【2025年版】稲沢市中小企業販路開拓支援補助金|展示会出展費用を最大20万円補助!申請方法を解説
補助金詳細
Details稲沢市内に事業所を有する中小企業者(法人、小規模事業者、個人事業主)で、市税の未納がなく、令和6年12月31日以前から事業を営んでいる者など、所定の要件をすべて満たす者。
・交付申請書
・事業計画書
・完了報告書
・実施報告書
・補助金等交付請求書
・展示会等の開催案内や出展料が確認できる書類の写し
・出展小間の写真(オンラインの場合はページの写し)
・出展したことが確認できる会場案内図等(オンラインの場合は出展者一覧ページの写し)
・小間料または出展料の支払等を証明する書類(領収書等)の写し
・法人の場合:直近の決算書の写し(貸借対照表・損益計算書)
・個人事業主の場合:直近の確定申告書の写し
・販路拡大のための展示会・見本市等に出展する場合の小間料
・オンライン展示会の場合は出展料
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview愛知県稲沢市で事業を営む中小企業や個人事業主の皆様へ朗報です。新規顧客の獲得やビジネスチャンスの拡大に不可欠な展示会や見本市への出展。しかし、その出展費用は決して安くはありません。そんな事業者の皆様の負担を軽減し、積極的な販路開拓を後押しするため、稲沢市では「中小企業販路開拓支援補助金」を実施しています。この制度を活用すれば、出展にかかる小間料の最大20万円の補助を受けることが可能です。オンライン展示会も対象となるため、今の時代に合った販路拡大戦略にも対応できます。この記事では、補助金の概要から対象条件、申請方法、採択されるためのポイントまで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。ビジネスを次のステージへ進めるための絶好の機会を、ぜひご活用ください。
この補助金の重要ポイント
- 稲沢市内の事業者が対象
- 展示会・見本市の小間料(出展料)が対象経費
- 補助率は対象経費の2分の1、上限額は年間20万円
- オンライン展示会も対象
- 申請は先着順!予算がなくなり次第終了
- 出展後の事後申請も可能(開催後30日以内)
1. 稲沢市中小企業販路開拓支援補助金の概要
まずは、この補助金がどのような制度なのか、全体像を把握しましょう。
目的・背景
本補助金は、稲沢市内の中小企業の持続的な発展と事業継続を支援することを目的としています。具体的には、自社の優れた製品や技術を広くアピールする場である展示会・見本市への出展を促進し、新たな市場開拓、事業提携先の確保、受発注機会の創出を後押しするものです。これにより、市内産業の活性化を図ることを目指しています。
制度の基本情報
| 正式名称 | 中小企業販路開拓支援補助金 |
|---|---|
| 実施組織 | 稲沢市(経済環境部 商工観光課 中小企業グループ) |
| 申請受付期間 | 令和7年4月1日(火)~令和8年1月30日(金) |
| 対象となる展示会等の開催期間 | 令和7年4月1日(火)~令和7年12月31日(水) |
【最重要】先着順・予算に注意!
この補助金は先着順で受け付けられ、市の予算がなくなり次第、期間内であっても受付を終了します。出展を検討している方は、計画段階で必ず稲沢市商工観光課に予算の残額を確認し、早めに申請準備を進めることを強くお勧めします。
2. 補助金額・補助率について
気になる補助金額と補助率について、具体的に見ていきましょう。
補助額と計算方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 補助対象経費 × 1/2 |
| 年間補助限度額 | 20万円(1事業者あたり) |
| 端数処理 | 算出された補助額の1,000円未満は切り捨て |
具体的な計算例
- ケース1:小間料が35万円の場合
350,000円 × 1/2 = 175,000円
→ 補助額:175,000円 - ケース2:小間料が50万円の場合
500,000円 × 1/2 = 250,000円
→ 上限額20万円が適用されるため、補助額:200,000円 - ケース3:小間料が15万5千円の場合
155,000円 × 1/2 = 77,500円
→ 1,000円未満切り捨てのため、補助額:77,000円
3. 補助対象者・対象事業の詳細
自社が補助金の対象になるかどうか、以下の要件をしっかりと確認してください。
補助対象者の要件
以下のすべてに該当する必要があります。
- 稲沢市内に事業所を有する中小企業であること(法人、小規模事業者、個人事業主を含む)。
- 稲沢市に法人市民税の設立届または個人事業の開業届などを提出していること。
- 令和6年12月31日以前から事業を営んでいること。
- 市税の未納がないこと。
- 暴力団または暴力団員と密接な関係を有していないこと。
補助対象となる事業
販路拡大を目的として、展示会や見本市等へ出展する事業が対象です。
補助対象外となる事業
一方で、以下のようなケースは対象外となりますのでご注意ください。
- その場で商品を販売する小売を主な目的としたもの(例:物産展、フリーマーケットなど)
- 関係者のみが参加するなど、広く一般に公開されていないもの
- 出展社数が50社未満の小規模なもの
- 稲沢市が主催、共催、または委託により開催するもの
- 国、愛知県、その他の機関から同様の趣旨の補助金の交付を受けるもの(二重受給は不可)
- その他、市長が不適当と認めるもの
4. 補助対象となる経費
補助金の対象となる経費は非常にシンプルです。間違えないように確認しましょう。
対象外経費の例
以下の経費は補助対象となりませんので、ご注意ください。
- ブースの装飾費、設営費
- 電気、水道、インターネット回線などの工事費・使用料
- パンフレット、チラシなどの印刷物作成費
- 出展スタッフの人件費、交通費、宿泊費
- 展示品の運搬費
- 消費税および地方消費税
5. 申請方法と手続きの流れ
申請手続きは「出展前に申請するパターン」と「出展後に申請するパターン」の2通りがあります。どちらも可能ですが、交付決定は申請書の受付順となるため、計画が決まったら早めに動くことが重要です。
申請から交付までの全体フロー
Step 1: 事前相談(推奨)
まずは稲沢市商工観光課に電話し、補助金の予算残額を確認します。
Step 2: 申請書類の準備・提出
出展前、または出展後30日以内に必要書類を提出します。
Step 3: 交付(不交付)決定
市が申請内容を審査し、交付決定通知書(または不交付決定通知書)が送付されます。
Step 4: 事業実施(展示会出展)
展示会に出展します。写真撮影などを忘れずに行いましょう。
Step 5: 実績報告書類の提出
展示会終了後、30日以内に実績報告書などを提出します。
Step 6: 補助金額の確定
市が実績報告を審査し、補助金額の確定通知書が送付されます。
Step 7: 補助金の請求・交付
補助金等交付請求書を提出し、指定の口座に補助金が振り込まれます。
パターンA:出展前に申請する場合
【出展前】に提出する書類
- 交付申請書
- 事業計画書
- 展示会の開催案内や出展料がわかる書類の写し(パンフレット等)
- <法人>直近の決算書の写し / <個人>直近の確定申告書の写し
【出展後30日以内】に提出する書類
- 完了報告書
- 実施報告書
- 補助金等交付請求書
- 出展小間の写真、会場案内図等
- 小間料の支払を証明する書類(領収書等)の写し
パターンB:出展後に申請する場合
【出展後30日以内】に以下の書類をすべて提出
- 交付申請書
- 完了報告書
- 実施報告書
- 補助金等交付請求書
- 展示会の開催案内や出展料がわかる書類の写し
- 出展小間の写真、会場案内図等
- 小間料の支払を証明する書類(領収書等)の写し
- <法人>直近の決算書の写し / <個人>直近の確定申告書の写し
※申請書様式や記載例は、稲沢市の公式サイトからダウンロードできます。
申請方法
- 窓口申請
稲沢市役所 本庁舎2階 商工観光課 窓口
(月~金曜 午前8時30分~午後5時15分 ※正午~午後1時を除く) - 電子メール申請
chusho@city.inazawa.aichi.jp へ必要書類を添付して送付
※メール送信後、必ず商工観光課(0587-32-1332)へ電話連絡が必要です。
6. 採択されるための3つの重要ポイント
この補助金は、要件を満たしていれば原則として交付されますが、予算には限りがあります。確実に補助金を受け取るために、以下のポイントを押さえておきましょう。
ポイント1:とにかく早く動く(予算の確認と申請)
最大のポイントは「先着順」であることです。年度の後半になると予算がなくなっている可能性が高まります。出展計画が固まったら、すぐにでも市の担当課に予算状況を確認し、速やかに申請手続きを進めましょう。特に、事前申請をしておくことで、予算を確保できる可能性が高まります。
ポイント2:書類の不備をなくす
申請書類に不備があると、修正に時間がかかり、その間に予算が尽きてしまうリスクがあります。公式サイトにある記載例をよく確認し、記入漏れや添付書類の不足がないように、提出前に何度もチェックしましょう。不明な点があれば、遠慮なく担当課に問い合わせることが大切です。
ポイント3:対象要件の再確認
意外な見落としがないか、申請前に対象外要件を再確認しましょう。特に「出展社数50社未満の小規模なもの」や「小売が主目的のもの」に該当しないか、出展する展示会の規約や概要をしっかり確認しておくことが重要です。また、国や県の他の補助金と併用できない点も注意が必要です。
7. よくある質問(FAQ)
Q1. 申請は展示会の前に必ず必要ですか?
A1. いいえ、必須ではありません。展示会が終了した後でも、開催日から30日以内であれば事後申請が可能です。ただし、交付は申請受付順のため、予算がなくなるリスクを考えると早めの事前申請をお勧めします。
Q2. オンラインで開催される展示会も対象になりますか?
A2. はい、対象となります。その場合、補助対象経費は「小間料」ではなく「出展料」となります。自社名や出展内容がわかるページのスクリーンショットなどを実績報告時に提出する必要があります。
Q3. 年に2回展示会に出展します。両方とも申請できますか?
A3. はい、可能です。ただし、1事業者あたりの年間補助限度額は合計で20万円です。1回目の申請で15万円の補助を受けた場合、2回目は上限5万円までの補助となります。
Q4. 交通費やパンフレット作成費は対象になりますか?
A4. いいえ、対象外です。この補助金の対象経費は、展示会の「小間料」または「出展料」のみに限定されています。
Q5. 稲沢市に住んでいますが、事業所が市外の場合は対象ですか?
A5. いいえ、対象外です。代表者の居住地ではなく、事業所が稲沢市内にあることが要件となります。
8. まとめと次のアクション
今回は、稲沢市の中小企業・個人事業主が活用できる「中小企業販路開拓支援補助金」について詳しく解説しました。
おさらい:重要ポイント
- 対象者:稲沢市内の中小企業・個人事業主
- 補助額:最大20万円(補助率1/2)
- 対象経費:展示会・見本市の小間料・出展料
- 注意点:先着順!予算がなくなり次第終了
この補助金は、新たな顧客やパートナーと出会うための強力なツールです。費用を理由に出展をためらっていた事業者様は、ぜひこの機会を最大限に活用してください。
あなたの次のアクションは、まず稲沢市商工観光課に電話をして、補助金の予算状況を確認することです。そして、公式サイトから申請書類をダウンロードし、準備を始めましょう。積極的な一歩が、あなたのビジネスを大きく飛躍させるはずです。
お問い合わせ先
- 担当部署:稲沢市役所 経済環境部 商工観光課 中小企業グループ
- 所在地:愛知県稲沢市稲府町1番地
- 電話番号:0587-32-1332
- 公式サイト:中小企業販路開拓支援補助金について
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大20万円 | 最大30万円 | 最大300万円(団体等は最大600万円) | 最大100万円 | 最大200万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の1/2。1事業者あたりの年間補助限度額は20万円です。算出額の1,000円未満は切り捨てとなります。 | — | 2025/12/05 | 補助対象経費の3分の2以内。 ・パッケージ改良区分:上限30万円 ・設備整備区分:上限100万円 | 国内展示会:補助率2分の1 上限100万円、海外展示会:補助率3分の2 上限200万円 |
| 申請締切 | 2026年1月30日 | 令和7年12月の最終開庁日(2025年12月26日頃) | 令和8年1月16日まで | 第1期: 令和7年9月30日 / 第2期: 令和7年12月26日 | 令和7年12月19日(金曜日) |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 66.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・事業計画書
・完了報告書
・実施報告書
・補助金等交付請求書
・展示会等の開催案内や出展料が確認できる書類の写し
・出展小間の写真(オンラインの場合はページの写し)
・出展したことが確認できる会場案内図等(オンラインの場合は出展者一覧ページの写し)
・小間料または出展料の支払等を証明する書類(領収書等)の写し
・法人の場合:直近の決算書の写し(貸借対照表・損益計算書)
・個人事業主の場合:直近の確定申告書の写し
Q どのような経費が対象になりますか?
・オンライン展示会の場合は出展料