【2025年最新】福岡・九州のEV補助金ガイド|福岡市は最大15万円!国と併用で100万円超も
補助金詳細
Details福岡市内に住民登録がある個人、または市内に事業所を有する法人・個人事業主で、新車の対象車両を購入し、初度登録を行う者。
1. 補助金交付申請書兼実績報告書
2. 車両の売買契約書の写し
3. 自動車検査証(車検証)の写し
4. 住民票の写し(個人の場合)または登記事項証明書(法人の場合)
5. 市税の滞納がないことの証明書
6. 補助金振込先の口座情報がわかるものの写し
7. 【加算条件適用時】再生可能エネルギー電力の契約がわかる書類
・新車として購入する電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)の車両本体購入費用の一部。
・EV等と同時に設置する充電設備、V2H充放電設備の購入・設置費用の一部。
申請前チェックリスト
補助金概要
Overviewこの記事の信頼性
監修:補助金インサイト編集部(中小企業診断士・行政書士監修)
最終更新:2025年6月25日
情報源:経済産業省「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」、福岡市「次世代自動車の普及に向けた支援事業」等の公募要領
【30秒で理解】福岡県・九州のEV補助金(2025年度版)
福岡県や九州地方で電気自動車(EV)の購入を検討している方へ。2025年度は、国と地方自治体の補助金をダブルで受給できる絶好の機会です。特に福岡市では、国の補助金に加えて市独自の手厚い支援が用意されています。
この記事では、国の「CEV補助金」の最新動向から、福岡市、大野城市など九州各地の補助金制度までを網羅的に解説します。補助金額、対象条件、申請の流れ、そして採択されるための戦略まで、専門家が徹底的に分析。あなたが受け取れる補助金の最大額や、失敗しないための申請手順が全てわかります。
| 基本情報サマリー(福岡市民の場合) | |
|---|---|
| 制度名 | 【国】CEV補助金 + 【福岡市】次世代自動車普及支援事業 |
| 最大補助額 (EV) | 合計 最大100万円以上(国:最大85万円 + 福岡市:15万円) |
| 最大補助額 (FCV) | 合計 最大290万円以上(国:最大230万円 + 福岡市:60万円) |
| 対象エリア | 福岡県、九州各県(自治体ごとに独自補助金あり) |
| 主な対象経費 | 新車のEV・PHEV・FCVの車両本体購入費 |
| 申請難易度 | 中(国の予算枯渇リスクがあり、スピードが重要) |
補助金の対象者は?【条件をチェック】
補助金を利用するには、国と各自治体が定める条件を満たす必要があります。ここでは、基本となる「国のCEV補助金」と、特に手厚い「福岡市」の補助金について、対象者の条件を詳しく解説します。
1. 国のCEV補助金 対象者条件
国のCEV補助金は、個人・法人を問わず幅広い申請者が対象となる基本的な制度です。
■ 国の補助金対象となる条件
- 対象車両の購入:補助対象として指定された新車のEV、PHEV、FCVを新規登録(届出)で購入する者。
- 所有・使用:原則として自家用車として使用する目的であること。リース契約も対象となりますが、別途条件があります。
- 保有義務:補助金を受けた車両を、原則3年または4年間(車両による)は保有し続ける義務があります。期間内に売却等する場合は、補助金の返還が必要になる場合があります。
2. 福岡市独自の補助金 対象者条件
福岡市では、国の条件に加えて市独自の要件が定められています。特に住所や事業所の所在地が重要になります。
| 対象者 | 主な条件 |
|---|---|
| 個人 |
|
| 法人・個人事業主 |
|
■ ポイント
国のCEV補助金と福岡市の補助金は併用が可能です。両方の条件を満たせば、ダブルで補助金を受け取ることができ、購入負担を大幅に軽減できます。ただし、申請はそれぞれ個別に行う必要があるため、手続き漏れがないよう注意しましょう。
補助金額はいくら?国と福岡市の制度を比較
補助金額は、国の制度と自治体の制度で大きく異なります。さらに国のCEV補助金は、車両の性能やメーカーの環境への取り組みによって金額が細かく変動する仕組みになっています。
【重要】国のCEV補助金は「GX推進評価」で変動
2025年度の最大の変更点は、「自動車分野のGX(グリーントランスフォーメーション)への貢献度」を評価する方針へ移行した点です。これにより、車両単体の性能だけでなく、自動車メーカーのサプライチェーン全体での脱炭素化への取り組みも補助金額に反映されるようになりました。
| 評価カテゴリー | 主要な評価項目 |
|---|---|
| 製品性能の向上 | 電費・航続距離の向上、充電性能など |
| 持続可能性 (LCA) | 外部給電機能(V2H/V2L)の標準装備 |
| 企業行動のGX評価 | 低炭素鋼材の導入計画、サイバーセキュリティ対策 |
福岡市の補助金額:FCVへの重点支援が特徴
福岡市は、一般的なEVやPHEVへの支援に加え、FCV(燃料電池自動車)に対して戦略的な高額支援を行っているのが大きな特徴です。これは、将来の水素社会の構築を見据えた先行投資と言えるでしょう。
| 車両種別 | 最大補助額 |
|---|---|
| EV (電気自動車) | 150,000円 |
| PHEV (プラグインハイブリッド) | 50,000円 |
| FCV (燃料電池車) | 600,000円 |
九州の主要自治体 補助金比較
| 自治体 | EV最大補助額 | 備考 |
|---|---|---|
| 福岡市 (福岡) | 150,000円 | FCVは60万円と手厚い。 |
| 大野城市 (福岡) | 100,000円 | 残予算を公開しており透明性が高い。 |
| 知名町 (鹿児島) | 300,000円 | 離島のゼロカーボン推進。4年間の保有義務あり。 |
補助の対象となる経費、ならない経費
補助金の対象となるのは、基本的に車両本体の購入費用です。オプションや税金などは対象外となるため注意が必要です。
対象外経費(NG)
- 税金(自動車税、重量税など)、保険料
- 諸費用(登録費用、納車費用など)
- オプション・アクセサリー類(ナビ、フロアマットなど)
- 中古車(補助金の対象は新車のみ)
申請の流れと最適なタイミング戦略
補助金を確実に受給するには、正しい手順とタイミングが極めて重要です。特に国のCEV補助金は、年度の途中で早期に受付を終了するリスクがあります。
■ ダブル受給の最適解:並行・即時申請
地方自治体(福岡市など)の交付決定を待っていると、国の予算が尽きてしまう可能性があります。両方の受給確率を最大化するためには「車両登録後、速やかに国のCEV補助金を申請し、それと並行して地方の補助金を申請する」という戦略が最も効果的です。
- STEP 1: 情報収集・車両選定
国と自治体の公式サイトで最新情報を確認し、対象車両を選定。ディーラーに見積もりを依頼します。 - STEP 2: 車両の契約・登録
ディーラーと売買契約を締結し、代金を支払い、車両を新規登録します。この登録日が申請の起算点となります。 - STEP 3: 【最優先】国のCEV補助金申請
車両登録後、可能な限り早く申請書類を提出します。予算枯渇リスクを避けるため、スピードを最優先してください。 - STEP 4: 【並行して】福岡市補助金の申請
国の申請と並行して、福岡市の申請準備を進めます。こちらも予算上限に達し次第終了するため、早めの対応が賢明です。 - STEP 5: 審査・交付決定・入金
国、福岡市それぞれで書類審査が行われ、不備がなければ交付決定通知が届き、指定口座に補助金が振り込まれます。
申請に必要な書類一覧【不備は命取り】
申請で最も多い不受理の原因は、書類の不備です。提出前に必ずチェックしましょう。※詳細は必ず公式の公募要領で確認してください。
- 補助金交付申請書(最新年度の様式を使用)
- 本人確認書類の写し(運転免許証など)
- 車検証(自動車検査証)の写し
- 注文書または契約書の写し
- 支払手続き完了証明書類の写し(領収書など)
- (福岡市の場合)住民票、市税の納税証明書など
審査で重視される3つのポイント
■ ポイント1:形式要件の完全性
最も基本的ながら、最も重要なポイントです。申請書類に記入漏れ、押印漏れ、添付書類の不足がないかを徹底的に確認します。特に、金額や日付などの数字は一桁たりとも間違えてはいけません。
■ ポイント2:申請期限の厳守
国のCEV補助金は「車両登録日から〇日以内」など、厳格な期限が定められています。1日でも遅れれば受け付けられません。郵送の場合は消印有効か必着かを確認し、余裕を持ったスケジュールで発送することが不可欠です。
■ ポイント3:政策的意図への合致
2025年度から特に重要になったのがこの点です。国の補助金では、GX推進評価が高い車両、つまり「V2H/V2L機能が標準装備」されている車両などが優遇されます。車両選定の段階で、こうした政策的意図を理解していることが、補助金を最大限活用する鍵となります。
注意点とよくある申請ミス
- 古い様式の使用:補助金の申請様式は年度ごとに改定されます。必ず公式サイトから最新版をダウンロードしましょう。
- 車検証の名義不一致:補助金申請者と、車検証の「使用者」の氏名(または名称)は、完全に一致している必要があります。
- 提出方法の勘違い:「郵送のみ」「持ち込みのみ」など、自治体によってルールが異なります。公募要領の提出方法の項目は必ず熟読してください。
よくある質問(FAQ)
EV補助金を申請すべきかどうかの判断基準
多額の補助金は魅力的ですが、ご自身のライフスタイルや事業内容に合っているかを見極めることが大切です。
こんな人におすすめ!【補助金活用メリット大】
- 自宅に充電設備を設置できる方:ランニングコストを大幅に抑えられます。
- 日々の走行距離が比較的短い方:主に通勤や買い物など、計画的な充電が苦にならない方。
- 災害時の備えに関心がある方:V2H/V2L対応EVなら、停電時に車を非常用電源として活用できます。
こんな人は要検討【注意が必要なケース】
- 長距離の移動が頻繁で、時間的制約が厳しい方:急速充電の時間がストレスになる可能性があります。
- 集合住宅住まいで充電環境の確保が難しい方:公共の充電器に頼ることになり、利便性が低下する場合があります。
- 短期間での乗り換えを検討している方:3〜4年の保有義務があるため、長く乗り続けることが前提となります。
補助金獲得のために今日からやるべき3つのこと
EV補助金は、情報戦であり、スピード勝負です。この記事を読み終えた今、すぐに行動を開始することで、補助金獲得の可能性を大きく高めることができます。
- 1. 公式サイトのブックマークと情報収集
国と福岡市の公式情報サイトをブックマークし、公募要領や対象車種リストに目を通しておきましょう。 - 2. ディーラーへの相談と見積もり取得
気になる車種があれば、すぐにディーラーに連絡を取り、「国のCEV補助金と福岡市の補助金を併用したい」と伝え、見積もりを依頼しましょう。 - 3. 資金計画と書類の事前準備
補助金は後から振り込まれるため、車両代金は一旦全額支払う必要があります。住民票や納税証明書なども早めに取得しておくとスムーズです。
公式情報・問い合わせ先
補助金に関する制度内容は変更される可能性があります。申請前には、必ず下記の公式サイトで最新の公募要領や規定をご確認ください。
| 公式情報・お問い合わせ | |
|---|---|
| 【国】CEV補助金 | 経済産業省 公式サイトを見る → |
| 【国】申請窓口 | 一般社団法人次世代自動車振興センター 公式サイトを見る → |
| 【福岡市】支援事業 | 福岡市 環境局 脱炭素事業推進課 電話:092-711-4309 公式サイトを見る → |
免責事項:本記事は執筆時点の情報に基づいています。補助金の内容は変更される可能性があるため、申請前に必ず公式の公募要領をご確認ください。本記事の情報を利用したことによるいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねます。
最終更新:2025年6月25日
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大60万円 | 最大85万円(車両) | 最大200万円(通常枠)/ 100万円(特別枠) | 最大1,000万円(事業用チップボイラーの場合) | 最大1,000万円(事業用チップボイラー) |
| 補助率 | 対象車両・設備に応じた定額補助。【車両】・EV: 100,000円(再エネ電力契約で50,000円加算)・PHEV: 50,000円・FCV: 600,000円【設備】・充電設備、V2H: 別途市の規定による | — | 2025/12/08 | 2025/12/08 | 2025/12/08 |
| 申請締切 | 2026年3月31日 | 令和8年3月31日まで(予算次第) | 2025年12月15日まで | 令和8年2月27日まで | 令和8年2月27日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 100.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
2. 車両の売買契約書の写し
3. 自動車検査証(車検証)の写し
4. 住民票の写し(個人の場合)または登記事項証明書(法人の場合)
5. 市税の滞納がないことの証明書
6. 補助金振込先の口座情報がわかるものの写し
7. 【加算条件適用時】再生可能エネルギー電力の契約がわかる書類
Q どのような経費が対象になりますか?
・EV等と同時に設置する充電設備、V2H充放電設備の購入・設置費用の一部。