【2025年版】横浜市EV充電器補助金|集合住宅向け最大10万円!申請方法を解説
補助金詳細
Details横浜市内の集合住宅の管理組合、所有者、またはそれらから許諾を受けて充電設備を設置・所有するリース会社、カーシェアリング事業者等。
・横浜市集合住宅向け電気自動車等用充電設備設置費補助金交付申請兼実績報告書(第1号様式)
・設置場所の位置図
・設置場所の現況写真
・設置する充電設備の仕様がわかる書類(カタログ等)
・経費の内訳がわかる書類(見積書、請求書、領収書等)
・国や県の補助金の交付決定通知書の写し(該当する場合)
・委任状(第7号様式)(代理申請の場合)
・その他市長が必要と認める書類
※詳細は公式サイトの「申請のしおり」を必ずご確認ください。
・充電設備の購入費
・設置工事費
※消費税及び地方消費税は対象外です。
※国や県の補助金交付額は補助対象経費から除かれます。
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview
✓ | この記事の信頼性
監修:補助金インサイト編集部(中小企業診断士・行政書士監修) 最終更新:2025年6月24日 情報源:横浜市 脱炭素・GREEN × EXPO 推進局 公募要領(2025年度版) |
|
📋 基本情報サマリー | |
| 制度名 | 横浜市集合住宅向け電気自動車等用充電設備設置費補助金 |
| 最大補助額 | 最大10万円(1基あたり) |
| 補助率 | 1/2以内 |
| 対象エリア | 横浜市内の集合住宅 |
| 主な対象経費 | 充電設備購入費、設置工事費 |
| 申請期限 | 2026年2月13日まで(先着順) |
横浜市にお住まいで、ご自身のマンションやアパートに電気自動車(EV)用の充電設備を設置したいとお考えの管理組合の役員様、オーナー様、そして居住者の皆様へ朗報です。
横浜市では、集合住宅へのEV充電設備導入を力強く後押しするため、「横浜市集合住宅向け電気自動車等用充電設備設置費補助金」を実施しています。EVシフトが加速する今、この機会を最大限に活用し、資産価値の向上と環境貢献を実現しましょう。
この記事では、最大10万円が補助されるこの制度について、対象者、補助金額、申請方法から採択されるためのポイントまで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。
この補助金を30秒で理解
まずは、この補助金制度の全体像を把握しましょう。正式名称は「横浜市集合住宅向け電気自動車等用充電設備設置費補助金」です。横浜市が脱炭素社会の実現に向け、市民の生活に身近な集合住宅でのEV普及の基盤となる「基礎充電」環境の整備を促進することを目的としています。
| 正式名称 | 横浜市集合住宅向け電気自動車等用充電設備設置費補助金 |
|---|---|
| 実施組織 | 横浜市 脱炭素・GREEN × EXPO 推進局脱炭素ライフスタイル推進課 |
| 目的 | 集合住宅におけるEV・PHV用充電設備の設置を支援し、次世代自動車の普及を促進する。 |
| 公募期間 | 2025年6月24日(火) ~ 2026年2月13日(金)まで |
| 予算額 | 1,500,000円 ※予算額に達し次第、受付終了 |
⚠️ 予算終了に注意 この補助金は先着順です。予算額(150万円)に達した時点で期間内でも受付が終了となります。検討されている方は、できるだけ早く準備を進め、申請することをおすすめします。 |
対象となる設備要件
補助の対象となるのは、以下のすべての要件を満たす充電設備です。
| 使用対象 | 横浜市内の集合住宅に設置され、その居住者が使用するもの |
|---|---|
| 設備の状態 | 未使用品であること(中古品は対象外) |
| 適合基準 | 経済産業省「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」の対象設備であること |
| 着手日 | 2025年4月1日以降に着手した事業であること(着手日=充電設備の搬入日) |
補助金額と計算方法
補助額は、設置する充電設備の種類や場所によって上限が異なります。また、国や県の補助金との併用が前提となる計算式になっています。
補助金額の計算式
つまり、設備購入費と工事費の合計から、国や神奈川県から受け取る補助金を差し引いた金額の2分の1が横浜市から補助されます。ただし、1基あたりの上限額が設定されています。
| 設備の種類・設置場所 | 1基あたりの上限額 |
|---|---|
| 普通充電設備・充電コンセントスタンド 充電コンセント(機械式駐車場内) | 10万円 |
| 充電コンセント(平置き駐車場) | 5万円 |
※1つの集合住宅につき、合計5基までが補助対象となります。
計算シミュレーション
機械式駐車場に普通充電設備を1基設置する場合の具体例を見てみましょう。
ℹ️ シミュレーション条件
① 横浜市の補助対象経費を計算 80万円 – 35万円(国) – 10万円(県) = 35万円 ② 横浜市の補助金額を計算 35万円 × 1/2 = 17.5万円 ③ 上限額と比較 計算額17.5万円 > 上限額10万円 |
この場合、最終的な自己負担額は「25万円」となり、総費用の3割程度で導入が可能になります。
申請の流れ
申請は「電子申請システムによる事前申込」と「郵送による交付申請兼実績報告」の2段階で行います。国や県の補助金申請も並行して行う必要があります。
1 | 国・県の補助金申請(推奨)
横浜市の補助金は、国や県の補助金との併用が強く推奨されています。 国の補助金: 一般社団法人次世代自動車振興センター 県の補助金: 令和7年度神奈川県EV普通充電設備整備費補助金 |
2 | 電子申請システムによる事前申込
横浜市の公式サイトから専用URLへアクセスし、予算枠確保のための事前申込を行います。設置業者などが代理申請する場合は「委任状(第7号様式)」が必要です。 申込期間: 2025年6月24日(火) ~ 2026年2月13日(金) |
3 | 交付申請兼実績報告書の郵送
設置工事と支払いが完了したら、正式な書類を郵送で提出します。 提出期限: 2026年3月27日(金)まで 提出先: 横浜市脱炭素・GREEN × EXPO 推進局脱炭素ライフスタイル推進課 集合住宅向けEV充電補助金担当 |
採択されるための3つのポイント
この補助金を確実に受けるために、押さえておきたいポイントを解説します。
1. とにかく早く動く!
最も重要なのはスピードです。この補助金は先着順で、予算(150万円)がなくなり次第終了します。集合住宅での合意形成には時間がかかるため、総会での議題化などを早めに進め、迅速に事前申込まで完了させることが採択の鍵となります。
2. 国・県の補助金を最大限活用する
横浜市の要綱でも「可能な限り、経済産業省補助金、神奈川県補助金の交付決定を受けたうえ、ご申請ください」と明記されています。これらの補助金を併用することで、自己負担額を大幅に削減できるだけでなく、計画の妥当性を証明しやすくなります。
3. 書類の不備をなくす
申請書類に不備があると、修正に時間がかかり、その間に予算が上限に達してしまうリスクがあります。金額の計算ミスや日付の誤りには特に注意し、不安な場合は設置を依頼する専門業者に相談しましょう。
注意点・よくあるミス
申請前に必ず確認すべき注意事項です。
⚠️ 重要チェックポイント
|
よくある質問(FAQ)
Q | 戸建て住宅に住んでいますが、この補助金は使えますか? |
いいえ、この補助金は集合住宅専用です。一戸建て住宅への設置は対象外となります。 | |
Q | 国や神奈川県の補助金と必ず併用しないといけませんか? |
必須ではありませんが、横浜市は併用を強く推奨しています。併用しない場合、自己負担額が大きくなります。特別な理由がない限り、併用を前提に計画することをおすすめします。 | |
Q | 既に工事を始めてしまいましたが、申請できますか? |
2025年4月1日以降に着手(充電設備の搬入日)した事業であれば対象となります。ただし、申請手続きは必ず期間内に行う必要があります。 | |
Q | 申請手続きが複雑です。設置業者に代行してもらえますか? |
はい、可能です。その場合、申請者(管理組合やオーナー)からの委任状(第7号様式)が必要となります。信頼できる業者とよく相談して進めてください。 | |
Q | 商業施設や事業所に急速充電器を設置したいのですが? |
横浜市には事業者向けの「横浜市急速充電設備等設置費補助金」という別の制度があります。商業施設などに50kW以上の急速充電器を設置する場合、最大30万円(再エネ電力利用で40万円)が補助されます。 | |
申請すべきかの判断基準
以下のような状況であれば、この補助金の活用を強く推奨します。
💡 こんな方におすすめ
・マンションの資産価値を向上させたい管理組合様 ・空室対策としてEV充電器を導入したい賃貸オーナー様 ・居住者からEV充電器設置の要望が出ている場合 ・国や県の補助金を使う予定があり、自己負担をさらに減らしたい場合 |
今日からやるべきこと
EVの普及は今後ますます加速していきます。充電設備のある集合住宅は、居住者の満足度向上はもちろん、物件の資産価値を高める上でも大きなアドバンテージとなります。この絶好の機会を逃さず、以下のステップで行動を開始しましょう。
- 公式サイトの確認: 最新の公募要領と「申請のしおり」をダウンロードする。
- 見積もりの取得: 設置業者に相談し、国・県・市の補助金を加味した見積もりを取る。
- 合意形成: 管理組合の総会や理事会で導入の承認を得る。
- 事前申込: 横浜市のシステムから電子申請を行う。
公式情報・問い合わせ先
|
📌 公式情報・お問い合わせ | |
| 公式サイト | 公式サイトを見る → |
| 問い合わせ先 | 脱炭素・GREEN × EXPO 推進局脱炭素ライフスタイル推進課 電話:045-671-2661 |
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。 | |
免責事項:本記事は執筆時点の情報に基づいています。補助金の内容は変更される可能性があるため、申請前に必ず公式の公募要領をご確認ください。 最終更新:2025年6月24日 |
類似補助金との比較
Comparison| 比較項目 |
この補助金
横浜市 脱炭素・ GREEN × EXPO 推進局脱炭素ライフスタイル推進課 |
【2025年度】東京都 既存住宅省エネ改修促進事業...
東京都環境局(問合せ窓口:公益財団法人東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター) |
【2025年度】省エネ家電補助金|最大3万円・東海...
東海市 |
【2025年】断熱リフォーム支援事業|最大120万...
公益財団法人 北海道環境財団 |
【2025年】自家消費型太陽光発電導入補助金|最大...
相生市 |
|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大2,173円 | 最大325万円 | 最大3万円 | 最大120万円 | 最大58.5万円 |
| 補助率 | — | 【高断熱窓・ドア】製品の性能・大きさに応じた定額補助(上限130万円、条件により最大325万円)。【断熱材】対象経費の1/3(上限100万円)。【高断熱浴槽】対象経費の1/3(上限9.5万円)。【リフォーム瑕疵保険】定額7,000円。 | 購入金額に応じて1万円、2万円、3万円のいずれか。上限3万円 | 対象経費の1/3以内 | 太陽光発電設備:7万円/kW(上限35万円) 定置用蓄電池:価格(工事費込み・税抜き)の1/3以内(上限23.5万円) |
| 申請締切 | 2026年2月13日 | 事前申込:令和7年5月30日から / 交付申請兼実績報告:令和11年3月30日まで | 令和8年3月24日まで | 令和7年12月12日まで | 令和8年1月23日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・設置場所の位置図
・設置場所の現況写真
・設置する充電設備の仕様がわかる書類(カタログ等)
・経費の内訳がわかる書類(見積書、請求書、領収書等)
・国や県の補助金の交付決定通知書の写し(該当する場合)
・委任状(第7号様式)(代理申請の場合)
・その他市長が必要と認める書類
※詳細は公式サイトの「申請のしおり」を必ずご確認ください。
Q どのような経費が対象になりますか?
・設置工事費
※消費税及び地方消費税は対象外です。
※国や県の補助金交付額は補助対象経費から除かれます。