用並びに不動産の購入費
- 税務申告、決算書作成等のために税理士、公認会計士等に支払う費用及び訴訟等のための弁護士費用
- 公租公課(消費税及び地方消費税等)
- 補助金事業計画等の書類作成及び送付に係る費用
- 中古市場において、その価格設定の適正性が明確でない中古品の購入費
- 設置場所の整備工事又は基礎工事に係る費用
- 公的な資金の用途として社会通念上不適切と認められる経費
申請方法・手順
申請は、以下の手順で行います。
- 交付要綱及び実施要領を確認
- 申請様式をダウンロードし、必要事項を記入
- 必要書類を準備
- 申請書を持参または郵送で提出
必要書類:
- 宇部市中小企業等DX推進事業費補助金交付申請書【様式第1号】
- 事業計画書【別紙1(様式第1号関連)】
- 経費明細書【別紙2(様式第1号関連)】
- 誓約書【別紙3(様式第1号関連)】
- 積算金額の根拠書類(見積書、価格表等)
- 申請者の業種及び主たる事業がわかる資料(会社概要等)
- 直近1期分の決算書(貸借対照表、損益計算書のみ)
- 登記簿謄本又は登記事項全部証明書(個人事業主の場合は住民票)
- 市税に滞納がないことの証明書
申請期限:
- 一般枠:令和7年6月6日(金曜日)~令和7年8月29日(金曜日)
- DXモデル枠:令和7年6月6日(金曜日)~令和7年9月30日(火曜日)
提出先:
〒755-0045 宇部市中央町三丁目10番12号 Y-BASE宇部ブランチ(うべスタートアップ)宛て
採択のポイント
採択されるためには、以下のポイントを押さえましょう。
- 事業計画の具体性・実現可能性
- DXによる効果(生産性向上、コスト削減等)の明確性
- 宇部市の産業振興への貢献度
- Y-BASE宇部ブランチとの連携
申請書作成のコツ:
- 数値目標を具体的に記載する
- 図や表を用いてわかりやすく説明する
- 専門用語はわかりやすく解説する
- Y-BASE宇部ブランチに相談する
よくある質問(FAQ)
- Q: 補助金の申請は初めてですが、大丈夫でしょうか?
A: はい、大丈夫です。Y-BASE宇部ブランチでは、申請書作成の支援を行っていますので、お気軽にご相談ください。 - Q: 複数の事業について申請できますか?
A: いいえ、複数の事業について申請することはできません。 - Q: 補助対象となる経費はいつからいつまでですか?
A: 交付決定日以降に契約し、令和8年2月末日までに完了する事業が対象です。 - Q: 見積書は必ず必要ですか?
A: はい、積算金額の根拠となる見積書、価格表等は必ず提出してください。 - Q: 申請書は返却されますか?
A: いいえ、提出された申請書等は返却されません。
まとめ・行動喚起
宇部市中小企業等DX推進事業費補助金は、市内中小企業のDX推進を強力にサポートする制度です。この機会を逃さず、ぜひ申請をご検討ください。まずは、Y-BASE宇部ブランチにご相談いただき、申請に向けた準備を始めましょう!
お問い合わせ先:
産業経済部 成長産業創出課
電話番号:0836-34-8531 / 0836-34-8118