袖ケ浦市にお住まいの皆様へ朗報です!ご自宅の省エネ化や電気自動車(EV)の導入を支援する「令和7年度 袖ケ浦市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」が開始されました。この制度を活用すれば、最大25万円の補助を受けられます。予算には限りがあり、先着順となりますので、お早めの準備がおすすめです。この記事では、対象設備や申請方法を分かりやすく解説します。
補助金の概要が一目でわかる早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 令和7年度 袖ケ浦市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金 |
| 実施自治体 | 千葉県袖ケ浦市 |
| 申請受付期間 | 令和7年4月8日(火)~ 令和8年3月2日(月)に間に合う日まで |
| 補助金額 | 最大250,000円(V2H充放電設備の場合) |
| 対象者 | 市内に居住(予定含む)し、市税の滞納がない個人 |
| 申請方法 | 市役所 環境管理課へ持参(郵送不可) |
| 注意点 | 予算上限あり(先着順)、原則、工事着工前の申請が必要 |
【最重要】申請前に必ず確認すべきポイント
⚠️ 申請タイミングにご注意ください!
この補助金の最大のポイントは、補助対象設備の設置工事に着手する前に申請が必要であることです。すでに設置済み、または工事中の場合は対象外となります。
- 例外:電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)は、納車後でも申請可能です(車検証の登録・交付年月日が年度内であること)。
- 建売住宅の場合:エネファーム等が設置された建売住宅を購入する場合は、住宅の引渡し前に申請が必要です。
- 予算:申請は先着順で、予算額に達し次第、受付終了となります。
補助対象となる設備と補助金額
本補助金では、以下の6種類の設備が対象となります。それぞれの補助金額と主な要件を確認しましょう。
| 設備の種類 | 補助金額 | 主な要件 |
|---|---|---|
| 家庭用燃料電池システム(エネファーム) | 上限10万円 | 停電時自立運転機能付きで、FCAの機器登録を受けていること。 |
| 定置用リチウムイオン蓄電システム | 上限7万円 | 国の補助対象機器としてSIIに登録されていること。住宅用太陽光発電設備が設置されていること。 |
| 窓の断熱改修 | 補助対象経費 × 1/4 (上限8万円) | 国の補助対象製品であること。1室単位で外気に接する全ての窓を改修すること。 |
| 電気自動車(EV) プラグインハイブリッド自動車(PHV) | 【太陽光+V2H併設】上限15万円 【太陽光のみ併設】上限10万円 | 国の補助対象車両であること。住宅用太陽光発電設備が設置されていること。 |
| V2H充放電設備 | 補助対象経費 × 1/10 (上限25万円) | 国の補助対象機器であること。太陽光発電設備とEV/PHVが導入されていること。 |
※補助対象経費が補助金額の上限を下回る場合は、補助対象経費の額が上限となります(千円未満切り捨て)。
補助対象者の詳しい条件
補助金を受けるには、以下の共通要件をすべて満たす必要があります。
- 袖ケ浦市内に住所を有すること(実績報告の日までに住民登録をする場合を含む)。
- 市に納付すべき税を滞納していないこと。
- 設備の設置費用を負担し、所有者であること(リース契約も対象)。
- 住宅が共有名義の場合は、すべての所有者から同意を得ていること。
- 過去に同じ種類の補助を受けていないこと(一部例外あり)。
申請から補助金受領までの4ステップ
申請手続きは以下の流れで進みます。特にSTEP1のタイミングが重要です。
-
1
交付申請(工事着工前)必要書類を揃え、市役所環境管理課の窓口へ持参します。必ず工事を始める前に行ってください。
-
2
交付決定・工事開始市から「交付決定通知書」が届いたら、工事を開始できます(通常10日~20日程度)。
-
3
実績報告(工事完了後)工事完了(または引渡し)から30日以内、または令和8年3月2日のいずれか早い日までに実績報告書を提出します。
-
4
補助金の請求と受領市から「交付額確定通知書」が届いたら、請求書を提出します。その後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
まとめ
袖ケ浦市の「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」は、環境に優しく経済的な住まいを実現するための大きなチャンスです。特にV2Hや電気自動車、蓄電池の導入は、災害時の停電対策としても非常に有効です。
重要なのは、「着工前の申請」と「予算が先着順であること」です。導入を検討している方は、まずは施工業者に相談し、早めに申請準備を進めることを強くお勧めします。
申請・問い合わせ先
袖ケ浦市役所 環境管理課 環境管理班
- 住所: 〒299-0292 千葉県袖ケ浦市坂戸市場1番地1 中庁舎5階
- 電話番号: 0438-62-3404
- 受付時間: 開庁日の午前8時30分から午後5時15分まで
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大25万円 | 最大325万円 | 最大20万円 | 最大218万5千円 | 最大30万円 |
| 補助率 | 【定率】窓の断熱改修: 対象経費の1/4(上限8万円)、V2H充放電設備: 対象経費の1/10(上限25万円)。【定額】家庭用燃料電池システム: 上限10万円、定置用リチウムイオン蓄電システム: 上限7万円、電気自動車・プラグインハイブリッド自動車: 上限10万円または15万円(条件による)。 | 【高断熱窓・ドア】製品の性能・大きさに応じた定額補助(上限130万円、条件により最大325万円)。【断熱材】対象経費の1/3(上限100万円)。【高断熱浴槽】対象経費の1/3(上限9.5万円)。【リフォーム瑕疵保険】定額7,000円。 | 対象工事費(税抜)の20%(千円未満切り捨て) | 補助対象工事に係る費用(消費税及び地方消費税相当額を除く)に23.0パーセントを乗じた額(千円未満切り捨て)。 上限額は工事内容により異なり、1台につき最大218万5千円です。 | 補助対象経費の10/100(上限額は世帯の種類によって異なります) |
| 申請締切 | 2026年3月2日 | 事前申込:令和7年5月30日から / 交付申請兼実績報告:令和11年3月30日まで | 令和7年12月26日まで | 令和7年4月1日(火曜日)から令和7年12月19日(金曜日)まで | 令和8年2月末頃 |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 50.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |