東京都タクシー事業者向け多言語対応端末等導入補助金のご案内
東京都および東京観光財団は、インバウンド観光客の増加に対応するため、都内で営業するタクシー事業者を対象に多言語対応およびキャッシュレス決済機能を持つタブレット端末等の導入費用を補助しています。この補助金を活用し、外国人旅行者の利便性を高め、快適な移動サービスを提供しませんか?
補助金のポイント
- ✔ インバウンド対応を強化し、顧客満足度を向上!
- ✔ 個人事業主は最大9/10、法人は1/2の高い補助率!
- ✔ 端末の新規購入だけでなく、設置費用やリース初期費用も対象!
- ✔ 申請期間は令和8年3月31日までと長期間!
制度概要
本補助金の詳細を一覧表にまとめました。申請前に必ずご確認ください。
項目 | 内容 |
---|---|
補助対象者 | 都内で事業を営むタクシー事業者(一般乗用旅客自動車運送事業者) |
補助対象経費 | ① 多言語・決済機能付きタブレット端末等の新規導入費用 ② 車両への設置器具購入費および工賃 |
補助率 | 【法人】補助対象経費の1/2 【個人】補助対象経費の9/10 |
補助上限額 | 【法人】対象車両台数 × 5万円 【個人】9万円 |
申請期間 | 令和8年3月31日(火)まで |
申請方法 | ① 郵送(簡易書留) ② 電子申請(Jグランツ) |
実施機関 | 東京都、公益財団法人東京観光財団 |
補助対象となるための詳細要件
補助金を受けるには、導入する「タブレット端末」と設置する「車両」の両方が以下の要件を満たす必要があります。
補助対象タブレット端末等の要件
- ドライバーと利用者が多言語でコミュニケーションできる機能があること。
- 日本語と、英語・中国語・韓国語を含む3言語以上の翻訳が可能であること。
- 音声またはテキスト表示でコミュニケーションが可能であること。
- キャッシュレス対応の決済機能(タッチ決済、QRコード決済等)を有すること。
補助対象車両の要件
都内に使用の本拠の位置があり、以下のいずれかを満たすタクシー車両(ハイヤーを除く)が対象です。
- 標準仕様ユニバーサルデザインタクシー車両
- 東京観光タクシー認定ドライバーが主として乗車する車両
- 東京都地域通訳案内士が主として乗車する車両
- 全国通訳案内士が主として乗車する車両
- ホスピタリティタクシー乗務員が主として乗車する車両
※②~⑤は、認定ドライバー数に応じて上限台数が設定されます。詳細は公式サイトをご確認ください。
※発注済みの車両も対象に含めることができます。
申請から受給までの流れ
申請は以下のステップで進みます。特に、契約・支払いのタイミングにご注意ください。
- 1見積書の取得
導入したいタブレット端末等の販売業者から見積書を取得します。 - 2交付申請
申請書を作成し、東京観光財団へ郵送またはJグランツで提出します。 - 3交付決定通知の受領
財団の審査後、「交付決定通知書」が届きます。
【重要】必ず交付決定通知を受け取ってから!
補助対象となるのは、交付決定通知日以降に契約・導入・支払いを行った経費のみです。交付決定前の支払いは対象外となりますので、絶対に先に契約や支払いをしないでください。
- 4事業の実施
販売業者と契約し、タブレット端末等を導入・支払いを完了させます。 - 5実績報告
事業完了後、速やかに「実績報告書」を財団に提出します。 - 6補助金額の確定・請求
財団の検査後、「補助金額確定通知」が届きます。その後、請求書を提出します。 - 7補助金の受給
指定の口座に補助金が振り込まれます。
申請書類と公式サイト
申請に必要な様式や交付要綱、Q&Aなどは、東京観光財団の公式サイトからダウンロードできます。申請前に必ず最新の情報をご確認ください。
お問い合わせ先
(公財)東京観光財団 観光産業振興部 観光インフラ整備課
「タクシー事業者向け多言語対応端末等導入補助金」担当
電話番号: 03-5579-8463
受付時間: 9時~17時(土・日・祝日・年末年始を除く)
所在地: 〒163-0915 東京都新宿区西新宿二丁目3番1号 新宿モノリス15階