詳細情報
練馬区バリアフリー整備助成金：お店や診療所を快適空間に！
練馬区では、区内にあるお店や診療所、銭湯などのバリアフリー化を支援する助成金制度を実施しています。高齢者や障害のある方、小さなお子様連れの方など、誰もが利用しやすい施設づくりを応援し、地域全体の活性化を目指します。最大100万円の助成を受けられるこの機会に、ぜひバリアフリー化をご検討ください。この制度を活用して、より多くのお客様に愛される、快適で安全な店舗・施設を実現しましょう！
助成金の概要
- 正式名称：練馬区バリアフリー整備助成事業
- 実施組織：練馬区
- 目的・背景：既存建築物のバリアフリー化を促進し、高齢者や障害者を含むすべての人が快適に利用できる環境を整備するため。
- 対象者の詳細：練馬区内で店舗、診療所、銭湯などを運営する中小企業者、公益法人、管理組合（マンション）など。
助成金額・補助率
助成金額は、バリアフリー整備の内容によって異なります。以下の表に詳細を示します。
| 種類 | 対象建築物 | 限度額 |
|---|---|---|
| A. 多数の者が利用する建築物（義務基準同等整備） | 福祉施設、病院等で練馬区福祉のまちづくり推進条例別表第1に掲げるもの | 対象となるバリアフリー整備の費用の2分の1かつ100万円（共同住宅は50万円） |
| B. 不特定多数の者が利用する建築物（簡易な整備） | 小規模な店舗、診療所、公衆浴場等 | 対象となる簡易的な整備の費用の2分の1かつ30万円 |
| C. 不特定多数の者が利用する建築物へ簡易設備の設置 | 小規模な店舗、診療所、公衆浴場等 | 対象となる簡易設備の設置の費用の2分の1かつ5万円 |
計算例：例えば、店舗の入り口にスロープを設置する工事に60万円かかった場合、簡易な整備（B）に該当し、30万円の助成金が支給されます。
対象者・条件
- 練馬区内に事業所を有すること
- 中小企業者、公益法人、管理組合（マンション）であること
- 平成15年4月までに工事に着手または用途変更した建築物であること
- 区税を滞納していないこと
- 過去に同一物件で2回以上助成を受けていないこと
具体例：
- 個人経営の飲食店
- 医療法人運営の診療所
- マンションの管理組合
補助対象経費
- 手動ドアを自動ドアに改修する工事費用
- エントランスや廊下などの段差を解消する工事費用（スロープ整備）
- スロープや階段に手すりを整備する工事費用
- 簡易設置スロープ、簡易腰掛便座などの購入・設置費用
対象外経費：
- 申請前に契約・購入した費用
- 年度内に支払い完了しない費用
- 消費税
申請方法・手順
- 助成相談：事前に練馬区建築課福祉のまちづくり係に相談し、対象建築物、対象者、整備内容などを確認します。
- 現場調査：必要に応じて、職員による現場調査が行われます。
- 助成申請：以下の書類を準備し、練馬区建築課に提出します。
- 申請書（1号様式）
- 工事承諾書（3号様式）※申請内容により不要
- 図面（案内、配置、平面、改修図）
- 工程表
- 整備前写真
- 見積書（写）（2社以上）
- 確認通知書（確認済証、検査済証、記載事項証明書等）
- その他（法人登記謄本、法人住民税納付証明等）
- 交付決定：区から交付決定通知書が発行されます。
- 工事業者と契約（製品購入）：助成対象として決定した後に契約または製品購入を行います。
- バリアフリー整備の実施：工事を実施します。
- 整備完了の報告：以下の書類を準備し、練馬区建築課に提出します。
- 報告書（10号様式）
- 整備後写真
- 工程表
- 契約書（写）
- 領収書（写）
- 現場確認：区職員による現場確認が行われます。
- 助成金の請求：以下の書類を準備し、練馬区建築課に提出します。
- 請求書（12号様式）
- 依頼書
- 助成金の振込：請求から振込まで1ヶ月程度かかります。
申請期限・スケジュール：年度ごとに予算が設定されているため、詳細なスケジュールは練馬区の公式サイトでご確認ください。
オンライン/郵送の詳細：申請書類は窓口に持参するか、郵送で提出できます。一部手続きは電子申請も可能です。
採択のポイント
- バリアフリー化の必要性と効果が明確であること
- 整備計画が具体的で実現可能であること
- 見積書が適正であること
- 地域への貢献度が高いこと
審査基準：練馬区福祉のまちづくり推進条例に基づき、審査が行われます。
採択率の情報：年度によって異なりますが、過去のデータから見ると約70%程度の採択率です。
申請書作成のコツ：
- 整備計画の目的と必要性を具体的に記述する
- 図面や写真を用いて、整備内容をわかりやすく説明する
- 見積書の内容を詳細に記載する
よくある不採択理由：
- 申請書類の不備
- 整備計画の具体性不足
- 見積書の不備
- 対象要件を満たしていない
よくある質問（FAQ）
- Q: 助成金の対象となる工事はどのようなものですか？
A: 手動ドアの自動ドア化、段差解消、手すり設置などが対象です。
- Q: 申請前に工事を始めても助成金はもらえますか？
A: いいえ、助成対象として決定した後に契約・購入を行う必要があります。
- Q: 助成金の申請に必要な書類は何ですか？
A: 申請書、工事承諾書、図面、見積書などが必要です。詳細は練馬区の公式サイトをご確認ください。
- Q: 助成金の振込はいつ頃になりますか？
A: 請求から振込まで1ヶ月程度かかります。
- Q: 複数のバリアフリー化工事をまとめて申請できますか？
A: 可能です。ただし、年度内の助成は1回、1物件2回まで助成可能です。
- Q: 共同住宅（マンション）の場合、助成限度額は異なりますか？
A: はい、共同住宅の場合は、多数の者が利用する建築物（義務基準同等整備）の助成限度額が50万円となります。
まとめ・行動喚起
練馬区バリアフリー整備助成金は、店舗や診療所などのバリアフリー化を支援する大変魅力的な制度です。最大100万円の助成を受け、誰もが利用しやすい快適な空間を実現しましょう。まずは、練馬区建築課福祉のまちづくり係にご相談ください。
問い合わせ先：
建築・開発担当部 建築課 福祉のまちづくり係
電話：03-5984-1649（直通）
ファクス：03-5984-1225
詳細はこちら：練馬区公式サイト