令和8年度の公募は終了しました。本記事は次年度以降の申請に向けた参考情報としてご活用ください。
対象となる団体
- 千葉県銚子市内で活動する町内会などのコミュニティ組織
- 地域のコミュニティ活動に必要な備品の整備を計画している団体
- 過去5年以内に本助成事業の交付を受けていない団体
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 銚子市役所 総務課へ応募希望の連絡・相談 |
| STEP 2 | 必要書類の準備(実施計画書、見積書等) |
| STEP 3 | 申請書類を銚子市役所 総務課へ提出 |
| STEP 4 | 一般財団法人自治総合センターによる審査 → 採択団体の決定 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 250万円 |
| 補助下限額 | 100万円 |
| 申請単位 | 10万円単位での申請 |
| 補助率 | 原則として対象経費の全額が助成対象となりますが、詳細は公式の募集要項をご確認ください。 |
本事業は、一般財団法人自治総合センターが実施する助成事業を活用しているため、補助金は事業費そのものを対象とします。例えば、200万円の神輿を購入する場合、200万円が補助対象となります。
対象者・申請要件
対象となる団体
- 銚子市内に活動拠点を有する町内会、自治会等のコミュニティ組織
- 規約や会則を有し、代表者が明確で、独立した経理を行っている団体
- 地域に開かれたコミュニティ活動を実施している、または計画している団体
対象とならない団体
- 過去5年以内に本助成事業(類似のコミュニティ助成事業を含む)の交付を受けた団体
- 特定の政治・宗教活動を目的とする団体
- 暴力団または暴力団員の統制下にある団体
- 法人格のない任意団体であっても、活動実態が営利目的と判断される団体
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細・具体例 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 備品購入費 | コミュニティ活動に直接必要な、比較的長期間(1年以上)使用可能な物品。例:神輿、山車、太鼓、法被、獅子舞用具、テント、音響設備、プロジェクター、イベント用長机・椅子など。 | ○ |
| 建築物・施設整備費 | 集会所や倉庫の建設、改修費用など。 | × |
| 消耗品費 | イベントで配布する飲料、食料、事務用品、燃料など、一度の使用でなくなるもの。 | × |
| 運営費 | 人件費、謝礼、通信費、事務所家賃など、団体の経常的な運営にかかる費用。 | × |
重要: 補助金の交付決定前に購入・契約した備品は補助対象外となります。必ず市の担当課と調整の上、正式な交付決定通知を受けてから発注・購入手続きを進めてください。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 実施計画書 | 銚子市公式サイトより指定様式をダウンロード |
| 2 | 会則、規約等の写し | 団体の組織や運営に関するルールを定めたもの |
| 3 | 事業計画書 | 整備する備品をどのように活用するかを具体的に記載 |
| 4 | 事業収支予算書 | 団体全体の予算書および本事業に関する予算書 |
| 5 | 経費の見積書の写し | 購入予定の備品に関する見積書。複数社からの取得が望ましい。 |
| 6 | 事業内容に関する資料 | 購入予定備品のカタログのカラーコピーなど |
| 7 | その他市長が必要と認める書類 | 市の担当者から指示があった場合に提出 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 事業の必要性・公益性: 整備する備品が地域のコミュニティ活動に不可欠であり、多くの住民に利益をもたらすか。
- 計画の具体性・実現可能性: 事業計画が具体的で、無理なく実施できる内容か。見積もりは適正か。
- 地域への貢献度: 整備された備品が、地域の伝統文化の継承、住民交流の活性化、地域の魅力向上にどの程度貢献するか。
- 団体の活動実績と継続性: 申請団体がこれまで地域でどのような活動をしてきたか。今後も継続的な活動が見込めるか。
採択率を高めるポイント
- 申請前に必ず市の担当課に相談し、事業の趣旨や要件を正確に理解する。
- 事業計画書では、なぜその備品が必要なのか、購入後にどのように活用し、地域がどう良くなるのかを具体的に記述する。
- 複数の業者から見積もりを取得し、価格の妥当性を示す。
- 団体の規約や過去の活動報告書などを整理し、組織として適切に運営されていることを示す。
採択率(参考): 本事業の採択率は公表されていません。採択は一般財団法人自治総合センターの審査によって決定されます。
よくある質問
Q1: 申請前に市の担当課への連絡は必須ですか?
A: はい、必須です。銚子市の公式サイトにも「応募を希望する団体は、総務課総務室協働推進班までご連絡ください」と明記されています。事前に相談することで、制度の理解を深め、円滑な申請につながります。
Q2: 審査はどこが行うのですか?
A: 申請書類は銚子市が取りまとめますが、最終的な審査と採択団体の決定は、事業の実施主体である「一般財団法人自治総合センター」が行います。
Q3: 補助金で購入した備品に何か制約はありますか?
A: はい、あります。本事業は宝くじの収益金を財源としているため、整備した備品には「宝くじの助成を受けたこと」がわかる表示(ステッカー等)を行う必要があります。
Q4: 5年前に一度助成を受けましたが、再度申請できますか?
A: 「過去5年以内に補助を受けた組織を除く」とされているため、助成を受けた年度の翌年度から起算して5年が経過していれば申請可能です。正確な起算点については、市の担当課にご確認ください。
制度の概要・背景
本事業は、銚子市が独自に行う補助金ではなく、一般財団法人自治総合センターが実施する「一般コミュニティ助成事業」を市が窓口となって活用するものです。この助成事業は、宝くじの社会貢献広報事業として、宝くじの収益金を財源としています。住民が自主的に行うコミュニティ活動を支援し、地域の連帯感を深めることで、健全な地域社会の発展と住民福祉の向上に寄与することを目的としています。
そのため、申請団体は銚子市への申請後、全国の団体とともに自治総合センターの審査を受けることになります。また、助成を受けて整備した備品には、宝くじの広報を兼ねた表示が義務付けられています。
まとめ・お問い合わせ先
「銚子市一般コミュニティ助成事業補助金」は、地域の祭りやイベントに不可欠な高額な備品の整備を検討している町内会・コミュニティ組織にとって、非常に有効な制度です。次年度以降の申請をご検討の団体は、早い段階から地域での合意形成や事業計画の準備を進めることをお勧めします。
お問い合わせ先
実施機関: 銚子市
担当部署: 総務課 総務室 協働推進班
所在地: 〒288-8601 千葉県銚子市若宮町1-1 (銚子市役所本庁舎2階)
電話: 0479-24-8794(受付時間: 平日8:30-17:15)
公式サイト: https://www.city.choshi.chiba.jp/kurashi/page0401_00028.html