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事業承継・M&A補助金2025徹底ガイド|13次公募・採択率・申請方法

事業承継・引継ぎ補助金(M&A補助金)の全類型を網羅。補助額、対象経費、採択のコツ、必要書類をプロのリサーチャー…

  • 公開日 2025年11月20日
  • 最終更新 2025年12月5日
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記事の要約

事業承継・引継ぎ補助金(M&A補助金)の全類型を網羅。補助額、対象経費、採択のコツ、必要書類をプロのリサーチャーが徹底解説します

POINT!

この記事のポイント

  • 補助金の上限額、4つの類型、専門家活用、M&A後のPMI、賃上げ・生産性向上 抜粋: M&Aや事業承継を成長の機会に変える「事業承継・引継ぎ補助金」のすべてを解説します。

本文

1. 事業承継・M&A補助金とは?2025年の活用戦略

「事業承継・M&A補助金」の正式名称は「事業承継・引継ぎ補助金」です。中小企業庁が管轄し、事業承継やM&A(合併・買収)を契機とした経営革新や、事業の引継ぎにかかる費用を支援する制度です。

日本の中小企業における後継者不在問題を解決し、生産性向上と持続的な賃上げを実現することを目的としています。2025年(令和7年)においても、事業承継やM&Aを検討する経営者にとって最も重要な資金調達手段の一つとなります。

■ 本補助金のメリット

・M&A仲介手数料やFA報酬などの専門家費用を軽減できる
・承継後の設備投資やシステム統合(PMI)費用も対象になる
・廃業や再チャレンジにかかる費用も支援される
・複数の枠を併用することで補助上限額を最大化できる可能性がある

2. 補助金の4つの枠組みと対象経費

本補助金は、支援の目的に応じて以下の4つの申請類型(トラック)に分かれています。自社の状況に合わせて最適な枠を選択することが採択への第一歩です。

類型(枠)概要と主な対象経費
専門家活用枠M&A時の専門家活用費用を補助。
仲介手数料、FA報酬、デューデリジェンス(DD)費用など。売り手・買い手双方が対象。
PMI推進枠M&A後の統合プロセス(PMI)を支援。
システム統合費、専門家指導費、PMIに伴う設備投資など。
事業承継促進枠承継後の新たな取り組みを支援。
設備投資、販路開拓費、店舗改装費など。
廃業・再チャレンジ枠M&Aや事業承継に伴う廃業を支援。
廃業登記費、在庫処分費、解体費、原状回復費など。
注意:汎用性の高いパソコンやタブレット、不動産購入費、公租公課などは補助対象外です。また、交付決定前に発注・契約した経費は原則対象外となるため、スケジュール管理が重要です。

3. 【最新】第12次・第13次公募スケジュールと事務局情報

補助金の申請には厳格な締切があります。事業承継・m&a補助金事務局の公式サイトで最新情報を常に確認してください。以下は直近の公募スケジュールの目安です(令和6年度補正予算等に基づく)。

■ 事業承継・m&a補助金(第13次公募) スケジュール例

申請受付期間:2025年10月下旬 ~ 11月下旬(予定)
交付決定時期:申請締切から約1.5~2ヶ月後
※第12次公募等は既に終了している場合があります。必ず事務局公式サイトで最新の「公募要領」や配布されているチラシを確認してください。

申請は経済産業省の電子申請システム「jGrants(Jグランツ)」を通じて行います。申請には「GビズIDプライムアカウント」の取得(発行まで2週間程度)が必須です。

4. 採択率と採択を勝ち取るためのポイント

事業承継・m&a補助金 採択率は公募回によって変動しますが、一般的に50%~60%程度で推移する傾向にあります。決して低い数字ではありませんが、書類不備や要件不足による不採択も多いため、十分な対策が必要です。

採択結果(採択者一覧)は事務局サイトで公表されます。採択されるための重要なポイントは以下の通りです。

審査項目対策ポイント
政策目的への合致生産性向上と賃上げの計画を具体的かつ数値で示す。
(例:労働生産性を年率○%向上させる等)
M&Aの必要性なぜ今、M&Aや事業承継が必要なのか、その背景と効果を論理的に説明する。
実現可能性資金調達計画が明確か、スケジュールに無理がないか。
認定支援機関(専門家)の確認書が必要。

5. よくある質問(FAQ)

Q. 個人事業主も申請できますか?
A. はい、対象です。中小企業者だけでなく、個人事業主や特定非営利活動法人(NPO)なども要件を満たせば申請可能です。
Q. 事業承継・m&a補助金 12次公募の結果はどこで見れますか?
A. 事業承継・引継ぎ補助金事務局の公式ウェブサイト内「採択結果」ページにてPDF形式などで公表されます。
Q. 申請書類の作成は誰に依頼すべきですか?
A. 事業計画書の作成は申請者本人が行うのが基本ですが、認定経営革新等支援機関(中小企業診断士、税理士、金融機関など)のサポートを受けることが推奨されます。確認書の発行も必要となります。
注意:補助金は後払いです。事業完了後に実績報告を行い、確定検査を経てから入金されます。つなぎ融資などの資金繰り計画を事前に立てておくことが重要です。

6. まとめ:今すぐ始めるべき準備

2025年の事業承継・M&A補助金活用に向けて、まずは以下の3点から着手してください。

  1. GビズIDプライムアカウントの取得(未取得の場合)
  2. 公募要領・チラシの確認(最新の要件や対象経費を把握)
  3. 認定支援機関への相談(事業計画策定のパートナー探し)

適切な準備と戦略的な申請により、事業承継をチャンスに変え、企業の持続的な成長を実現しましょう。

監修者

補助金図鑑編集部

中小企業診断士・行政書士監修

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