詳細情報
こども誰でも通園制度とは?
2025年度から本格的に開始される「こども誰でも通園制度」は、すべての子育て家庭を支援するための新しい制度です。保護者の就労状況に関わらず、月一定時間までお子さんを保育施設などに預けることができます。子育ての負担軽減や、お子さんの成長をサポートするこの制度について、詳しく解説します。
助成金の概要
- 正式名称: 乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)
- 実施組織: 各市町村(こども家庭庁が制度設計)
- 目的・背景: 全ての子どもの育ちを応援し、子育て家庭への支援を強化するため。多様な働き方やライフスタイルに対応。
- 対象者の詳細: 保育所、認定こども園等に通っていない0歳6ヶ月から満3歳未満の乳幼児。
利用可能時間・利用料
こども誰でも通園制度では、お子さん一人あたり月10時間を上限として利用できます。利用料は1時間あたり300円程度が標準ですが、実施事業所によって異なる場合があります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 利用可能時間 | 月10時間まで |
| 利用料 | 1時間あたり300円程度(事業所により異なる) |
対象者・条件
こども誰でも通園制度を利用できるのは、以下の条件を満たすお子さんとその保護者です。
- 0歳6ヶ月から満3歳未満であること
- 認可保育所、認定こども園、幼稚園、地域型保育事業、企業主導型保育事業を利用していないこと(一時預かりは除く)
- お住まいの市町村で制度が実施されていること
利用方法・手順
こども誰でも通園制度を利用するには、以下の手順で申請を行います。
- 利用登録申請: お住まいの市町村の窓口で利用登録を行います。
- 利用者情報入力: 国が整備した「こども誰でも通園制度総合支援システム」にログインし、利用者情報を入力します。
- 事前面談: 初めて利用する事業所と事前面談を行い、利用に関する説明を受けます。
- 利用予約: 事業所との面談内容に従い、利用日程を予約します。
- 利用料支払い: 利用後、事業所に利用料を支払います。
実施事業所
実施事業所は各市町村によって異なります。お住まいの地域の市町村のウェブサイトや窓口でご確認ください。鹿児島市を例にとると、以下の施設が実施事業所となっています。
- 坂元ピノキオ保育園
- ほうおん保育園
- 真砂保育園
- 昭和幼稚園
- こまつばら幼稚園
- baby&kidsルーム nico nico
- 伊敷保育園
- ゆとりななやしろのもり保育園
- ゆとりのもりほいくえん
- 児童発達支援センター歩路
- ちはなこども園
利用料の減免
市町村民税の課税状況等に応じて、利用料の減免制度があります。減免額は世帯の状況によって異なります。
| 対象世帯 | 減免額(1時間あたり) |
|---|---|
| 生活保護世帯 | 300円 |
| 非課税世帯 | 240円 |
| 市町村民税の所得割課税額77,101円未満の世帯 | 210円 |
| 要支援児童及び要保護児童のいる世帯 | 150円 |
よくある質問(FAQ)
- Q: 制度はいつから開始されますか?
- A: 2025年度から全国の自治体で実施されます。
- Q: 利用できる時間はどのくらいですか?
- A: お子さん一人あたり月10時間までです。
- Q: 利用料はいくらですか?
- A: 1時間あたり300円程度ですが、事業所によって異なる場合があります。
- Q: どのような施設で利用できますか?
- A: 保育所、認定こども園、幼稚園などで利用できます。
- Q: 申請方法を教えてください。
- A: お住まいの市町村の窓口で利用登録を行い、その後、事業所との面談を経て利用予約を行います。
まとめ・行動喚起
こども誰でも通園制度は、子育て家庭にとって大変心強い制度です。ぜひ、お住まいの市町村の情報を確認し、利用を検討してみてください。詳細な情報や申請方法については、各市町村の窓口にお問い合わせください。
お問い合わせ先: 各市町村の子育て支援担当窓口