締切: 令和8年2月27日まで
対象となる方
- 山形県内に本社または営業所があるタクシー事業者
- 山形県地域公共交通活性化協議会に対するアンケート等に協力する事業者
- 暴力団等に該当しない事業者
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 必要書類の準備(交付申請書、事業計画書、見積書等) |
| STEP 2 | 申請書類を山形県みらい企画創造部総合交通政策課へ提出 |
| STEP 3 | 審査→交付決定通知 |
| STEP 4 | ユニバーサルデザインタクシー導入→実績報告書提出→補助金振込 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 認定レベル1または2:1台あたり60万円、認定レベル準1:1台あたり40万円 |
| 補助率 | 車両本体価格(消費税及び地方消費税相当額を除く) |
| 導入台数上限 | 1事業者あたり5台 |
計算例: 認定レベル1のユニバーサルデザインタクシーを導入した場合、1台あたり最大60万円の補助金が交付されます。
対象者・申請要件
対象となる事業者
- 道路運送法第4条第1項の許可を受けて、一般乗用旅客自動車運送事業を行っていること
- 山形県内に本社又は営業所があること
- 県や市町村、交通事業者等で構成されている山形県地域公共交通活性化協議会に対するアンケートの回答及び政府報告資料の提供並びにそれらのオープンデータ利活用のためのデータの公表等の協力に応じること
- 暴力団等に該当しないこと
対象とならない事業者
- 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団をいう。)
- 暴力団員等(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員及び暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者をいう。)
- 役員等が暴力団員等であるもの
- 暴力団又は暴力団員等が経営に実質的に関与しているもの
- 自己、その属する法人若しくは法人以外の団体若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員等を利用しているもの
- 暴力団又は暴力団員等に対して資金等を供給し、又は便宜を供与する等暴力団の維持又は運営に協力し、又は関与しているもの
- その他暴力団又は暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有するもの
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 車両本体価格 | ユニバーサルデザインタクシーの車両本体価格(消費税及び地方消費税相当額を除く) | ○ |
| その他経費 | 車両の登録等に伴う諸経費、保険料等 | × |
重要: 補助金の交付決定を受けてから発注し、令和8年2月28日までに支払いを完了したものが対象となります。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 補助金交付申請書(規則別記様式第1号) | 山形県公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 事業計画書(別記様式第1号) | |
| 3 | 同意・誓約書(別記様式第2号) | |
| 4 | 一般乗用旅客自動車運送事業の許可証の写し | |
| 5 | 導入予定車両の代金の見積書の写し(車両本体価格が明記されているもの) | |
| 6 | 自動車販売店等から発行される標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定書の写し | |
| 7 | 補助金の振込先とする申請者名義の預貯金通帳の表紙及び表紙裏面の写し | |
| 8 | その他知事が必要と認める書類 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 事業の必要性: 地域公共交通の維持・改善に資するか
- 事業の有効性: 利用者の利便性向上に繋がるか
- 事業の実現可能性: 計画が具体的で実現可能か
- 事業の継続性: 導入後の維持管理体制が整っているか
採択率を高めるポイント
- 具体的な数値目標を設定(利用者数増加、売上増加等)
- 地域住民のニーズを反映した計画とする
- 運転者に対する研修計画を明確にする
よくある質問
Q1: 補助対象となるユニバーサルデザインタクシーの要件は?
A: 国土交通省が定める標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領に基づき認定を受けた車両である必要があります。
Q2: 申請に必要な研修はありますか?
A: 補助対象車両1台につき、運転者2人以上(個人タクシーの場合は1人)がユニバーサルドライバー研修、ケア輸送サービス従事者研修、福祉タクシー乗務員研修、介護福祉士、訪問介護員、サービス介助士のいずれかの資格を有している必要があります。
Q3: 補助金の支払いはいつ頃になりますか?
A: 交付すべき補助金の額が確定した後になります。実績報告書の内容を審査し、適正と認められた場合に支払われます。
Q4: 中古のユニバーサルデザインタクシーは対象になりますか?
A: 新規登録された車両が対象です。登録を抹消した中古自動車の再登録は対象外となります。
Q5: 申請後の流れについて教えてください。
A: 申請後、山形県にて審査が行われ、交付決定通知が送付されます。交付決定後、車両を発注し、導入後に実績報告書を提出していただきます。実績報告書の内容が確認され、補助金額が確定した後、補助金が支払われます。
制度の概要・背景
本補助金は、地域公共交通の維持・改善を図るため、山形県内のタクシー事業者によるユニバーサルデザインタクシーの導入を支援するものです。高齢者や障がい者をはじめ、誰もが利用しやすい公共交通の実現を目指しています。
山形県では、高齢化の進行や過疎化の影響により、地域公共交通の維持が課題となっています。ユニバーサルデザインタクシーの導入を促進することで、移動制約者の外出機会を増やし、地域経済の活性化に繋げることを期待しています。
まとめ・お問い合わせ先
本補助金は、ユニバーサルデザインタクシーの導入を検討しているタクシー事業者にとって、非常に有効な支援制度です。申請を希望される場合は、交付要綱をよくご確認の上、必要書類を揃えて期限内に申請してください。
お問い合わせ先
実施機関: 山形県みらい企画創造部総合交通政策課
住所: 山形県山形市松波二丁目8-1
電話: 023-630-2211(代表)
公式サイト: https://www.pref.yamagata.jp/020056/20250402tiikikoukyoukoutuuriibenseikoujoutouhojokinn.html