【2025年版】羽曳野市の検診費用助成金|がん検診・脳ドック等で最大1万円!申請方法を解説
補助金詳細
Details受診時に羽曳野市に住民登録を有する50歳以上の方で、対象の検査を保険診療外(全額自費)で受ける方。ただし、各検診部位の病気等で治療中または経過観察中の方、症状がある方、他の制度で助成を受けた方は除く。
– 検診費用助成申請書(表面・裏面)
– 医療機関発行の領収書(検診項目ごとの金額がわかるもの)または申請書への医療機関の証明
– 認印
– 振込先金融機関の口座情報がわかるもの
– 胃内視鏡検査(胃カメラ)
– 脳MRI検査
– PSA検査(前立腺がん検査)
– ピロリ菌検査
– マンモグラフィ検査
– 乳房エコー検査
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview「健康のために定期的な検診を受けたいけど、費用が気になる…」そんなお悩みをお持ちの大阪府羽曳野市にお住まいの50歳以上の方に朗報です。羽曳野市では、市民の健康増進と病気の早期発見を目的として、保険適用外(自費)で受ける特定の検診費用の一部を助成する「羽曳野市検診費用助成事業」を実施しています。この制度を活用すれば、胃カメラや脳ドック(脳MRI検査)などの高度な検査を、最大1万円の助成を受けて受診することが可能です。この記事では、対象となる検査や助成金額、申請方法から注意点まで、羽曳野市の検診費用助成事業を徹底的に解説します。ご自身やご家族の健康を守るために、ぜひこのお得な制度をご活用ください。
羽曳野市検診費用助成事業とは?
まずは、制度の基本的な内容から確認していきましょう。「羽曳野市検診費用助成事業」は、市民が健康への意識を高め、がんなどの生活習慣病を早期に発見・治療することを支援するための大切な制度です。
制度の目的
この事業の主な目的は、羽曳野市民の健康維持と増進です。特に、がんや脳血管疾患などは早期発見が治療の鍵となります。しかし、市の集団検診などではカバーしきれない、より精密な検査(胃カメラや脳MRIなど)は、保険が適用されず高額になりがちです。そこで市が費用の一部を助成することで、市民が自主的に精密な検診を受けるハードルを下げ、病気の早期発見につなげることを目指しています。
実施期間
現在の助成事業の期間は以下の通りです。この期間内に受診し、申請を完了させる必要があります。
- 期間:令和6年4月1日から令和8年3月31日まで
【重要】この事業は令和8年3月31日で終了予定です。期間終了間際は混雑が予想されるため、計画的な受診と早めの申請をおすすめします。
助成内容を詳しくチェック!
具体的にどのくらいの金額が助成されるのでしょうか。対象となる検査項目と助成額を一覧で見ていきましょう。
助成金額一覧
助成額は検査項目によって異なります。医療機関での支払い目安も参考に、ご自身の受けたい検査を確認してください。
| 検査項目 | 助成額 | 保険診療外料金(目安) |
|---|---|---|
| 胃内視鏡検査(胃カメラ) | 10,000円 | 約30,000円 |
| 脳MRI検査 | 10,000円 | 約30,000円 |
| マンモグラフィ検査 | 3,000円 | 約10,000円 |
| PSA検査(前立腺がん検査) | 1,000円 | 約3,000円~5,000円 |
| ピロリ菌検査 | 1,000円 | 約3,000円~5,000円 |
| 乳房エコー検査 | 1,000円 | 約3,000円~5,000円 |
※医療機関によって料金は異なります。表はあくまで目安です。
助成回数
助成を受けられる回数には上限があります。
- 申請期間中(令和6年4月1日~令和8年3月31日)に、各検診項目につき1回限り
例えば、令和6年度に胃カメラの助成を受けた場合、令和7年度に再度胃カメラの助成を受けることはできません。ただし、胃カメラと脳MRI検査など、異なる検査であればそれぞれ1回ずつ助成を受けることが可能です。
あなたは対象?対象者と条件の確認
この助成金を利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。ご自身が対象となるか、ここでしっかり確認しておきましょう。
対象となる方
以下の条件をすべて満たす方が対象です。
- 検診の受診日において、年齢が50歳以上であること
- 検診の受診日において、羽曳野市に住民登録があること
- 対象となる検査を保険診療外(全額自費)で受けること
対象外となるケース
一方で、以下に該当する場合は助成の対象となりませんのでご注意ください。
【注意】こんな場合は対象外です
- 各検診部位の病気等で治療中または経過観察中で、保険診療が適用となる方
- 各検診部位に何らかの症状がある方(この場合は保険診療での受診となります)
- ご加入の医療保険者が実施する人間ドックの補助など、他の制度で費用の助成を受けた方
- 医療保険の自己負担分(例:3割負担分)は対象外です。あくまで全額自費の検診が対象です。
【完全ガイド】申請方法と手順をステップ解説
助成を受けるための申請手続きは、決して難しくありません。以下のステップに沿って進めましょう。
Step 1: 医療機関で検診を受ける
まず、ご自身で医療機関を選び、対象の検診を予約・受診します。羽曳野市外の医療機関でも対象となります。受診後、費用を全額自己負担で支払います。
Step 2: 必要書類を準備する
申請には以下の書類が必要です。事前に準備しておきましょう。
- 検診費用助成申請書(表面・裏面):市のウェブサイトからダウンロードするか、健康増進課の窓口で入手します。
- 領収書:「どの検査にいくらかかったか」が明記されているものが必要です。もしくは、申請書の証明欄に医療機関で記入・押印してもらいます。
- 認印:申請書に押印が必要です。
- 振込先口座がわかるもの:通帳やキャッシュカードなど。
Step 3: 申請書を記入する
申請書の表面・裏面に必要事項を記入します。記入例を参考に、間違いのないように丁寧に書きましょう。医療機関に証明を依頼する場合は、受診時に申請書を持参するとスムーズです。
Step 4: 窓口で申請する
準備した書類一式を、羽曳野市役所本館1階にある健康増進課の窓口に提出します。受付時間は平日の9:00~17:30です。
【最重要】申請期限はいつまで?
申請期限は非常に厳格です。必ず期限内に申請してください。
原則:検診を受診した日の翌月の末日まで
(例)4月15日に受診した場合 → 5月31日までに申請
最終年度の特例:令和8年3月に受診した場合のみ、令和8年3月31日までに申請が必要です。(4月1日以降は一切申請できません)
申請をスムーズに進めるための3つのポイント
申請でつまずかないために、特に注意したいポイントを3つご紹介します。
ポイント1: 領収書の形式に注意!
最も多い不備が領収書に関するものです。「人間ドック一式 100,000円」のような、合計金額しか記載されていない領収書では申請できません。「胃内視鏡検査 30,000円」「脳MRI検査 30,000円」のように、対象検査ごとの金額がわかる領収書を必ず発行してもらってください。もし難しい場合は、医療機関の料金がわかるパンフレットなどを併せて提出するか、申請書の証明欄に医療機関で記入してもらう必要があります。
ポイント2: 申請期限を厳守する
前述の通り、申請期限は「受診した月の翌月末」です。1日でも過ぎると受け付けてもらえません。検診を受けたら、忘れないうちにすぐに申請手続きを進める習慣をつけましょう。
ポイント3: 認印を忘れずに
申請書には押印が必要です。シャチハタは不可の場合があるため、朱肉を使う認印を持参しましょう。また、万が一の訂正に備えて、申請時には必ず印鑑を持参することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1: 市外の医療機関で受診しても対象になりますか?
はい、対象になります。日本国内の医療機関であれば、所在地は問いません。ただし、申請手続きは羽曳野市の窓口で行う必要があります。
Q2: 人間ドックのオプションとして検査を受けましたが、対象になりますか?
対象になる可能性があります。ただし、ご加入の健康保険組合などから人間ドックの補助を受けている場合は対象外です。また、領収書や明細書で、対象検査の単体の金額が確認できることが必須条件となります。
Q3: 申請してからどのくらいで振り込まれますか?
申請書類に不備がなければ、通常は申請した月の翌月末頃に指定の口座に振り込まれます。ただし、申請が集中する時期などは多少前後することがあります。
Q4: 家族の分を代理で申請できますか?
はい、可能です。ただし、申請書には受診者本人の情報(氏名、住所、振込口座など)を正確に記入し、本人の認印を押印する必要があります。代理で来庁される方の身分証明書は不要ですが、書類に不備があった場合に備え、内容を説明できるようにしておくと安心です。
Q5: 申請書はどこで入手できますか?
申請書は、羽曳野市の公式ウェブサイト内にある「検診費用助成事業」のページからPDFファイルをダウンロードして印刷できます。また、羽曳野市役所本館1階の健康増進課窓口でも直接受け取ることが可能です。
【あわせてチェック】羽曳野市のその他の健康関連助成金
羽曳野市では、検診費用助成以外にも市民の健康を支える様々な助成制度があります。ご自身やご家族が対象になるかもしれない制度を簡単にご紹介します。
- がん患者医療用ウィッグ及び乳房補正具購入費用助成事業:がん治療の副作用による脱毛や、乳がん手術に伴う外見の変化に対応するためのウィッグや補正具の購入費用の一部(上限1万円)を助成します。
- 高齢者補聴器購入費助成事業:65歳以上の市民税非課税世帯の方などを対象に、補聴器の購入費用の一部(上限25,000円)を助成し、コミュニケーションの改善を支援します。
- 骨髄バンクドナー支援助成金事業:骨髄バンクを通じて骨髄等を提供したドナーの方に対し、入院・通院日数に応じた助成金(最大14万円)を交付します。
これらの制度の詳細は、羽曳野市の公式ウェブサイトでご確認いただくか、担当課へお問い合わせください。
まとめ
今回は、羽曳野市が実施する「検診費用助成事業」について詳しく解説しました。最後に重要なポイントをもう一度おさらいします。
- 対象者:受診時に50歳以上の羽曳野市民
- 対象検査:胃カメラ、脳MRI、マンモグラフィなど6項目(全額自費診療のみ)
- 助成額:最大10,000円(検査項目による)
- 申請期限:検診を受けた月の翌月末まで
- 注意点:治療中の方や症状がある方は対象外。領収書の形式に注意。
自分の健康は、何物にも代えがたい大切な財産です。この助成制度を賢く利用して、定期的な健康チェックを習慣づけ、健やかな毎日を送りましょう。まずは、どの検査を受けるか検討し、医療機関を探すところから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事に関するお問い合わせ先
羽曳野市 保健福祉部 健康増進課
〒583-8585 大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-947-3660(直通)
公式サイト:羽曳野市検診費用助成事業
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大1万円 | 最大全額助成(自治体により1,000円〜全額) | 最大40万円(特定不妊治療:上限20万円+男性不妊治療:上限20万円、一般不妊治療・不育症治療:上限15万円) | 費用全額助成 | 最大4,000万円 |
| 補助率 | 定額助成。胃内視鏡検査・脳MRI検査は10,000円、マンモグラフィ検査は3,000円、PSA検査・ピロリ菌検査・乳房エコー検査は1,000円。各検診につき2年に1回まで。 | 自治体により異なります。接種費用から一定額を助成する「定額助成」(例:1,000円、2,000円)や、接種費用を全額助成する「全額助成」の形式があります。 | ・特定不妊治療費:1回につき上限20万円(県の助成額を控除した額)。男性不妊治療を行った場合は1回につき20万円まで加算可。 ・一般不妊治療費:1年度につき上限15万円。 ・不育症治療費:1年度につき上限15万円。 | 接種費用の全額 | 本制度は補助率の概念はなく、症状に応じて定められた給付金を支給します。また、裁判で要件が認められた場合、弁護士費用として給付金額の5%相当額を国が負担します。 |
| 申請締切 | 2026年3月31日 | 自治体により異なる(多くは令和8年1月〜3月末) | 治療を終了した日から9か月以内 | 令和7年12月25日(木) | 2028年(令和10年)1月17日(訴訟提起等の期限) |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 99.0% | 100.0% | 30.0% | 100.0% | 95.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
– 医療機関発行の領収書(検診項目ごとの金額がわかるもの)または申請書への医療機関の証明
– 認印
– 振込先金融機関の口座情報がわかるもの
Q どのような経費が対象になりますか?
– 脳MRI検査
– PSA検査(前立腺がん検査)
– ピロリ菌検査
– マンモグラフィ検査
– 乳房エコー検査