【2025年度】海老名市の住宅断熱リフォームに最大50万円の補助金!
神奈川県海老名市にお住まいで、「冬は寒く、夏は暑い家を快適にしたい」「光熱費を節約したい」とお考えの方に朗報です。海老名市では、住宅の断熱性能を高めるリフォーム工事費用の一部を補助する「令和7年度 住宅断熱改修促進事業補助金」を実施しています。この制度を活用すれば、最大50万円の補助を受けて、お得に快適な住まいを実現できます。
この記事では、海老名市の住宅断熱リフォーム補助金について、対象者や条件、申請方法などを分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- 補助金の対象者・対象住宅・対象工事
- 補助金額と計算方法(最大50万円)
- 申請期間と注意点(先着15件!)
- 申請から補助金受け取りまでの詳しい流れ
- 必要な書類の一覧
「住宅断熱改修促進事業補助金」とは?
この補助金は、海老名市民が所有し居住する住宅の断熱性能を向上させるリフォーム工事を支援する制度です。目的は以下の3つです。
- 市民の居住環境の向上による定住促進
- 居住者の健康寿命の延伸(ヒートショック対策など)
- 住宅の省エネルギー性能の向上(光熱費削減、CO2排出量削減)
※注意:外壁塗装や内装工事など、一般的なリフォームは「住宅改修支援事業補助金」という別の制度になります。窓や壁の断熱に特化した工事が本補助金の対象です。
補助金の詳細をチェック!
補助金を受け取るための詳しい条件を見ていきましょう。
補助対象者・対象住宅
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 以下のすべてを満たす個人
|
| 対象住宅 | 海老名市内にある個人所有の戸建住宅または長屋住宅で、現にZEH水準を満たしていない住宅。 |
補助対象となる工事
この補助金には、必ず行わなければならない【必須工事】と、必須工事と同時に行うことで対象となる【付随工事】があります。
【必須工事】開口部の断熱化
2カ所以上の開閉できる窓やドアの断熱改修が必須です。
- 窓ガラスの交換(複層ガラスなど)
- 内窓の設置
- 外窓の交換
- ドアの交換
【付随工事】躯体等の断熱化・設備の効率化
必須工事と合わせて以下の工事も対象にできます。
- 躯体等の断熱化:外壁、屋根・天井、床の断熱改修
- 設備の効率化:高効率給湯器、太陽熱利用システム、高断熱浴槽、節湯水栓の設置
※注意:国の「先進的窓リノベ2025事業」や「給湯省エネ2025事業」など、他の補助金と工事箇所が重複するものは申請できません。
補助金額はいくら?
補助金額は、工事の性能レベル(省エネ基準相当 or ZEH水準相当)によって大きく異なります。
| 申請区分 | 補助率 | 補助限度額 |
|---|---|---|
| 省エネ基準相当 | 補助対象経費の 2/5 | 20万円 |
| ZEH水準相当 | 補助対象経費の 4/5 | 50万円 |
※補助対象経費は、実際の工事費(税抜)と市が定めるモデル工事費を比較し、低い方の金額を基に算出されます。
申請期間と募集件数【重要】
募集件数:15件(先着順)
募集期間:令和7年5月12日(月)~ 令和7年12月26日(金)
受付時間:平日 9:00~17:00
募集件数が非常に少ないため、予算に達し次第、期間内でも受付終了となります。申請を検討している方は、早めに準備を進めましょう!(市の新着情報によると、受付枠が残り少なくなっている場合がありますので、申請前に必ず市へ問い合わせてください。)
申請場所:海老名市役所 4階 住宅まちづくり課
申請から補助金交付までの流れ
手続きは以下のステップで進みます。特に「交付決定」を受けてから工事契約・着工する点が重要です。
- 【事前準備】取扱事業者の決定
市に登録された「住宅断熱改修促進事業取扱事業者」の中から施工業者を選び、見積もりを取得します。登録事業者以外は対象外なので注意してください。 - 【申請者】交付申請
必要書類を揃えて、海老名市役所4階の住宅まちづくり課窓口へ提出します。 - 【市】審査・交付決定
市が書類を審査し、約40日後に「交付(不交付)決定通知書」が郵送されます。 - 【申請者】工事の契約・着工
必ず「交付決定通知書」を受け取った後に、施工業者と契約し、工事を開始します。施工前・施工中・施工後の写真を同じアングルで撮影してもらうことを忘れずに依頼しましょう。 - 【申請者】完了実績報告
工事が完了し、代金の支払いも済んだら、20日以内に実績報告書を窓口へ提出します。 - 【市】審査・補助金額確定
市が報告書を審査し、約40日後に「補助金確定通知書」が郵送されます。 - 【申請者】補助金の請求
確定通知書に同封されている請求書を記入し、市役所へ提出します。 - 【市】補助金の交付
請求書受理後、約30日以内に指定の口座へ補助金が振り込まれます。
申請に必要な書類
申請には多くの書類が必要です。市のホームページからダウンロードし、計画的に準備しましょう。
交付申請時に必要な主な書類
- 申請書(第1号様式)
- チェックリスト
- 工事費の内訳書
- 施工前の現況写真
- 建材・設備の仕様がわかる書類(カタログ等)
- 図面
- 住宅の位置図
- 不動産登記事項証明書(コピー不可)
- 建築確認年月日がわかる書類
- 見積書の写し
- 住民票の写し、市税等の滞納がない証明書(※市による公簿確認に同意すれば省略可能な場合あり)
完了実績報告時に必要な主な書類
- 実績報告書(第10号様式)
- チェックリスト(申請者用・事業者用)
- 施工中・施工後の写真(施工前と同じアングルで)
- 出荷証明書または納品書
- 請負契約書の写し
- 領収書の写し
まとめ:賢く補助金を活用して快適な住まいへ
海老名市の「住宅断熱改修促進事業補助金」は、断熱リフォームを考えている方にとって非常に魅力的な制度です。しかし、募集件数が15件と非常に少なく、手続きも複雑なため、早めの情報収集と準備が成功のカギとなります。
成功のポイント
- まずは市の「取扱事業者一覧」から信頼できる業者を探し、相談する。
- 申請前に必ず市の住宅まちづくり課に問い合わせ、最新の受付状況を確認する。
- 市の「交付決定通知」を受け取るまで、絶対に工事の契約や着工をしない。
- 必要書類や写真撮影について、施工業者としっかり連携する。
この機会に補助金を活用し、光熱費を抑えながら一年中快適に過ごせる住まいを手に入れてみてはいかがでしょうか。
【お問い合わせ先】
海老名市 まちづくり部 住宅まちづくり課
電話番号:046-235-9606 (住宅政策係)
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大50万円 | 最大58.5万円 | 最大325万円 | 最大3万円 | 最大120万円 |
| 補助率 | 【省エネ基準相当】補助対象経費の2/5(上限20万円)。 【ZEH水準相当】補助対象経費の4/5(上限50万円)。 ※いずれも、実際の工事費(税抜)と市のモデル工事費を比較し低い方の金額を基に算出された補助対象経費と、補助限度額のいずれか低い金額が補助額となります。 | 2025/12/05 | 【高断熱窓・ドア】製品の性能・大きさに応じた定額補助(上限130万円、条件により最大325万円)。【断熱材】対象経費の1/3(上限100万円)。【高断熱浴槽】対象経費の1/3(上限9.5万円)。【リフォーム瑕疵保険】定額7,000円。 | 購入金額に応じて1万円、2万円、3万円のいずれか。上限3万円 | 対象経費の1/3以内 |
| 申請締切 | 2025年12月26日 | 各市町により異なる(例:神河町は令和7年12月26日まで) | 事前申込:令和7年5月30日から / 交付申請兼実績報告:令和11年3月30日まで | 令和8年3月24日まで | 令和7年12月12日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
【完了実績報告時】実績報告書、チェックリスト、施工中・後の写真、出荷証明書、契約書写し、領収書写しなど。
Q どのような経費が対象になりますか?
【付随工事】躯体(外壁・屋根・天井・床)の断熱化、高効率給湯器の設置、太陽熱利用システムの設置、高断熱浴槽の設置、節湯水栓の設置など。