【令和7年度】糸島市創エネルギー推進補助金|蓄電池・EV・エコキュートに最大15万円!
補助金詳細
Details糸島市内に住民登録があり、自らが居住する市内の住宅に対象設備を設置・購入する個人。市税の滞納がないこと等が条件。
・補助金交付申請書兼実績報告書
・事業計画書
・収支決算書
・市税の滞納がないことの証明書(完納証明書)
・対象設備の仕様がわかる書類(カタログの写し等)
・経費の内訳がわかる書類(見積書及び領収書の写し)
・設置状況がわかる写真(設置前及び設置後)
・【電気自動車の場合】自動車検査証の写し
・本人確認書類の写し
・振込先口座がわかる通帳等の写し
・家庭用蓄電池の購入費用および設置工事費
・電気自動車(EV)の購入費用
・エコキュートの購入費用および設置工事費
・V2H充放電設備の購入費用および設置工事費
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview福岡県糸島市にお住まいの皆様に朗報です。糸島市では、環境にやさしいまちづくりを目指す「創エネルギーのまち・いとしま推進補助金」を令和7年度も実施します。この制度は、ご家庭での再生可能エネルギー利用を促進するため、家庭用蓄電池、電気自動車(EV)、エコキュートなどの導入費用の一部を補助するものです。環境貢献と光熱費削減を同時に実現できるこの機会を、ぜひご活用ください。この記事では、補助金の対象者、金額、申請方法から採択されるためのポイントまで、どこよりも詳しく解説します。
この補助金のポイント
- 対象者:糸島市にお住まいの個人の方
- 補助金額:最大15万円(対象設備による)
- 対象設備:家庭用蓄電池、電気自動車(EV)、エコキュートなど
- 申請期間:〜2026年3月16日まで(予算上限に達し次第終了)
- 目的:家庭でのエネルギー自家消費を促し、二酸化炭素排出量を削減
① 補助金の概要
まずは、この補助金がどのような制度なのか、全体像を把握しましょう。
正式名称と実施組織
- 正式名称:創エネルギーのまち・いとしま推進補助金(家庭用蓄電池・電気自動車・エコキュート)
- 実施組織:福岡県 糸島市
目的と背景
糸島市は、豊かな自然環境を未来へ引き継ぐため、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を目指しています。この目標達成に向けた重要な取り組みの一つが、再生可能エネルギーの普及です。
特に、太陽光発電などで作られた電気を家庭で効率よく使う「自家消費」を増やすことが、電力由来のCO2排出量削減に直結します。本補助金は、その自家消費を促進する蓄電池や、クリーンな移動手段である電気自動車(EV)、そして高効率な給湯システムであるエコキュートの導入を市民に促し、市全体の環境負荷を低減することを目的としています。
糸島市は、九州大学とも連携しながら小水力発電やバイオマス利用など、多角的に再生可能エネルギー導入を進めており、この補助金も市の先進的な環境政策の一環として位置づけられています。
② 補助金額・補助率
気になる補助金額は、導入する設備によって異なります。補助率はなく、定められた金額が一律で交付される形式です。複数の設備を組み合わせることで、補助額が加算される場合もあります。
| 対象設備 | 補助上限額 | 備考 |
|---|---|---|
| 家庭用蓄電池 | 10万円 | 太陽光発電設備と連携するもの |
| 電気自動車(EV) | 10万円 | 新車に限る |
| エコキュート | 5万円 | 省エネ基準達成率100%以上のもの |
| V2H充放電設備 | 5万円 | 電気自動車と同時購入・設置の場合に加算 |
計算例:電気自動車とV2Hを同時に導入する場合
電気自動車(EV)と、EVを家庭用蓄電池のように使えるV2H充放電設備を同時に導入すると、補助額は合算されます。
電気自動車 10万円 + V2H充放電設備 5万円 = 合計 15万円
このように、組み合わせることで最大の15万円の補助を受けることが可能です。
③ 対象者・条件
この補助金を利用できるのは、以下のすべての条件を満たす個人の方です。
- 申請日において、糸島市の住民基本台帳に記録されていること。
- 自らが居住する市内の住宅に対象設備を設置、または対象となる電気自動車を購入すること。(店舗兼住宅の場合は、居住部分が対象)
- 市税(市民税、固定資産税、軽自動車税など)を滞納していないこと。
- 暴力団員または暴力団と密接な関係を有する者でないこと。
- 過去に同一の設備でこの補助金の交付を受けていないこと。
- 対象設備の設置や購入について、市の他の補助金を受けていないこと。
④ 補助対象経費
補助金の対象となる経費と、対象にならない経費をしっかり確認しておきましょう。
対象となる経費
- 設備購入費:蓄電池、電気自動車、エコキュート、V2H充放電設備の本体購入費用。
- 設置工事費:対象設備の設置に直接必要となる工事費用。
対象とならない経費
- 中古品の購入費用
- リース契約による設備
- 申請者自身が施工した場合の工事費
- 既存設備の撤去費用や処分費
- 土地の造成費や外構工事費
- 消費税および地方消費税
- 振込手数料などの諸手数料
⑤ 申請方法・手順
申請は、対象設備の設置・購入が完了した後に行います。手続きをスムーズに進めるために、以下のステップを確認してください。
ステップ1:事業の実施(設備の設置・購入)
まずは、補助対象となる設備を設置または購入し、業者への支払いを完了させます。この際、契約書や領収書、保証書などを必ず保管しておいてください。
ステップ2:必要書類の準備
次に、申請に必要な書類を揃えます。糸島市の公式サイトから様式をダウンロードし、記入漏れがないように作成しましょう。
ステップ3:申請書の提出
準備した書類一式を、糸島市役所の担当窓口(生活環境課)に郵送または持参して提出します。申請期限は2026年3月16日(月)必着ですが、予算がなくなり次第終了となるため、早めの提出が重要です。
ステップ4:審査・交付決定
市役所で書類の審査が行われます。内容に不備がなければ、後日「交付決定通知書」が郵送で届きます。
ステップ5:補助金の請求と受領
交付決定通知書に同封されている「請求書」に必要事項を記入・押印し、再度市役所に提出します。その後、指定した口座に補助金が振り込まれます。
⑥ 採択のポイント
この補助金は、要件を満たしていれば原則として交付されますが、予算には限りがあります。確実に補助金を受け取るためのポイントを3つご紹介します。
ポイント1:とにかく早く申請する!
本補助金は先着順で受け付けられ、市の予算上限に達した時点で締め切られます。年度末に近づくと申請が集中し、期限前に受付が終了する可能性が非常に高いです。設備の設置・購入が完了したら、一日でも早く申請書類を提出しましょう。
ポイント2:書類の不備をなくす
申請書類に記入漏れや添付書類の不足があると、審査が遅れたり、最悪の場合、再提出を待っている間に予算がなくなってしまうこともあります。提出前には、市のホームページにある手引きや記入例を熟読し、何度も見直しを行いましょう。不安な点があれば、提出前に担当窓口に電話で確認することをおすすめします。
ポイント3:対象設備の要件を再確認
購入・設置した設備が補助金の要件を満たしているか、契約前に必ず確認しましょう。例えば、エコキュートは省エネ基準達成率、蓄電池は太陽光発電との連携が必須です。業者に「糸島市の補助金を使いたい」と伝え、対象製品かどうかを確認してもらうと確実です。
⑦ よくある質問(FAQ)
Q1. 太陽光発電システムを設置していなくても、蓄電池の補助は受けられますか?
A1. いいえ、受けられません。この補助金における家庭用蓄電池は、太陽光発電設備と連携して自家消費を促進することが目的のため、太陽光発電システムが設置されている(または同時に設置する)ことが条件となります。
Q2. 中古の電気自動車やエコキュートは対象になりますか?
A2. いいえ、対象外です。補助対象となる設備はすべて未使用品(新品)に限られます。
Q3. 申請はいつまでに行えばよいですか?設置前でも申請できますか?
A3. 申請は、対象設備の設置・購入および支払いが完了した後に行う「事後申請」です。設置前の申請はできません。申請期限は2026年3月16日ですが、先着順のためお早めに手続きしてください。
Q4. 蓄電池とエコキュートを同時に設置した場合、両方の補助金を受けられますか?
A4. はい、受けられます。それぞれの補助額が合算されます。この場合、蓄電池10万円+エコキュート5万円で、合計15万円の補助が受けられる可能性があります。申請書には両方の設備について記載してください。
Q5. 補助金はいつもらえますか?
A5. 申請書類を提出し、審査を経て交付が決定された後、請求書を提出します。請求書の提出からおおむね1ヶ月程度で指定の口座に振り込まれます。ただし、申請が集中する時期はさらに時間がかかる場合があります。
⑧ まとめ・お問い合わせ
今回は、福岡県糸島市が実施する「創エネルギーのまち・いとしま推進補助金」について詳しく解説しました。
- 糸島市民を対象に、蓄電池・EV・エコキュート等の導入を支援。
- 補助額は最大15万円で、家計の負担を大きく軽減。
- 申請は設備導入後の事後申請で、2026年3月16日が期限。
- 予算がなくなり次第終了するため、早めの行動が鍵!
この補助金を活用することは、光熱費や燃料費の削減につながるだけでなく、糸島市の美しい環境を守り、未来へつなぐ活動への参加でもあります。ぜひこの機会に、環境にやさしい暮らしへの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
詳細や最新情報、申請書類のダウンロードは、必ず糸島市の公式ウェブサイトをご確認ください。
お問い合わせ先
糸島市 市民部 生活環境課 ゼロカーボンシティ推進係
電話番号:092-332-2068
公式公募ページはこちら
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大2,310円 | 最大4億円(パッケージ)+再エネ設備最大5,400万円 | 最大325万円 | 最大3万円 | 最大120万円 |
| 補助率 | — | 2025/12/08 | 【高断熱窓・ドア】製品の性能・大きさに応じた定額補助(上限130万円、条件により最大325万円)。【断熱材】対象経費の1/3(上限100万円)。【高断熱浴槽】対象経費の1/3(上限9.5万円)。【リフォーム瑕疵保険】定額7,000円。 | 購入金額に応じて1万円、2万円、3万円のいずれか。上限3万円 | 対象経費の1/3以内 |
| 申請締切 | 2026年3月16日 | 令和8年3月31日まで(各年度予算あり) | 事前申込:令和7年5月30日から / 交付申請兼実績報告:令和11年3月30日まで | 令和8年3月24日まで | 令和7年12月12日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 70.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・事業計画書
・収支決算書
・市税の滞納がないことの証明書(完納証明書)
・対象設備の仕様がわかる書類(カタログの写し等)
・経費の内訳がわかる書類(見積書及び領収書の写し)
・設置状況がわかる写真(設置前及び設置後)
・【電気自動車の場合】自動車検査証の写し
・本人確認書類の写し
・振込先口座がわかる通帳等の写し
Q どのような経費が対象になりますか?
・電気自動車(EV)の購入費用
・エコキュートの購入費用および設置工事費
・V2H充放電設備の購入費用および設置工事費