制度のポイント
本制度は、札幌丘珠空港を利用する旅行商品の造成・販売を促進するため、旅行業者が行う広告宣伝費用を最大10万円まで補助するものです。地域資源を活かしたツアーの認知度向上に活用可能です。
助成対象となる商品の3つの必須条件札幌丘珠空港利用旅行商品造成助成制度の概要
札幌丘珠空港は、北海道内の各都市や東北を結ぶ重要な拠点です。本助成制度は、この空港を活用した「募集型企画旅行」を企画・催行する旅行会社に対し、プロモーション費用を支援することで、空港利用者の増加と地域経済の活性化を図ることを目的としています。
助成対象となる事業者と事業の条件
✅ 対象者の詳細
旅行業法第3条に定める登録を受けた旅行業者(本店または支店、法人格を持つ者に限る)が対象です。個人の旅行代理店や、法人格のない団体は対象外となる場合があります。
助成を受けるためには、以下の条件をすべて満たす旅行商品を企画する必要があります。
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札幌丘珠空港の発着便を利用すること:往路・復路のいずれか、または両方で丘珠空港を利用する航空路線を含んでいる必要があります。 -
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募集型企画旅行であること:あらかじめ旅行計画を作成し、参加者を募る形式の旅行商品が対象です。 -
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適切な広告宣伝を行うこと:広く一般に認知される媒体を通じたプロモーションが必要です。
申請から助成金受取までのステップ
助成金の受取には、事前の申請と事後の実績報告の2段階の手続きが必要です。
【補足】さらに大規模な事業なら「ローカル10,000プロジェクト」
旅行商品の広告宣伝にとどまらず、地域に根ざした施設整備や大規模な新規事業を検討している場合は、総務省の「ローカル10,000プロジェクト(地域経済循環創造事業交付金)」の活用も視野に入ります。
ローカル10,000プロジェクトの特徴
- 助成額:最大5,000万円(融資額に応じて変動)
- 必須条件:地域金融機関からの融資を受けること
- 対象経費:施設整備、機械装置、備品費などの初期投資
- 継続率:自治体の伴走支援により、事業継続率は94%と非常に高い
よくある質問(FAQ)
Q. 1つの商品に対して複数回申請できますか?
A. 原則として、助成は1事業者につき年度内1回、上限10万円までとなります。複数の広告媒体を組み合わせて10万円分を申請することは可能です。
Q. 広告の制作は自社で行い、掲載料だけ申請できますか?
A. はい、掲載料のみの申請も可能です。ただし、自社で制作した際の人件費などは助成対象になりませんのでご注意ください。
Q. 予算が終了したかどうか確認する方法は?
A. 札幌市の公式ホームページ、または札幌丘珠空港活用推進協議会の事務局へ直接お問い合わせください。
まとめ:丘珠空港を活かした旅行ビジネスの拡大を
札幌丘珠空港利用旅行商品造成助成制度は、少額ながらも確実にプロモーションを支援してくれる使い勝手の良い制度です。特に道内各地へのアクセス性を活かした新しいツアー開発を検討している旅行業者にとっては、最初の一歩として最適です。
まずは広告のプランニングを行い、見積書を揃えて事務局へ相談することから始めましょう。予算には限りがあるため、早めの検討をおすすめします。