この補助金のポイント
- 札幌市民が対象!太陽光発電や蓄電池の導入費用を補助。
- 太陽光と蓄電池の組み合わせで最大21.9万円の補助!
- 第2回募集は2025年11月5日(水)まで!予算超過の場合は抽選。
- 防災対策や光熱費削減に繋がり、環境にも優しい暮らしを実現できます。
札幌市では、地球温暖化対策と防災強化の一環として、市民が再生可能エネルギー機器や省エネルギー機器を導入する際の費用を一部補助する「再エネ省エネ機器導入補助金制度」を実施しています。この記事では、2025年度の補助金制度について、対象機器や補助金額、申請方法などを分かりやすく解説します。
2025年度 札幌市 再エネ・省エネ機器導入補助金の概要
まずは、補助金制度の全体像を把握しましょう。基本的な情報を以下の表にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
補助制度名 | 札幌市 再エネ省エネ機器導入補助金制度 |
対象者 | 札幌市内に居住(または予定)し、対象機器を自ら購入・設置する個人 |
対象機器 | 太陽光発電、定置用蓄電池、エネファーム、地中熱ヒートポンプ、ペレットストーブ |
募集期間(第2回) | 2025年9月1日(月) ~ 11月5日(水) ※郵送必着 |
申請方法 | 郵送 |
決定方法 | 応募額が予算を超過した場合、抽選 |
問い合わせ先 | 再エネ省エネ機器導入補助金受付係 電話番号:011-700-0699(平日10:00~17:30) |
補助対象機器と補助金額の詳細
補助対象となる各機器の補助金額と、主な要件を詳しく見ていきましょう。要件を満たさないと補助対象外となるため、設置前に必ず確認してください。
太陽光発電
補助金額 | 1kWあたり2万円(上限 13万9千円) |
主な要件 |
|
定置用蓄電池
補助金額 | 1kWhあたり2万円(上限 8万円) |
主な要件 |
|
その他の対象機器
機器名 | 補助金額(定額) |
---|---|
エネファーム(家庭用燃料電池) | 8万円 |
地中熱ヒートポンプシステム | 20万円 |
ペレットストーブ | 5万円 |
注意点
LED照明や薪ストーブなど、上記に記載のない機器は補助対象となりません。また、すべての機器において2025年2月8日以降に設置完了した未使用品が対象です。
申請スケジュール
2025年度の募集は2回に分けて実施されます。現在、第2回の募集中です。
募集回 | 募集期間(郵送必着) | 抽選予定日 | 状況 |
---|---|---|---|
第1回 | 2025年5月7日~7月9日 | 2025年7月23日 | 募集終了 |
第2回 | 2025年9月1日~11月5日 | 2025年11月19日 | 募集中 |
※応募額が予算を超過しない場合は抽選は行われず、全員が補助金交付予定者となります。
※第2回募集終了後、予算に余剰がある場合は先着順で追加募集が行われる可能性があります。
申請から補助金受給までの流れ
補助金を受け取るまでの手続きは、大きく4つのステップに分かれます。
- ステップ1:申込書の郵送
申込書(様式1)に必要事項を記入し、募集期間内に受付窓口へ郵送します。 - ステップ2:抽選・結果通知
応募多数の場合は抽選が行われ、「補助金受領予定者」が決定します。結果は申込者全員に通知されます。 - ステップ3:機器の設置と完了報告
対象機器を設置後、期限内に「補助金交付申請兼完了届(様式2)」と必要書類を提出します。 - ステップ4:補助金の交付
提出書類の審査後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
申請に必要な主な書類
完了報告時に提出が必要な主な書類は以下の通りです。事前に準備を進めておくとスムーズです。
- 補助金交付申請兼完了届(様式2)
- 申請者の住民票の写し、運転免許証の写し、またはマイナンバーカード表面の写しのいずれか1つ
- 費用の内訳がわかる書類(見積書など)
- 新品であることを証明できる書類(保証書の写しなど)
- 機器の設置写真
- 補助金の振込先口座がわかる書類(通帳の写しなど)
- (太陽光・エネファームの場合)札幌市エコエネクラブ入会申込書
- アンケート
※申請する機器によって追加で必要な書類があります。詳細は必ず公式サイトでご確認ください。
まとめ:賢く補助金を活用しよう!
札幌市の「再エネ省エネ機器導入補助金制度」は、初期費用を抑えて環境に優しい設備を導入できる絶好の機会です。特に太陽光発電と蓄電池のセット導入は、光熱費削減だけでなく、停電時の備えとしても非常に有効です。
第2回の募集期間は限られていますので、導入を検討している方は早めに準備を始めましょう。まずは公式サイトで詳細な要件を確認し、施工業者に見積もりを依頼することから始めてみてはいかがでしょうか。