【令和7年度】春日部市太陽光発電・蓄電池補助金|個人住宅向け!申請方法から注意点まで徹底解説
補助金詳細
Details春日部市内の対象住宅に居住(または居住予定)し、所有(または所有予定)している個人。市税の滞納がなく、他の所有者から設置の同意を得ていること。
・交付申請書(様式第1号)
・申請者の住民票の写し
・令和6年度分の市民税納税証明書の写し(または非課税証明書)
・交付申請書添付書類確認票(様式第2号)
・事業計画書(様式第3号)
・工事請負契約書、商品売買契約書等の写し
・経費の内訳書等の写し(契約書に記載がない場合)
・対象設備の仕様、規格等が確認できるもの(カタログ等)の写し
・対象住宅の案内図
・対象住宅の登記事項証明書
補助対象事業を実施するために必要な経費が対象となります。
・設備費:太陽光発電設備、蓄電池本体の購入費用
・工事費:設備の設置にかかる工事費用
・業務費:申請等にかかる諸経費(詳細は要綱を確認)
申請前チェックリスト
補助金概要
Overviewはじめに:春日部市で太陽光発電をお得に始めるチャンス!
埼玉県春日部市にお住まいで、「自宅に太陽光発電システムや蓄電池を設置したい」とお考えの方に朗報です。春日部市では、地球温暖化対策の一環として、個人住宅への対象設備導入を支援する補助金制度を実施しています。この制度を活用すれば、初期費用を大幅に抑えながら、クリーンエネルギーの導入と光熱費削減、そして災害時の備えを実現できます。この記事では、令和7年度の春日部市個人住宅向け太陽光発電・蓄電池設置補助金について、対象者や金額、申請方法、注意点などを誰にでも分かりやすく徹底解説します。予算には限りがあり、申請は先着順となりますので、少しでもご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
令和7年度 春日部市 太陽光発電・蓄電池設置補助金の概要
まずは、本補助金制度の全体像を把握しましょう。この補助金は、国の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を財源としており、前年度からいくつかの変更点があります。
制度の目的と背景
この事業は、春日部市が地球温暖化防止の取り組みを推進し、市民の再生可能エネルギー導入を促進することを目的としています。国の交付金を活用することで、市民の負担を軽減し、脱炭素社会の実現を目指します。
令和7年度の主な変更点
- 申請方法が電子申請のみになりました(市役所窓口での受付は不可)。
- 補助金の交付が商品券から指定口座への振込に変更されました。
- 問い合わせ・申請窓口として専用のコールセンターが設置されました。
補助対象者(申請できる人)
補助金の対象となるのは、以下のすべての条件を満たす方です。
- 対象となる住宅に居住していること(実績報告時までに居住予定の方も含む)。
- 対象となる住宅を所有していること(または所有予定であること)。
- 市税の滞納がないこと。
- 住宅や土地に自分以外の所有者がいる場合、すべての所有者から設備設置の同意を得ていること。
予算と現在の申請状況
補助金には予算が定められており、申請額が予算に達した時点で受付終了となります。検討中の方は、こまめに公式サイトで最新の状況を確認しましょう。
| 種類 | 予算額 | 予算残高 | 執行率 |
|---|---|---|---|
| 太陽光発電設備 | 21,350,000円 | 15,010,000円 | 29.7% |
| 蓄電池 | 20,000,000円 | 12,760,000円 | 36.2% |
※令和7年10月22日時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
補助金額と対象設備
補助金額について
補助金額は、設置する設備の種類や、お住まいの地域(重点区域かどうか)によって上限額が異なります。詳細な金額や計算方法については、必ず春日部市の公式サイトに掲載されているPDFファイル「交付金額と重点区域」をご確認ください。ご自身の住所がどの区域に該当するかを事前にチェックすることが非常に重要です。
補助対象となる設備
補助の対象となるのは、太陽光発電設備と蓄電池です。ただし、以下の重要な要件を満たす必要があります。
- 令和7年4月1日以降に契約する設備であること。
- 蓄電池のみを設置する申請はできません。(太陽光発電設備と同時設置が必須)
- 既存住宅、建築予定住宅(新築)のどちらに設置しても対象となります。
- 国の定める技術仕様や要件を満たす設備であること。(詳細は公式サイトの「対象設備の種類と要件」PDFや国の実施要領をご確認ください)
【重要】併用できない補助金について
この補助金は国の交付金を財源としているため、他の国の補助事業や、国庫を財源とする他の自治体(埼玉県など)の補助金との併用はできません。例えば、埼玉県が実施している「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」も国庫支出金が財源となる場合があるため、併用は不可となります。申請を検討する際は、春日部市の補助金に絞って手続きを進めてください。
申請から補助金受け取りまでの流れ
申請手続きは大きく分けて「交付申請」と「実績報告」の2ステップです。どちらも電子申請で行います。
Step 1: 交付申請(工事着工前)
まず、設置工事の契約後、工事を始める前に交付申請を行います。
- 申請期間: 令和7年5月1日(木曜日)から令和7年12月26日(金曜日)まで(必着)
- 申請方法: 電子申請のみ(公式サイトの申請フォームから)
【最重要注意点】交付決定前の工事着工は絶対NG!
市の「交付決定通知書」を受け取る前に工事に着手してしまうと、補助金の対象外となります。必ず通知書が届いてから工事を開始してください。
▼交付申請に必要な書類一覧
| 書類名 | 備考 |
|---|---|
| 交付申請書(様式第1号) | 公式サイトからダウンロード |
| 申請者の住民票の写し | 市役所市民課などで取得 |
| 令和6年度分の市民税納税証明書の写し | 市役所収納管理課などで取得(非課税の場合は非課税証明書) |
| 交付申請書添付書類確認票(様式第2号) | 公式サイトからダウンロード |
| 事業計画書(様式第3号) | 公式サイトからダウンロード |
| 工事請負契約書等の写し | 設置業者との契約書 |
| 設備ごとの経費内訳書の写し | 契約書に記載がない場合 |
| 対象設備の仕様がわかるもの(カタログ等)の写し | 設置業者から入手 |
| 対象住宅の案内図 | 地図のコピーなど |
| 対象住宅の登記事項証明書 | 法務局で取得 |
Step 2: 実績報告(工事完了後)
工事が完了し、業者への支払いも済んだら、速やかに実績報告を行います。
- 最終提出期限: 令和8年2月20日(金曜日)(必着)
- 申請方法: 電子申請のみ(公式サイトの報告フォームから)
▼実績報告に必要な主な書類
- 実績報告書兼請求書(様式第8号)
- 実績報告書添付書類確認表(様式第9号)
- 設置に係る領収書の写し
- 領収内訳書(様式第10号)
- 対象設備の保証書の写し
- 電力会社との接続契約を証する書類の写し(太陽光の場合)
- 設置後のカラー写真(設備と住宅全体)
- 振込先口座情報が分かる書類の写し
Step 3: 補助金の振込
実績報告書の提出後、市で審査が行われ、問題がなければ補助金交付額確定通知が届きます。その後、指定した口座に補助金が振り込まれます。書類提出から振込までは約1ヶ月程度かかる見込みです。
よくある質問(FAQ)
- Q1: 蓄電池だけを設置したいのですが、対象になりますか?
- A1: いいえ、対象になりません。令和7年度の制度では、蓄電池は太陽光発電設備と同時に設置する場合のみ補助対象となります。
- Q2: 新築の家でも補助金の対象になりますか?
- A2: はい、対象になります。令和7年度からは、既存住宅だけでなく、建築予定の住宅(新築)に設置する場合も補助の対象となりました。
- Q3: 申請は市役所の窓口でできますか?
- A3: いいえ、できません。申請はすべてオンラインの電子申請のみとなります。市役所の窓口では受付していませんのでご注意ください。
- Q4: 埼玉県の補助金と両方もらえますか?
- A4: いいえ、併用はできません。この補助金は国の財源を利用しているため、国や、国費を財源とする他の自治体の補助金との重複受給は認められていません。
- Q5: 予算がなくなったかどうかは、どこで確認できますか?
- A5: 予算の執行状況は、春日部市の公式サイトで定期的に公開される予定です。申請前には必ず最新の情報を公式サイトで確認することをおすすめします。
まとめ:計画的な準備で補助金を賢く活用しよう!
令和7年度の春日部市太陽光発電・蓄電池設置補助金は、市民がクリーンエネルギーを導入するための大きな後押しとなる制度です。最後に重要なポイントをまとめます。
- 申請は先着順で、予算がなくなり次第終了します。
- 申請方法は電子申請のみです。
- 交付決定前に工事を始めると対象外になります。
- 補助金額は設置地域によって異なります。事前に公式サイトのPDFを確認しましょう。
- 国の補助金や、国費が財源の県の補助金などとは併用できません。
補助金を確実に受けるためには、早めに情報を収集し、設置業者と相談しながら計画的に準備を進めることが重要です。不明な点があれば、まずは下記のコールセンターへ問い合わせてみましょう。
お問い合わせ先
春日部市太陽光発電・蓄電池設置補助金コールセンター
電話番号: 0570-085-738
営業時間: 午前8時30分から午後8時00分 (全日)
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大設置する地域(重点区域など)によって補助上限額が異なります。詳細は公式サイトのPDFをご確認ください。 | 最大325万円 | 最大3万円 | 最大120万円 | 最大20万円 |
| 補助率 | 補助金額は、設置する設備の種類や仕様、お住まいの地域(重点区域かどうか)によって変動します。詳細な計算方法と上限額については、必ず春日部市公式サイトに掲載されているPDFファイル「交付金額と重点区域」をご確認ください。 | 【高断熱窓・ドア】製品の性能・大きさに応じた定額補助(上限130万円、条件により最大325万円)。【断熱材】対象経費の1/3(上限100万円)。【高断熱浴槽】対象経費の1/3(上限9.5万円)。【リフォーム瑕疵保険】定額7,000円。 | 購入金額に応じて1万円、2万円、3万円のいずれか。上限3万円 | 対象経費の1/3以内 | 対象工事費(税抜)の20%(千円未満切り捨て) |
| 申請締切 | 2025年12月26日 | 事前申込:令和7年5月30日から / 交付申請兼実績報告:令和11年3月30日まで | 令和8年3月24日まで | 令和7年12月12日まで | 令和7年12月26日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・申請者の住民票の写し
・令和6年度分の市民税納税証明書の写し(または非課税証明書)
・交付申請書添付書類確認票(様式第2号)
・事業計画書(様式第3号)
・工事請負契約書、商品売買契約書等の写し
・経費の内訳書等の写し(契約書に記載がない場合)
・対象設備の仕様、規格等が確認できるもの(カタログ等)の写し
・対象住宅の案内図
・対象住宅の登記事項証明書
Q どのような経費が対象になりますか?
・設備費:太陽光発電設備、蓄電池本体の購入費用
・工事費:設備の設置にかかる工事費用
・業務費:申請等にかかる諸経費(詳細は要綱を確認)