豊見城市では、保護者の就労状況にかかわらず、生後6ヶ月から3歳未満のお子さんを月10時間まで預けることができる「豊見城市こども誰でも通園制度」を令和7年度より先行実施します。1時間300円からという利用しやすい料金設定で、子どもの社会性を育む機会や保護者のリフレッシュ時間を提供します。
■ 制度のポイント
- 就労要件なしで専業主婦（主夫）も利用可能
- 子ども1人あたり月10時間まで利用OK
- 利用料金は原則1時間300円から
- 同年代の子どもと触れ合う機会を創出
- 保護者の育児負担軽減やリフレッシュに活用可能
制度の概要｜こども誰でも通園制度とは？
正式名称は「豊見城市こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)」です。国（こども家庭庁）が推進する施策の一環として、豊見城市が実施主体となり運営しています。
これまでの保育サービスとは異なり、保護者の「就労」を要件とせず、すべての子育て家庭を対象としています。孤立しがちな子育て環境において、子どもには成長の機会を、保護者には一時的な休息や相談の場を提供することを目的としています。
利用料金と利用時間
利用料金は保護者の負担を抑えた設定となっており、月ごとの上限時間の範囲内で柔軟に利用できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本料金 | 原則 1時間あたり300円 |
| 利用上限 | 子ども1人につき 月10時間まで |
| 利用単位 | 施設により設定（例：1回2時間単位など） |
| 減額措置 | 世帯状況（住民税非課税世帯等）に応じた減額あり ※詳細は認定後に通知 |
利用可能な施設（令和7年度先行実施）
令和7年度（2025年）の先行実施期間中（令和7年7月1日～令和8年2月27日）は、以下の2施設で利用可能です。
| 施設名 | 住所 |
|---|---|
| 市立座安保育所 | 豊見城市座安239-5 |
| 豊見城市地域子育て支援センターぐっぴ～ | 豊見城市字座安238 (座安保育所隣) |
申請方法・利用までの流れ
利用には事前の認定申請と、システムを通じた予約が必要です。
Step 1：利用認定の申請
豊見城市のウェブサイトからオンライン申請を行うか、市役所2階「子育て支援課」窓口で申請書を提出します。認定されると「利用決定通知」と予約システム用の「アカウント情報」が届きます。
Step 2：面談・利用予約
国の「総合支援システム」にログインし、以下の手順で進めます。
- 利用したい施設を選び、事前面談を予約する。
- 施設で面談を行い、子どもの様子やアレルギー等を伝える。
- 面談完了後、システムから実際の利用日時を予約する。
Step 3：利用・支払い
予約した日時に施設を利用し、終了後に利用料を現金で支払います。
キャンセルポリシーと注意点
予約の変更やキャンセルには期限があります。ルールを守って利用しましょう。
■ キャンセルルール
期限：利用予定日の前々日 午後5時まで
※システム上で手続きを行ってください。
ペナルティ：
期限を過ぎたキャンセルや無断キャンセルの場合、予約していた時間分が月の利用枠（10時間）から消化されます。
よくある質問（FAQ）
お問い合わせ先
豊見城市 こども未来部 子育て支援課
住所：沖縄県豊見城市宜保一丁目1番地1
電話：098-850-0143