令和7年度 水力発電導入加速化事業費(既存設備有効活用支援事業)とは?
一般財団法人 新エネルギー財団(NEF)は、2025年度(令和7年度)の「水力発電導入加速化事業費(既存設備有効活用支援事業)」の公募を開始しました。この事業は、日本の重要なエネルギー源である水力発電のポテンシャルを最大限に引き出すことを目的としています。
この事業の重要ポイント
- 出力向上支援: 既存の水力発電設備の出力を向上させるための調査や更新工事を支援し、エネルギー供給能力の増強を目指します。
- レジリエンス強化: 近年激甚化する自然災害に備え、水力発電設備の強靭化(レジリエンス強化)を支援し、電力の安定供給を確保します。
- CO2フリー電源の拡大: クリーンな国産エネルギーである水力発電の導入を加速させることで、エネルギー自給率の向上と脱炭素社会の実現に貢献します。
補助金の概要
事業名 |
令和7年度 水力発電導入加速化事業費(水力発電の既存設備の増出力又は増電力量の可能性調査及び更新等事業(既存設備有効活用支援事業)) |
実施団体 |
一般財団法人 新エネルギー財団 (NEF) |
公募期間 |
令和7年4月4日(金) ~ 令和7年9月24日(水) 17時必着 ※複数の締切日が設定されています。詳細は下記スケジュールをご確認ください。 |
対象事業 |
1. 既存設備の増出力・増電力量の可能性調査事業 2. 既存設備の更新等を行う工事等事業 |
補助対象経費・補助率 |
調査費、設計費、設備費、工事費など。 詳細な経費区分や補助率は、必ず公式サイトの公募要領をご確認ください。 |
申請スケジュール
⚠️ 締切日にご注意ください
本事業は複数の締切が設定されています。特に、交付申請は一次締切までとされていますので、計画的な準備が必要です。予算額に達した場合、期間中であっても公募が中止される可能性があります。
区分 |
締切日 |
継続分 |
令和7年4月30日(水) |
新規分 (一次締切) |
令和7年5月13日(火) |
新規分 (二次締切) |
令和7年6月17日(火) |
最終締切 |
令和7年9月24日(水) |
申請方法と手順
- 公募要領等の確認:
公式サイトから「公募要領」「交付規程」「事務処理マニュアル」などをダウンロードし、事業内容、要件、必要書類を詳細に確認します。
- 申請書類の作成:
指定の様式(Word, Excel)をダウンロードし、実施計画書や必要な添付資料を準備します。
- 電子申請 (Jグランツ):
原則として、デジタル庁の補助金電子申請システム「Jグランツ」を利用して申請します。事前にGビズIDプライムアカウントの取得が必要です。
- 申請完了:
締切日時までに申請を完了させます。やむを得ない事情がある場合は、電子メールでの申請も受け付けられますが、事前に問い合わせ先に確認することをお勧めします。
オンライン公募説明会のご案内
本事業に関するオンライン説明会が開催されます。参加は必須ではありませんが、事業への理解を深める絶好の機会です。参加希望者は、各回の前日(営業日)正午までにメールでの事前登録が必要です。
回 |
日程 |
開催方法 |
定員 |
第1回 |
令和7年4月14日(月) 10:00~12:00 |
オンライン (Google Meet) |
150名 |
第2回 |
令和7年4月14日(月) 13:30~15:30 |
オンライン (Microsoft Teams) |
150名 |
第3回 |
令和7年4月24日(木) 10:00~12:00 |
オンライン (Google Meet) |
150名 |
第4回 |
令和7年4月24日(木) 13:30~15:30 |
オンライン (Microsoft Teams) |
150名 |
まとめ
「既存設備有効活用支援事業」は、日本のクリーンエネルギー供給と電力網の安定化に貢献する重要な補助金です。既存の水力発電設備のポテンシャルを最大限に活用し、事業の成長と社会貢献を目指す事業者の皆様は、ぜひこの機会をご活用ください。
お問い合わせ・詳細情報
一般財団法人 新エネルギー財団 水力地熱本部 水力業務部
〒161-0033 東京都新宿区下落合二丁目3番18号 SKビル K棟4階
TEL:03-6810-0373
※お問い合わせは、土日祝日を除く9:00~12:00、13:00~17:00の間に、極力メールでお願いします。