福岡県宗像市の「食のまち宗像推進補助金」とは?
福岡県宗像市では、地域の豊かな食材を活用した新たな特産品開発や、食を通じた賑わい創出イベントを支援する「食のまち宗像推進補助金」を実施しています。この制度は、市内の事業者が宗像の食の魅力を発信し、商工業の振興を図ることを目的としています。新しい商品を開発したい、食のイベントで地域を盛り上げたいとお考えの事業者様は必見の補助金です。
補助金のポイント早わかり
- ✅ 補助上限額:最大20万円
- ✅ 補助率:対象経費の2分の1
- ✅ 申請期間:2025年4月1日(火) ~ 2025年12月26日(金)
- ✅ 対象者:宗像市内で事業を行う個人事業主・法人
※受付は先着順で、予算上限に達し次第終了となりますので、お早めの申請をおすすめします。
補助金の概要
本補助金の詳細を以下の表にまとめました。ご自身の事業が対象となるかご確認ください。
項目 | 内容 |
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補助対象事業 | 1. 地域特産品開発支援事業 市内で生産された原材料等を活用した新商品の開発、または既存商品の改良。 2. 食を生かした賑わいづくり事業 3者以上の事業者が連携し、地域の食材を活用した料理提供や販売イベント・フェアの開催。 |
補助対象者 | 以下の要件をすべて満たす事業者 ・宗像市内に事業所又は店舗を有する ・市税等に滞納がない ・暴力団関係者でない |
補助額・補助率 | 補助率:対象経費の1/2 補助上限額:20万円 |
補助対象期間 | 交付決定日 から 2026年3月31日(火) まで |
補助対象となる経費
事業内容によって対象となる経費が異なります。交付決定後に発生した経費のみが対象となりますのでご注意ください。
地域特産品開発支援事業 | 食を生かした賑わいづくり事業 |
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⚠️ 注意事項
- 消費税及び地方消費税は補助対象外です。
- 汎用性が高く、事業後も利用できる物品(PC、プリンター等)の購入費は対象外です。
- 交付決定前に発生した経費は対象となりません。
- 自社製品の調達や関係会社からの調達に係る経費は対象外です。
申請手続きと必要書類
申請は以下のステップで進みます。事前に募集要項をよく確認し、準備を進めましょう。
- 事前準備:事業計画を練り、必要書類を確認します。見積書など、取得に時間がかかるものは早めに手配しましょう。
- 書類作成:宗像市の公式サイトから申請様式をダウンロードし、必要事項を記入します。
- 申請:2025年12月26日(金)までに、必要書類一式を提出します(当日消印有効)。
- 審査・交付決定:市による審査が行われ、採択されると交付決定通知が届きます。
- 事業開始:交付決定後に事業を開始します。事業完了後は実績報告が必要です。
主な必要書類一覧
- 交付申請書(様式第1号)
- 事業計画書(様式第2号)
- 支出計画書(様式第2号-2)
- 誓約書(様式第3号)
- 市税に滞納がないことの証明書(申請日から3ヶ月以内のもの)
- 事業に係る経費の見積書の写し
- 本人確認書類の写し(個人事業者のみ)
※各様式は宗像市の公式ホームページからダウンロードできます。
本補助金を活用して誕生した特産品の事例
これまでにも、この補助金を活用して宗像の魅力を伝える素晴らしい特産品が生まれています。
凪人-なぎと- (株式会社 大凧)
宗像大島産の米を使用したスパークリング日本酒。世界遺産の島の恵みを感じられる一品です。
青鬼の涙 (フミ子印)
自家栽培の唐辛子・柚子を使用した無添加クラフトホットソース。旨さが爆発する逸品です。
あなご混ぜごはんの素 (寿司割烹 ふく仙)
鐘崎産のあなごを手軽に味わえる混ぜごはんの素。炊き立てご飯に混ぜるだけで本格的な味が楽しめます。
まとめ
「食のまち宗像推進補助金」は、宗像市の食資源を活用して新たなビジネスチャンスを掴みたい事業者にとって、非常に魅力的な制度です。特産品開発やイベント開催の初期費用を抑え、事業を加速させる大きな後押しとなります。申請は先着順のため、ご興味のある方は早めに準備を始め、ぜひこの機会をご活用ください。