ハード事業とソフト事業の比較と支援内容高知県働きやすい環境整備事業費補助金の結論
高知県働きやすい環境整備事業費補助金は、県内の中小企業が人材確保・定着を目的に「職場環境の改善」を行う費用を支援する制度です。女性専用トイレの設置や休憩室の改修などのハード事業で最大600万円、就業規則の改定などのソフト事業で最大10万円が交付されます。
POINT
- 女性専用施設(トイレ・更衣室)やバリアフリー化の工事が対象
- 補助率は原則2/3(WLB推進企業認証等がある場合は優遇措置あり)
- 申請には「パートナーシップ構築宣言」への登録が必須条件
補助金の概要と支援金額
本補助金は「ハード事業」と「ソフト事業」の2つの枠組みに分かれています。事業者が行いたい改善内容に合わせて、適切な枠を選択する必要があります。
✅ ここが重要
ハード事業の補助上限は、対象とする取組内容(女性向け、外国人向け、バリアフリー等)の組み合わせによって変動します。単一の取組では上限が低くなる場合があるため、計画時に確認が必要です。
補助対象者と申請要件
高知県内に本社または主たる事業所を置く中小企業者が対象ですが、以下の要件をすべて満たす必要があります。
- 常時雇用する従業員が1名以上いること(役員のみは不可)
- 就業規則を適切に作成し、労働基準監督署へ届け出ていること(または作成・届出の予定があること)
- 県税の滞納がないこと
- 「パートナーシップ構築宣言」のポータルサイトに登録・掲載されていること
- 過去に本補助金(旧名称:高知県女性専用施設整備等補助金を含む)の交付を受けていないこと
⚠️ 注意点
「パートナーシップ構築宣言」は、登録からサイト掲載までに数日〜1週間程度かかる場合があります。補助金の申請期限直前ではなく、余裕を持って登録を済ませておきましょう。
申請対象者の5つの必須チェックリスト申請から受給までの5ステップ
本補助金は、必ず「交付決定」を受けた後に事業(工事や購入)に着手する必要があります。事後申請は認められません。
よくある質問(FAQ)
Q. 中古品の購入や自社施工は対象になりますか?
A. 原則として中古品の購入は対象外です。また、自社施工についても、材料費のみが対象となり、自社の人件費などは補助対象に含まれません。
Q. 相見積りは必ず必要ですか?
A. 1契約30万円(税抜)以上の工事または物品購入については、原則として2社以上の相見積りが必要です。
Q. 予算がなくなったら終了しますか?
A. はい。本補助金は先着順であり、予算額に達した時点で受付が締め切られます。検討されている場合は早めの申請をおすすめします。
次回の公募予定と代替案
令和7年度(2025年度)の公募は、例年通り4月上旬からの開始が見込まれています。高知県の予算編成状況により、補助上限額や対象要件が一部変更される可能性があるため、最新の募集要項を必ず確認してください。
もし本補助金の予算が終了していた場合や、要件に合わない場合は、以下の代替案も検討してください。
- エイジフレンドリー補助金(国):60歳以上の高年齢労働者のための職場環境改善(転倒防止、熱中症対策等)を支援。
- 受動喫煙防止対策助成金(国):職場の喫煙室設置や分煙対策を支援。