【重要】本年度の受付は終了しました
令和7年度「家庭用蓄電池導入支援補助金」は、申請額が予算の上限に達したため、令和7年9月24日をもって受付を終了しました。
本記事は来年度以降の申請に向けた参考情報としてご活用ください。最新情報は公式サイトでご確認をお願いします。
1. 令和7年度 兵庫県淡路地域 家庭用蓄電池補助金の概要
兵庫県淡路県民局と一般財団法人淡路島くにうみ協会は、「あわじ環境未来島構想」の一環として、淡路島内におけるエネルギーの地産地消を推進するため、家庭用蓄電池システムの導入を支援する補助金制度を実施しています。この制度は、太陽光発電で生み出された電力を家庭で効率的に活用(自家消費)することを目的としています。例年人気の高い補助金であり、令和7年度も予算上限に達し、早期に受付を終了しました。
以下に、令和7年度の制度概要をまとめました。来年度の申請を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金名 | 令和7年度 家庭用蓄電池導入支援補助金 |
| 実施団体 | 兵庫県淡路県民局、一般財団法人淡路島くにうみ協会 |
| 補助金額 | 蓄電容量1kWhあたり1.5万円(上限15万円) |
| 申請期間 | 令和7年4月1日(火)~ 令和8年2月27日(金) ※令和7年9月24日に予算上限到達のため受付終了 |
| 対象地域 | 兵庫県淡路島内(洲本市、南あわじ市、淡路市) |
| 公式サイト | 兵庫県公式サイト |
2. 補助対象者の詳細な条件
この補助金を利用するには、以下の条件をすべて満たす必要があります。申請前に必ず確認しましょう。
- 居住地: 淡路島内(洲本市、南あわじ市、淡路市)の住宅に常時居住している、または居住予定の個人であること。
- 住宅の要件: 申請者が住む住宅が、太陽光発電設備を備えていること。店舗や事務所との併用住宅は対象外です。
- 補助金の重複: 導入する蓄電池について、兵庫県が実施する他の補助金制度と併用することはできません。
3. 補助の対象となる蓄電池の要件
導入する蓄電池も、以下の要件を満たす必要があります。どの製品が対象になるか、設置業者とよく相談することが重要です。
- 国の補助対象製品: 国が令和6年度以降に実施する補助事業(DER補助金など)において、補助対象システムとしてパッケージ型番が登録されている蓄電システム(蓄電池部および電力変換装置)であること。
- 製品の状態: 補助対象となる機器は、未使用品に限られます。中古品やリビルド品は対象外です。
4. 補助金額の計算方法と上限
補助金額は、導入する蓄電池の容量によって決まります。具体的な計算方法は以下の通りです。
計算式: 蓄電容量 (kWh) × 1.5万円
- 上限額: 15万円
- 端数処理: 計算結果に千円未満の端数がある場合は、その端数を切り捨てます。
【計算例】
- 蓄電容量が6.5kWhの場合: 6.5kWh × 1.5万円 = 9.75万円 → 補助額 97,000円
- 蓄電容量が10.0kWhの場合: 10.0kWh × 1.5万円 = 15万円 → 補助額 150,000円(上限適用)
- 蓄電容量が12.0kWhの場合: 12.0kWh × 1.5万円 = 18万円 → 補助額 150,000円(上限適用)
5. 申請手続きの流れと注意点
申請は、蓄電システムの設置工事前に行う必要があります。工事完了後の申請は受け付けられないため、スケジュール管理が非常に重要です。
- 事前準備: 設置業者と相談し、補助対象となる蓄電池を選定し、見積書を取得します。
- 申請書類の作成: 公式サイトから最新の申請様式をダウンロードし、必要事項を記入します。見積書やカタログの写しなど、必要な添付書類を揃えます。
- 申請書の提出: 書類一式を、指定の提出先へ郵送または持参します。FAXやE-mailでの申請はできません。
- 交付決定: 申請内容が審査され、問題がなければ「補助金交付決定通知書」が届きます。
- 設置工事・支払い: 交付決定通知書を受け取った後、蓄電池の設置工事を行い、業者への支払いを完了させます。
- 実績報告: 工事完了後、期限内に実績報告書と関連書類(領収書の写し、設置後の写真など)を提出します。
- 補助金の交付: 実績報告の内容が確認された後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
【注意点】
- 申請様式は年度ごとに変更される可能性があるため、必ず最新のものを公式サイトから入手してください。
- 申請者の氏名は自署または記名押印が必要です。
- 提出前には、公式サイトで公開されている「申請書提出時チェックシート」を活用し、書類に不備がないか確認しましょう。
6. 申請書類の提出先・問い合わせ窓口
申請に関する相談や書類の提出は、以下の窓口で行います。
提出先・問い合わせ先
〒656-0021
洲本市塩屋二丁目4番5号 洲本総合庁舎3階
兵庫県淡路県民局 県民躍動室 県民課
- 電話番号: 0799-26-3480 (内線: 628)
- FAX番号: 0799-24-6934
- Eメール: awajikem@pref.hyogo.lg.jp
7. まとめ|来年度の補助金活用に向けて
兵庫県淡路地域の「家庭用蓄電池導入支援補助金」は、太陽光発電を設置している家庭にとって、初期費用を大幅に抑えられる大変魅力的な制度です。令和7年度は早期に受付を終了したことからも、その人気の高さがうかがえます。
来年度も同様の制度が実施される可能性が高いため、淡路島で蓄電池の導入を検討している方は、今から情報収集を始めておくことをお勧めします。特に、補助対象となる機器の条件や申請のタイミングは重要です。公式サイトを定期的にチェックし、来年度の公募開始に備えましょう。
類似補助金との比較
Comparison| 比較項目 |
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大15万円 | 最大519,000円(単独浄化槽撤去費として最大90,000円の加算あり) | 最大16,000円 | 最大548,000円 | 最大60万円 |
| 補助率 | 蓄電容量1kWhあたり1.5万円を補助(上限15万円)。千円未満の端数は切り捨て。 | 本補助金は定額補助であり、補助率の定めはありません。補助金額は浄化槽の人槽(規模)によって以下のように定められています。 ・5人槽: 332,000円 ・6~7人槽: 411,000円 ・8~50人槽: 519,000円 また、単独処理浄化槽の撤去を伴う場合は、撤去に要した費用(上限90,000円)が上記金額に加算されます。 | 防犯用具の購入・設置費用の5割(補助上限16,000円、1,000円未満切り捨て) | 浄化槽の設置に要する費用と、人槽区分ごとに定められた上限額(5人槽:332,000円、6~7人槽:414,000円、8~50人槽:548,000円)のうち、いずれか少ない額を交付する定額補助です。補助率の適用はありません。既存単独処理浄化槽の撤去費用に対しては、最大12万円を上限として別途補助されます。 | 対象経費の実費に対し、年齢に応じて定められた上限額まで補助。補助率の定めはありません。【夫婦ともに29歳以下】上限60万円、【夫婦ともに39歳以下】上限30万円。 |
| 申請締切 | 2026年2月27日 | 令和7年12月24日(水)まで ※先着順、予算額に達し次第終了 | 令和8年3月31日 | 令和8年2月28日(予算に達し次第終了) | 令和8年3月31日 |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 85.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・事業計画書
・収支予算書
・補助対象経費の内訳がわかる書類(見積書等の写し)
・補助対象機器の仕様や規格等がわかる書類(カタログ等の写し)
・設置予定場所の案内図
・設置予定場所の写真
・【実績報告時】事業報告書、収支決算書、領収書の写し、設置後の写真など
※詳細は公式サイトのチェックシートをご確認ください。