【2026年度】パブリックヘルス科学研究助成金|若手研究者の挑戦を支援!

公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンターが、次世代を担う若手研究者を支援する「2026年度パブリックヘルス科学研究助成金」の公募を開始しました。ストレス科学、生命医科学の分野で、国民の疾病予防や健康増進に貢献する萌芽的な研究を力強く後押しします。本助成金が、あなたの研究キャリアを飛躍させるきっかけになるかもしれません。

この助成金の3つのポイント

  • 若手研究者特化: 1986年4月2日以降生まれの研究者・大学院生が対象。
  • 最大100万円の助成: 生命医科学分野で最大100万円、ストレス科学分野で最大50万円を助成。
  • 幅広い研究テーマ: メンタルヘルスからモバイルヘルス、栄養、脳科学まで多彩なテーマを募集。

助成金 概要

助成金名 2026年度パブリックヘルス科学研究助成金
実施団体 公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター
助成金額 ストレス科学分野: 1件あたり上限50万円 (最大6件)
生命医科学分野: 1件あたり上限100万円 (最大3件)
応募受付期間 2025年11月13日(木)24:00 締切
助成期間 2026年4月1日 ~ 2027年3月31日

募集研究テーマ

2026年度は、以下の2分野で研究テーマを募集しています。

1. ストレス科学分野:「ストレスマネジメント」

キーワード:コーピングうつ予防職場のメンタルヘルス孤立・孤独女性の健康

2. 生命医科学分野:「健康とヘルスケア」

キーワード:疾病予防モバイルヘルス栄養母子の健康環境脳科学

応募資格:5つの条件をチェック

以下の条件をすべて満たす方が対象です。

  • ストレス科学研究、または生命医科学研究を行っている者
  • 国内の非営利の研究機関に在籍している研究者、または博士後期課程(それに準ずる課程も含む)に在籍している学生
  • 生年月日が1986年4月2日以降である者(年齢制限)
  • 所属する部署の長等の推薦を受けている者
  • 2025年度の本助成金の助成対象者でない者

申請方法と流れ

申請はメールで完結します。以下の3ステップで進めてください。

  1. 必要書類のダウンロード
    公式サイトから「募集要項」「研究助成金交付申請書」「推薦書」の様式をダウンロードします。
  2. 申請書・推薦書の作成
    申請書に必要事項を入力します。推薦書は、所属機関の長や指導教官などに依頼し、署名または記名押印済みのものをPDF化してもらいます。
  3. メールで提出
    作成した申請書(Word)と推薦書(PDF)をメールに添付し、指定のアドレスに送信します。メールは必ず代表申請者ご自身が送信してください。

推薦書に関する注意点

推薦者は、申請者の職種によって要件が定められています(大学教職員の場合は研究科長・学部長以上など)。詳細は募集要項や公式サイトで必ず確認してください。

助成対象となる経費

研究遂行に直接必要な経費が対象となります。主な対象経費は以下の通りです。

  • 諸謝金、臨時雇賃金(学生アルバイト代など)
  • 消耗品費(試薬、事務用品、被験者への謝礼品など)
  • 什器備品費(単価10万円以上の研究機器)
  • 通信運搬費、印刷製本費、旅費交通費
  • 雑費(データベース使用料、文献資料代など)

対象とならない経費(注意)

所属機関の間接経費(オーバーヘッド)、研究者本人への謝礼金、学会年会費、PCおよび周辺機器の購入費などは対象外です。ご注意ください。

今後のスケジュール

日付 内容
2025年11月13日(木) 応募締切
2026年3月中旬 審査結果通知
2026年4月1日(水) 助成研究開始
2027年3月31日(水) 助成研究終了
2027年4月末 報告書提出期限

まとめ:若手研究者の未来を拓くチャンス

「パブリックヘルス科学研究助成金」は、資金的な支援だけでなく、若手研究者が研究を主導し、社会に貢献する大きな一歩を踏み出すための貴重な機会です。ご自身の研究テーマが合致すると感じた方は、ぜひ応募をご検討ください。

募集要項・申請書類はこちら (公式サイト)

お問い合わせ先

公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター
研究助成事業係
Email: josei@phrf.jp
※テレワーク導入中のため、メールでのお問い合わせが推奨されています。