【北九州市】最大100万円!物価高騰対策・生産性向上支援助成金(第2次)申請ガイド
補助金詳細
Details北九州市内に事業所を有し、物価高騰の影響で2024年4月以降の連続する3ヶ月の売上総利益が、2022年4月以降の同期と比較して10%以上減少している中小企業者(個人事業主を含む)。
・助成金交付申請書(第1号様式)
・本人確認書類(法人:法人登記簿謄本、役員等名簿 / 個人:運転免許証等の写し)
・北九州市内に事業所を有していることが確認できる書類(法人登記簿謄本、開業届出書等)
・暴力団排除に関する誓約書(別紙2)
・事業実施計画書(第2号様式)
・市税の納税証明書(市税に滞納がないことの証明)
・売上総利益(粗利)の状況が分かる書類(確定申告書、決算書、月次損益計算書等)
・見積書の写し等、所要金額が分かる根拠書類
・(1)省エネ投資の取組:機械器具費、施設改修費、システム導入費、調査費、指導費 等
・(2)効率化・高収益化の取組:機械器具費、施設改修費、システム導入費、調査費、指導費 等
・(3)新商品・新サービス開発の取組:マーケティング費、機械器具費、研究開発原材料費、技術指導費、委託費、広告宣伝費、営業代行料、産業財産権導入費、人件費、固定費、人材育成費 等
・(4)売上拡大・経営改善の取組:マーケティング費、会場整備費、保険料、出店登録料、機械器具費、広告宣伝費、営業代行料、人件費、固定費、人材育成費 等
・(5)人材確保・人材育成の取組:広告宣伝費、仲介手数料、委託費、報酬、施設改修費、機械器具費、システム導入費、外部研修参加費、講師謝礼、会場費 等
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview北九州市 生産性向上支援助成金とは
北九州市では、原材料費や光熱費の高騰により厳しい経営環境にある市内中小企業を支援するため、「物価高騰に立ち向かう中小企業等に対する生産性向上支援助成金」の第2次募集を実施しています。省エネ設備の導入や業務効率化(DX)、新商品開発など、生産性を高めるための取り組みに対し、最大100万円を助成する制度です。
■ この記事でわかること
- 助成金の全体像とスケジュール
- 対象となる事業者(売上総利益の減少要件)
- 最大100万円の助成対象となる具体的な経費
- 申請から受給までのステップ
- 採択されるための事業計画書のポイント
助成金の概要
本助成金は、物価高騰の影響を受けている事業者が、現状を打破するために行う「前向きな投資」をバックアップするものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名称 | 物価高騰に立ち向かう中小企業等に対する生産性向上支援助成金 |
| 実施主体 | 北九州市(産業経済局 中小企業振興課) |
| 募集期間(第2次) | 2025年10月15日(水)~ 2025年12月26日(金) ※予算上限に達し次第終了 |
| 対象者 | 北九州市内に事業所を有する中小企業者(個人事業主含む) |
助成金額・補助率
生産性向上に資する経費の2分の1が助成されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成率 | 対象経費の 1/2 |
| 助成額 | 下限 10万円 ~ 上限 100万円 |
■ 計算例
例1:省エネ設備導入(250万円)の場合
250万円 × 1/2 = 125万円 → 上限の 100万円 を支給
例2:システム導入(80万円)の場合
80万円 × 1/2 = 40万円 を支給
例3:研修費(15万円)の場合
15万円 × 1/2 = 7.5万円 → 下限(10万円)未満のため 対象外
基本要件
- 中小企業基本法に定める中小企業者(個人事業主を含む)。
- 北九州市内に事業所を有し、事業継続の意思があること。
- 市税の滞納がないこと。
【重要】売上総利益の減少要件
以下の2点を満たす必要があります。
- 売上総利益の減少
2024年4月以降の連続する任意の3ヵ月(対象期間)の売上総利益が、2022年4月以降の同3ヵ月(基準期間)と比較して10%以上減少していること。 - 事業実施計画の策定
生産性を向上させる具体的な取り組み計画があること。
■ 売上総利益(粗利)とは
「売上高」から「売上原価」を引いた利益のことです。売上高自体が減っていなくても、仕入れ価格の高騰などで粗利が減っていれば対象となる可能性があります。
申請手順と必要書類
申請は郵送またはメールで行います。
申請フロー
- 申請・計画提出(2025/10/15~12/26)
必要書類を市へ提出します。 - 審査・交付決定
市から「交付決定通知書」が届きます。 - 事業実施(交付決定後~2026/1/31)
発注・契約・支払いは必ず交付決定後に行います。 - 実績報告(完了後20日以内)
領収書などの証拠書類を添えて報告します。 - 助成金請求・振込
確定通知受領後、請求書を提出し入金されます。
主な必要書類
- 助成金交付申請書
- 事業実施計画書(最も重要)
- 本人確認書類(登記簿謄本、免許証など)
- 市内事業所の確認書類
- 市税納税証明書
- 売上総利益の減少を確認できる書類(確定申告書、試算表、売上台帳など)
- 見積書の写し
採択率を高めるポイント
予算枠があるため、審査を通過する必要があります。「事業実施計画書」の質が合否を分けます。
■ 計画書作成のコツ
- 課題の数値化: 「光熱費が〇〇円上がり、利益を〇%圧迫している」など具体的に記述する。
- 解決策の具体性: 「システムを導入して効率化」ではなく、「〇〇システムで入力時間を1件15分から5分に短縮」と書く。
- 投資対効果: 助成金を使うことで、どれだけのコスト削減や売上増が見込めるかを数値で示す。
- 地域貢献: 市内事業者への発注であることを明記する。
よくある質問(FAQ)
問い合わせ先
詳細は北九州市の公式ページをご確認ください。
北九州市産業経済局 中小企業振興課
電話:093-873-1433
公式サイト:北九州市 生産性向上支援助成金ページ(上記リンク参照)
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大4,637円 | 最大200万円(改修費)+家賃・利子補給 | 最大500万円 | 最大60万円 | 3万円 |
| 補助率 | — | — | — | 診療所3/4、病院1/2、薬局3/4(大型チェーン1/2) | 購入費の3/4(上限3万円) |
| 申請締切 | 2025年12月26日 | 令和8年1月30日まで | 2025年12月26日まで | 令和8年1月15日 | 令和7年12月26日 |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 50.0% | 30.0% | 30.0% | — | — |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・本人確認書類(法人:法人登記簿謄本、役員等名簿 / 個人:運転免許証等の写し)
・北九州市内に事業所を有していることが確認できる書類(法人登記簿謄本、開業届出書等)
・暴力団排除に関する誓約書(別紙2)
・事業実施計画書(第2号様式)
・市税の納税証明書(市税に滞納がないことの証明)
・売上総利益(粗利)の状況が分かる書類(確定申告書、決算書、月次損益計算書等)
・見積書の写し等、所要金額が分かる根拠書類
Q どのような経費が対象になりますか?
・(2)効率化・高収益化の取組:機械器具費、施設改修費、システム導入費、調査費、指導費 等
・(3)新商品・新サービス開発の取組:マーケティング費、機械器具費、研究開発原材料費、技術指導費、委託費、広告宣伝費、営業代行料、産業財産権導入費、人件費、固定費、人材育成費 等
・(4)売上拡大・経営改善の取組:マーケティング費、会場整備費、保険料、出店登録料、機械器具費、広告宣伝費、営業代行料、人件費、固定費、人材育成費 等
・(5)人材確保・人材育成の取組:広告宣伝費、仲介手数料、委託費、報酬、施設改修費、機械器具費、システム導入費、外部研修参加費、講師謝礼、会場費 等