【2025年】東京都商店街防災力向上補助金|最大30万円・補助率100%!申請方法を徹底解説
補助金詳細
Details都内の商店街、区市町村を単位とする商店街の連合会、商工会、商工会議所及び商工会連合会
【単独申請の場合】
・補助金交付申請書(第1-1号様式)
・収支予算書(第2号様式)
・補助対象経費に係る見積りやカタログ等の根拠資料
・商店街等の定款、規約、会則
・商店街等の役員名簿
・商店街等が作成した災害が起きた際のルール、マニュアル
・印鑑証明(原本)
・通帳見開きページ(支店名、口座番号、口座名義人の記載がある箇所)のコピー
・納税証明書(原本)(法人のみ)
【とりまとめ申請の場合】
・補助金交付申請書(第1-2号様式)
・収支予算書(第2号様式)
・代表団体(商店街の連合会、商工会等)の定款、規約、会則
・代表団体の役員名簿
・代表団体の印鑑証明(原本)
・代表団体の通帳見開きページのコピー
・とりまとめる全ての商店街等の定款、規約、会則
・とりまとめる全ての商店街等の役員名簿
・補助対象経費に係る見積りやカタログ等の根拠資料
・代表団体を構成する商店街等の名簿
・とりまとめる全ての商店街等が作成した災害が起きた際のルール、マニュアル
・とりまとめる全ての商店街等の納税証明書(原本)(法人のみ)
・防災資機材・防災備蓄品等の購入経費(必須項目。水や食料品は保存年限5年以上のもの)
例:防災用無線、災害救助用具、簡易トイレ、ヘルメット、非常食、発電機など
・防災訓練の案内や防災マップ等の作成・印刷に要する経費
・打合せに係る経費(会場費、飲料費等)
※工事経費、アルコール類、食事代、茶菓子代、金券やポイントでの支払いは対象外です。
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview【2025年】東京都商店街防災力向上補助金|最大30万円・補助率100%!申請方法を徹底解説
首都直下地震などの大規模災害は、いつ起こるかわかりません。地域コミュニティの中心である商店街が、万が一の際に来街者や地域住民の安全を守る拠点となることは非常に重要です。しかし、防災対策にはコストがかかるのが実情です。そんな都内商店街の皆様を力強く支援するため、東京都が「商店街防災力向上緊急支援事業費補助金」を実施しています。この補助金は、防災用品の購入費用などを最大30万円、補助率10/10(100%)で支援するという、非常に手厚い内容です。この記事では、補助金の概要から対象経費、申請方法、採択されるためのポイントまで、どこよりも詳しく、わかりやすく解説します。あなたの商店街の防災力を高める絶好の機会を、ぜひご活用ください。
この補助金の3つのポイント
- 補助率10/10(100%)! かかった費用の全額が補助されます。
- 上限30万円! 防災資機材や備蓄品をまとめて揃えられます。
- 募集期間延長! 令和7年11月30日まで申請可能です。
① 補助金の概要
まずは、本補助金の全体像を把握しましょう。どのような目的で、誰が実施しているのかを理解することが、申請への第一歩です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 東京都商店街防災力向上緊急支援事業費補助金 |
| 実施組織 | 東京都産業労働局商工部地域産業振興課 |
| 目的・背景 | 首都直下地震等の大規模な自然災害に備え、都内の商店街が来街者や地域住民の安全確保など、地域の防災力向上に取り組む経費を助成する。 |
| 対象者 | 都内の商店街、商店街の連合会、商工会、商工会議所など |
| 申請期間 | 令和7年6月9日(月)~ 令和7年11月30日(日)【消印有効】※期間が延長されました |
② 助成金額・補助率
この補助金の最大の魅力は、その手厚い支援内容です。自己負担なしで防災対策を進めることができます。
| 申請形態 | 補助率 | 補助限度額 |
|---|---|---|
| 商店街による単独申請 | 10/10 (100%) | 30万円 |
| 商店街の連合会や商工会等による「とりまとめ申請」 | 30万円 × とりまとめて申請する商店街等の数 |
計算例:とりまとめ申請の場合
例えば、ある地域の商店街連合会が、加盟する5つの商店街を取りまとめて申請する場合、補助金の上限額は以下のようになります。
30万円 × 5商店街 = 補助上限額 150万円
これにより、より広範囲で大規模な防災対策を計画・実行することが可能になります。
③ 対象者・補助要件
補助金を受け取るためには、対象者の条件を満たし、定められた要件をクリアする必要があります。ここでは、その詳細を確認していきましょう。
補助対象者
- 都内の商店街(複数の商店街が共同で申請する場合も含む)
- 区市町村を単位とする商店街の連合会
- 商工会、商工会議所及び商工会連合会
※連合会や商工会等がとりまとめ申請を行う場合、その中の商店街は単独で申請することはできません。
必ず満たすべき2つの補助要件
補助金を受けるには、以下の2つの要件を両方満たす必要があります。
- 防災訓練を1回以上実施すること
申請書に実施(予定)日を記載する必要があります。事業実施期間(交付決定日~令和8年2月27日)内に実施してください。
(例:避難誘導訓練、消火訓練、応急手当訓練、安否確認訓練など) - 災害が起きた際のルール・マニュアルを具備すること
作成したマニュアルを申請書に添付する必要があります。東京都のホームページにテンプレートや作成例が掲載されているので、活用しましょう。
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④ 補助対象経費
具体的にどのような費用が補助の対象になるのでしょうか。対象経費と対象外経費をしっかり確認し、無駄のない事業計画を立てましょう。
対象となる経費の例
- 防災資機材・防災備蓄品等の購入経費(必須)
- 防災用無線、メガホン、トランシーバー
- 災害救助用具(バール、ジャッキ、のこぎり等)
- 簡易トイレ、発電機、投光器、ヘルメット
- 非常食、保存水(※保存年限が5年以上のもの)
- 救急箱、担架、毛布、ブルーシート など
- 防災訓練の案内や防災マップ等の作成・印刷に要する経費
- 訓練告知チラシの印刷費
- 地域の避難場所を記した防災マップの作成費
- 打合せに係る経費
- 会議室の会場費
- 打合せ時の飲料費(※アルコール、食事代、茶菓子代は対象外)
対象とならない経費の例
- 工事経費(例:防災倉庫の設置工事など)
- アルコール類、食事代、茶菓子代
- 商品券等の金券やポイントを利用した支払い
- 申請団体の役員や内部団体への支払い
- 汎用性が高く、日常的に使用できる物品(例:通常の事務用品など)
重要:「防災資機材・防災備蓄品等の購入」は必須項目です。この経費を含まない申請はできませんのでご注意ください。
⑤ 申請方法・手順
申請は、計画的に進めることが重要です。ここでは、申請から補助金受け取りまでの流れと、必要書類について詳しく解説します。
申請から補助金交付までの流れ
- Step 1: 準備
事業計画(購入物品、防災訓練、マニュアル)を策定し、見積書などを取得します。 - Step 2: 申請書類の提出
必要書類を揃え、令和7年11月30日(日)までに、所在地の区市町村の商店街振興課へ提出します。(Jグランツによる電子申請も可) - Step 3: 交付決定
東京都による審査後、交付決定通知書が届きます。(令和7年7月上旬以降) - Step 4: 事業実施
交付決定日以降に物品の購入や防災訓練などを実施します。(~令和8年2月27日まで) - Step 5: 実績報告
事業完了後30日以内に、実績報告書と領収書などを東京都へ提出します。 - Step 6: 額の確定・請求
東京都から補助金額の確定通知が届いたら、請求書を提出します。 - Step 7: 補助金交付
指定した口座に補助金が振り込まれます。
【単独申請の場合】
- 補助金交付申請書
- 収支予算書
- 見積書やカタログ等の根拠資料
- 商店街等の定款、規約、会則
- 商店街等の役員名簿
- 災害が起きた際のルール、マニュアル
- 印鑑証明(原本)
- 通帳見開きページのコピー
- 納税証明書(原本)(法人のみ)
【とりまとめ申請の場合】
- 補助金交付申請書
- 収支予算書
- 代表団体の定款、役員名簿、印鑑証明、通帳コピー
- とりまとめる全ての商店街等の定款、役員名簿、ルール・マニュアル、納税証明書(法人のみ)
- 見積書やカタログ等の根拠資料
- 構成する商店街等の名簿
⑥ 採択のポイント
補助金は申請すれば必ず受け取れるわけではありません。採択の可能性を高めるためのポイントと注意点を押さえておきましょう。
- 書類の完璧な準備: 提出書類に不備や漏れがあると、審査の対象外となる可能性があります。提出前に何度も確認しましょう。
- 具体的で実現可能な計画: 防災訓練の計画やマニュアルの内容は、具体的で、その商店街の実情に合っていることが重要です。「誰が」「いつ」「何をするか」を明確にしましょう。
- 補助要件の確実な遵守: 「防災訓練の実施」と「マニュアルの具備」は必須です。これらの計画が曖昧だと採択は難しくなります。
- 経費の妥当性: 購入する物品が、事業目的に沿った防災資機材であることを明確に示しましょう。相見積もりを取るなど、価格の妥当性を示すことも有効です。
- 早めの申請: 補助金は予算の範囲内で交付されます。申請が多数あった場合、期間の終盤では予算が上限に達する可能性も考えられます。準備が整い次第、早めに申請することをお勧めします。
⑦ よくある質問(FAQ)
Q1. 申請は1つの商店街で何回もできますか?
A1. いいえ、申請は1商店街等につき1回限りです。とりまとめ申請に参加した場合も、単独での再申請はできません。
Q2. 災害マニュアルの作り方が全くわかりません。
A2. 東京都のホームページに簡易記入様式(Word/PDF)が用意されています。また、「商店街ステップアップ応援事業」の無料専門家派遣を活用すれば、専門家と一緒に作成できますので、ぜひご活用ください。
Q3. 備蓄品を保管する倉庫が商店街にありません。
A3. 備蓄場所がない場合は、商店街の会員店舗等へ防災資機材や備蓄品を分散して配置することも可能です。その旨をマニュアルに記載しておきましょう。
Q4. 交付決定前に購入した物品も対象になりますか?
A4. いいえ、対象になりません。必ず東京都からの「交付決定通知書」が届いた日付以降に発注・購入・支払いを行ってください。フライングは補助対象外となるため厳禁です。
Q5. 支払いにクレジットカードやポイントは使えますか?
A5. クレジットカードは、商店街等の法人名義または代表者の個人名義のものであれば使用可能です。ただし、ポイントの利用はできません。付与されたポイント分も補助対象経費から除外されるため、注意が必要です。
⑧ まとめ・お問い合わせ
今回は、東京都の「商店街防災力向上緊急支援事業費補助金」について詳しく解説しました。この補助金は、地域の安全・安心を守る商店街にとって、非常に価値のある制度です。
重要ポイントの再確認
- 補助率100%、上限30万円の非常に手厚い支援。
- 対象は防災資機材の購入や防災マップ作成など。
- 「防災訓練の実施」と「マニュアルの具備」が必須要件。
- 申請期間は令和7年11月30日(日)まで。
- 申請先は各区市町村の商店街振興課。
この機会を最大限に活用し、あなたの商店街を災害に強い、地域からさらに頼られる存在へと進化させましょう。まずは、ご自身の商店街がある区市町村の担当課へ相談することから始めてみてください。
本件に関するお問い合わせ先
東京都産業労働局商工部地域産業振興課 商店街振興担当
電話:03-5320-4787(直通)
住所:〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 都庁第一本庁舎20階北側
公式サイト:商店街支援メニューのご案内
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大30万円 | 最大155万円 | 祝い品:500円/人、つどい:最大2,000円/人+α | 最大40万円 | 最大686万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の10/10(100%)。上限額は単独申請で30万円、とりまとめ申請の場合は「30万円×とりまとめて申請する商店街等数」となります。 | 工事内容(基礎、壁、屋根)ごとの単価積算額または工事費のいずれか低い方 | 2025/12/05 | 工事費の2/3以内。上限額は市町村によって異なる。撤去工事のみの場合、上限8万円~13.3万円。新設工事を行う場合、上限26.6万円~26.7万円。撤去と新設合計で最大40万円。 | 事業費の2分の1以内 |
| 申請締切 | 2025年11月30日 | 2026-02-27 | 令和7年12月19日まで | 令和8年2月27日まで | 令和7年12月25日 |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | — | 95.0% | 50.0% | 70.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・補助金交付申請書(第1-1号様式)
・収支予算書(第2号様式)
・補助対象経費に係る見積りやカタログ等の根拠資料
・商店街等の定款、規約、会則
・商店街等の役員名簿
・商店街等が作成した災害が起きた際のルール、マニュアル
・印鑑証明(原本)
・通帳見開きページ(支店名、口座番号、口座名義人の記載がある箇所)のコピー
・納税証明書(原本)(法人のみ)
【とりまとめ申請の場合】
・補助金交付申請書(第1-2号様式)
・収支予算書(第2号様式)
・代表団体(商店街の連合会、商工会等)の定款、規約、会則
・代表団体の役員名簿
・代表団体の印鑑証明(原本)
・代表団体の通帳見開きページのコピー
・とりまとめる全ての商店街等の定款、規約、会則
・とりまとめる全ての商店街等の役員名簿
・補助対象経費に係る見積りやカタログ等の根拠資料
・代表団体を構成する商店街等の名簿
・とりまとめる全ての商店街等が作成した災害が起きた際のルール、マニュアル
・とりまとめる全ての商店街等の納税証明書(原本)(法人のみ)
Q どのような経費が対象になりますか?
例:防災用無線、災害救助用具、簡易トイレ、ヘルメット、非常食、発電機など
・防災訓練の案内や防災マップ等の作成・印刷に要する経費
・打合せに係る経費(会場費、飲料費等)
※工事経費、アルコール類、食事代、茶菓子代、金券やポイントでの支払いは対象外です。