BCP対策を強化!災害時に強い天然ガス設備導入を支援
近年、頻発する自然災害への備えとして、事業継続計画(BCP)の重要性が高まっています。特に、電力供給が途絶えた際のエネルギー確保は、事業継続の生命線です。この課題に対応するため、経済産業省の管轄のもと、「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」の第3次公募が開始されました。この補助金は、災害時にも稼働可能な天然ガス利用設備の導入を支援し、企業のレジリエンス強化を後押しするものです。
この補助金のポイント
- BCP対策の核となる設備導入を強力にサポート
- コージェネレーションシステムやガスヒートポンプなどが対象
- 申請はオンライン(jGrants)で完結
- 第3次公募は予算上限に達し次第、受付終了となるため早めの準備が必須
補助金概要
本補助金の基本情報を表にまとめました。申請を検討される方は、必ず公式サイトの公募要領をご確認ください。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金 |
実施機関 | 一般財団法人都市ガス振興センター |
公募期間 | 【3次公募】2024年6月19日(水)から開始 ※予算額に達した時点で締め切りとなります。 |
対象事業者 | 災害時にも稼働可能な天然ガス利用設備を導入する事業者(法人・個人事業主) |
対象設備(例) | コージェネレーションシステム、ガスヒートポンプ(GHP)、業務用ガスコージェネレーションなど |
補助率・補助額 | 補助対象経費の1/3以内など、設備の仕様や要件により異なります。詳細は公募要領をご確認ください。 |
申請方法 | 補助金申請システム「jGrants」による電子申請 |
申請から交付までの流れ
申請は以下のステップで進みます。特に、jGrantsの利用に必須の「GビズID」は取得に時間がかかる場合があるため、早めに準備を始めましょう。
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1
GビズIDの取得
jGrantsでの申請には「GビズIDプライム」または「GビズIDメンバー」アカウントが必要です。未取得の場合は、公式サイトから取得手続きを行ってください。
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2
公募要領・関連書類の確認
都市ガス振興センターの公式サイトで、最新の公募要領、パンフレット、申請書類一式をダウンロードし、対象要件や必要書類を詳細に確認します。
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3
jGrantsでの電子申請
jGrantsにログインし、補助金名(例:「強靭性」)で検索。画面の指示に従い、必要事項の入力と準備した書類のアップロードを行い、申請を完了させます。
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4
審査・交付決定
申請内容に基づき審査が行われ、採択されると交付決定通知が届きます。交付決定後に事業を開始してください。
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5
事業実施と実績報告
計画通りに設備の導入を行い、事業完了後に実績報告書を提出します。報告書が受理されると、補助金額が確定し、支払われます。
申請時の注意点
- 予算上限に注意: 第3次公募は、交付決定額が予算額に達した時点で予告なく締め切られます。検討中の方はお早めにご準備ください。
- 交付決定前の着手は対象外: 原則として、補助金の交付決定通知を受け取る前に契約・発注した設備は補助対象外となります。
- 書類の正確性: 申請書類に不備があると審査が遅れたり、不採択の原因となったりします。提出前に入念なチェックを行いましょう。
まとめと公式情報
「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」は、企業のBCP対策を資金面から支援する非常に有効な制度です。災害に強い事業体制を構築し、持続可能な経営を目指す事業者様は、この機会をぜひご活用ください。
公募は先着順の要素が強いため、迅速な対応が採択の鍵となります。まずは公式サイトで詳細を確認し、申請準備を始めましょう。
お問い合わせ先
一般財団法人都市ガス振興センター 事業部 事業グループ
TEL:03-6435-7692
受付時間:9:00~12:00、13:00~17:20(土日祝、5/1、12/29~1/4を除く)