詳細情報
森町にお住まいの皆様へ。老朽化した空き家の解体費用にお困りではありませんか？森町では、町民の安全な生活環境を守るため、危険な空き家の解体費用を補助する制度があります。最大110万円の補助金を利用して、安心・安全な住環境を実現しましょう。この補助金は、倒壊の危険がある空き家や、屋根や外壁の部材が飛散する恐れのある空き家を対象としています。ぜひこの機会にご活用ください。
令和7年度森町空家住宅等除却費補助金 の概要
正式名称：令和7年度森町空家住宅等除却費補助金
実施組織：北海道森町
目的・背景：この補助金は、町民が安全で安心して暮らすことができる生活環境を確保するために、倒壊や屋根・外壁等の部材が飛散するおそれのある危険な空家の解体工事にかかる費用の一部を補助することを目的としています。空き家の放置は、景観の悪化や防災上の問題を引き起こすため、森町では空き家対策を積極的に推進しています。
対象者の詳細：森町内に空き家を所有している個人の方が対象です。相続人も含まれます。ただし、町民税および対象空家の固定資産税の滞納がないこと、暴力団員もしくは暴力団関係者が世帯にいないことが条件となります。
補助対象となる空き家の種類
- 概ね1年以上居住その他の使用実績がない空家で、森町が行う調査により「特定空家等」の認定かつ「不良度認定」されたもの。
- 「特定空家等」の認定をされたもの（ただし、空家法に基づく勧告を受けたものを除く）。
- 一戸建ての住宅及び併用住宅（延床面積の2分の1以上を居住の用に供しているもの）。
- 長屋建ての住宅（全住戸が利用されていないものに限る）。
- 上記以外のその他建築物（倉庫、工場、共同住宅など。除却後の跡地を10年間、地域活性化のための利用に供されることが条件となる場合があります）。
助成金額・補助率
補助金額は、空き家の状態や解体工事の内容によって異なります。以下に詳細を示します。
| 空き家の状態 | 補助率 | 補助限度額 |
|---|---|---|
| 特定空家等の認定かつ不良度認定 | 解体費用の4/5以内 | 60万円 |
| 特定空家等の認定（不良度非該当） | 解体費用の2/5以内 | 30万円 |
| アスベスト含有建材を含む場合（上記1または2） | 上記1の場合は4/5、上記2の場合は2/5 | 上記1の場合は110万円、上記2の場合は80万円 |
計算例：解体費用が75万円の場合、特定空家等の認定かつ不良度認定された空き家であれば、補助金は60万円が上限となります。アスベスト含有建材が含まれている場合は、最大110万円まで補助されます。
対象者・条件
この補助金を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 町内に空家等を所有している個人の方（相続人を含む）。
- 町民税(補助申請者)および対象空家の固定資産税の滞納がない方。
- 暴力団員もしくは暴力団関係者が世帯にいない方。
- 相続人または権利者がいる場合は、全員の同意を得ていること。
業種・規模・地域制限：特に業種や規模による制限はありませんが、対象となるのは森町内に存在する空き家のみです。
具体例：例えば、森町に住むAさんが、相続した空き家が老朽化し、倒壊の危険があるため解体を検討している場合、この補助金を利用することができます。また、Bさんが所有する空き家にアスベストが含まれている場合も、補助金の上限額が引き上げられます。
補助対象経費
補助の対象となるのは、以下の経費です。
- 対象となる建物の解体工事費
- 門や立木など、建物に附属する物置や門・塀等の除却費
- アスベスト含有建材の処理費用（該当する場合）
対象外経費：以下の経費は補助対象外となります。
- 家財、立木の撤去費・処分費
- 他の公的な補助金等と重複する経費
具体例：解体工事の見積もりに、家財の撤去費用が含まれている場合、その費用は補助対象外となります。また、他の自治体の補助金と重複して申請することはできません。
申請方法・手順
補助金の申請は、以下の手順で行います。
- 事前相談：森町の建設課に事前相談を行い、補助金の対象となるか確認します。
- 事前調査の申込み：森町空家住宅等除却費補助事業 空家等事前調査申出書【様式第1号】を提出します。
- 交付申請：森町空家住宅等除却費補助金交付申請書【様式第2号】、実施（変更）計画書【様式第3号】、同意書（必要な場合）、誓約書（必要な場合）など必要書類を揃えて提出します。
- 交付決定：森町から交付決定通知書が送付されます。
- 解体工事の実施：交付決定後、解体工事を実施します。
- 完了報告：工事完了後、森町空家住宅等除却費補助事業完了実績報告書【様式第8号】、建築物石綿含有建材調査者等指定通知書【様式第8の1号】、建築物の解体工事におけるアスベスト含有建材チェックリスト【様式第8号の2】など必要書類を提出します。
- 補助金の請求：森町空家住宅等除却費補助金交付請求書【様式第10号】を提出し、補助金を受け取ります。
必要書類：
- 森町空家住宅等除却費補助金交付申請書【様式第2号】
- 実施（変更）計画書【様式第3号】
- 同意書（所有者等複数いる場合又は、所有者以外の権利者等がいる場合）
- 誓約書【跡地利用の誓約書（住宅以外）】
- 森町空家住宅等除却費補助事業完了実績報告書【様式第8号】
- 建築物石綿含有建材調査者等指定通知書【様式第8の1号】（該当する場合）
- 建築物の解体工事におけるアスベスト含有建材チェックリスト【様式第8号の2】（該当する場合）
- その他、森町が必要と認める書類
申請期限・スケジュール：受付期間は令和7年5月7日(水曜日) ～ 令和7年12月19日(金曜日)です。申請年度の1月末までに解体が完了し、完了報告ができることが条件です。申込みが予算額に達した時点で受付を終了します(交付申請の先着順)。
オンライン/郵送の詳細：申請は原則として窓口での受付となりますが、郵送での申請も可能です。詳細は森町建設課にお問い合わせください。
採択のポイント
補助金の採択を受けるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 審査基準：空き家の危険度、解体工事の必要性、申請者の適格性などが審査されます。
- 採択率の情報：過去の採択率は公表されていませんが、予算額に達し次第受付終了となるため、早めの申請が推奨されます。
- 申請書作成のコツ：申請書は丁寧に、正確に記入することが重要です。不明な点は事前に森町建設課に問い合わせましょう。
- よくある不採択理由：申請書類の不備、対象要件を満たしていない、予算上限に達した場合などが考えられます。
よくある質問（FAQ）
- Q1. 補助金の対象となる空き家はどのようなものですか？
- A1. 概ね1年以上居住その他の使用実績がない空家で、森町が行う調査により「特定空家等」の認定かつ「不良度認定」されたもの、または「特定空家等」の認定をされたものが対象です。
- Q2. 補助金の申請に必要な書類は何ですか？
- A2. 森町空家住宅等除却費補助金交付申請書、実施（変更）計画書、同意書（必要な場合）、誓約書（必要な場合）などが必要です。詳細は森町のホームページでご確認ください。
- Q3. 解体業者の指定はありますか？
- A3. 森町内に本店を置く、建設業法に基づく建設業の許可を受けた事業者、または建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律に基づく、解体工事業の登録を受けた事業者である必要があります。
- Q4. 補助金の申請期間はいつまでですか？
- A4. 令和7年5月7日(水曜日) ～ 令和7年12月19日(金曜日)です。ただし、予算額に達し次第受付終了となります。
- Q5. 事前相談は必須ですか？
- A5. いいえ、必須ではありませんが、補助金の対象となるか確認するため、事前相談を推奨します。
まとめ・行動喚起
令和7年度森町空家住宅等除却費補助金は、危険な空き家の解体費用を補助し、安全な生活環境を実現するための制度です。対象となる方は、ぜひこの機会にご活用ください。申請期限は令和7年12月19日(金曜日)です。予算額に達し次第受付終了となりますので、お早めにご申請ください。
次に行うべきアクション：
- 森町建設課に事前相談を行う
- 必要書類を準備する
- 申請書を提出する
問い合わせ先：
建設課
北海道茅部郡森町字御幸町144-1
電話番号:01374-7-1285
