はじめに:日田市の地域活動を力強くサポートする補助金制度
大分県日田市では、市民が主役のまちづくりを推進するため、多種多様な補助金・助成金制度を用意しています。「自分たちの地域をもっと良くしたい」「新しい活動を始めたい」そんな想いを実現するための心強い味方です。この記事では、特に自治会活動や市民団体の取り組み、防犯対策に活用できる主要な補助金を、専門家が分かりやすく徹底解説します。
この記事でわかること
- 自治会や班で使える「自治会活動等推進事業補助金」の詳細
- 市民団体や若者グループ向けの「まちづくり活動推進事業補助金」のポイント
- 防犯カメラや防犯灯の設置に使える補助金情報
- 申請の基本的な流れと注意点
1. 自治会・班向け!地域インフラを整える「自治会活動等推進事業補助金」
市民が安全で安心して暮らせるまちづくりを目指し、自治会や班が主体的に行う生活環境の整備事業を支援する補助金です。防犯灯の設置から公民館の改修まで、幅広い事業が対象となります。
補助対象事業と補助率一覧
この補助金の魅力は、最大補助上限額が450万円と高く、多様な経費が対象となる点です。主な対象経費と補助率は以下の通りです。
| 補助対象経費 | 補助率 |
|---|---|
| 防犯灯設置に要する経費 | 7割以内 |
| 公民館のバリアフリー化(手すり設置、トイレ洋式化) | 7割以内 |
| 公民館の耐震診断(昭和56年以前建設) | 7割以内 |
| 火災・自然災害による地域共有施設の被害復旧 | 7割以内 |
| 防犯カメラの設置(上限50万円) | 5割以内 |
| 広報施設の設置 | 5割以内 |
| 公民館の新築、増改築、修繕など | 5割以内 |
| コミュニティ広場の新設、改良 | 5割以内 |
| 救命救急器具(AED)の購入 | 5割以内 |
| 道路新設、改良、交通安全施設整備 | 4割以内 |
申請のスケジュール
この補助金は、事業実施の前年度に計画を提出する必要があります。スケジュールをしっかり確認しましょう。
- 1事業計画の申込(前年度 7月~8月)
市から各自治会に送付される次年度の事業計画書(申込書)を、自治会を通して提出します。
- 2補助金申請(事業実施年度)
対象事業の決定後、市から送付される申請書に必要書類を揃え、自治会を通して提出します。
⚠️ 注意点
申請は自治会を通して行います。まずはご自身の所属する自治会の役員の方にご相談ください。また、申込時期が前年度の夏と早いため、計画的な準備が重要です。
2. 市民団体・若者向け!地域の課題解決を支援「まちづくり活動推進事業補助金」
市民団体などが自主的・自発的に行う、地域の課題解決につながる公益的な新規事業を支援する補助金です。特に、若者のチャレンジを応援する枠が設けられているのが特徴です。
「一般枠」と「若者チャレンジ枠」の比較
| 区分 | 一般枠 | 若者チャレンジ枠 |
|---|---|---|
| 対象団体 | 3人以上で構成する公益活動団体 | 16~39歳の若者が主体の3人以上の団体(20歳以上が1人必要) |
| 補助率 | 4/5以内 | 10/10以内 |
| 上限額 | 50万円 | 25万円 |
| 対象事業 | 地域課題解決につながる公益的な新規事業(協働担当課とともに取り組む) | 若者の柔軟な発想による、まちの活性化や人材育成につながる事業 |
| 対象地域 | 市内(各振興局・振興センター管内を除く) | 市内全域 |
⚠️ 注意点
営利活動、政治活動、宗教活動は対象外です。また、市の他の補助金との併用はできません。各振興局・振興センター管内の団体は「周辺地域活性化対策事業費補助金」が対象となる場合がありますので、別途お問い合わせください。
申請方法と時期
申請は4月から随時受け付けており、先着順で審査されます。予算には限りがあるため、早めの相談・申請がおすすめです。事業実施の1ヶ月前までには申請を完了させ、印刷物の発注など予算執行前には交付決定を受けておく必要があります。
3. まさかの時に備える!防犯関連の補助金
日田市では、地域の安全を守るための防犯関連の補助金も充実しています。特に高齢者を狙った特殊詐欺対策は重要なテーマです。
日田市特殊詐欺等被害防止対策推進事業
- 対象者: 満65歳以上の方、またはその方と同一世帯の方
- 対象機器: 警告・自動録音機能や迷惑電話判別機能を持つ電話機または外付け機器
- 補助率・上限額: 設置費用の3分の2以内(上限10,000円)
- 申請期間: 2025年4月1日~2026年1月31日
まとめ:補助金を活用して、より良い日田市を創ろう
日田市には、地域の課題解決や活性化に向けた市民の自主的な活動を後押しする、手厚い補助金制度が整っています。今回ご紹介した補助金はほんの一部です。ご自身の活動に合う制度があるか、まずは市の担当課に相談してみてはいかがでしょうか。これらの制度を賢く活用し、みんなで力を合わせてより安全で魅力的な日田市を創っていきましょう。
お問い合わせ先
【自治会活動等推進事業・まちづくり活動推進事業に関すること】
日田市 地域振興部 地域振興課
地域活動支援係 / 市民協働・男女共同参画推進係
- 住所: 〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所6階)
- 電話番号: 0973-22-7515(直通)
- ファックス番号: 0973-22-8324
対象者・対象事業
日田市内の自治会、班、市民活動団体(3人以上)、若者団体(16~39歳が主体)など、各事業の要件を満たす団体・個人。
必要書類(詳細)
事業計画書、申請書、収支予算書、見積書、団体の規約、構成員名簿など。詳細は各補助金の手引きや公式サイトをご確認ください。
対象経費(詳細)
広報施設設置費、防犯灯・防犯カメラ設置費、道路改良費、公民館の新築・改修費、バリアフリー化工事費、耐震診断費、AED購入費、会議用備品購入費など、各事業で定められた経費が対象です。
対象者・対象事業
日田市内の自治会、班、市民活動団体(3人以上)、若者団体(16~39歳が主体)など、各事業の要件を満たす団体・個人。
必要書類(詳細)
事業計画書、申請書、収支予算書、見積書、団体の規約、構成員名簿など。詳細は各補助金の手引きや公式サイトをご確認ください。
対象経費(詳細)
広報施設設置費、防犯灯・防犯カメラ設置費、道路改良費、公民館の新築・改修費、バリアフリー化工事費、耐震診断費、AED購入費、会議用備品購入費など、各事業で定められた経費が対象です。
対象者・対象事業
日田市内の自治会、班、市民活動団体(3人以上)、若者団体(16~39歳が主体)など、各事業の要件を満たす団体・個人。
必要書類(詳細)
事業計画書、申請書、収支予算書、見積書、団体の規約、構成員名簿など。詳細は各補助金の手引きや公式サイトをご確認ください。
対象経費(詳細)
広報施設設置費、防犯灯・防犯カメラ設置費、道路改良費、公民館の新築・改修費、バリアフリー化工事費、耐震診断費、AED購入費、会議用備品購入費など、各事業で定められた経費が対象です。