延岡市空き家バンクリフォーム補助金とは?
延岡市空き家バンクリフォーム補助金は、延岡市が運営する「空き家・空き店舗・跡地バンク」に登録された物件の活用を促すための制度です。この補助金を活用することで、リフォーム費用や家財道具の処分費用など、最大で合計64万円の支援が受けられます。空き家の流通促進と移住・定住による地域活性化を目的としています。
| 制度の概要 |
|---|
| 正式名称 | 延岡市空き家バンクリフォーム補助金 |
| 実施組織 | 延岡市 都市建設部 空家施策推進室 |
| 目的 | 空き家バンク登録物件の流通・活用を促進し、移住・定住の促進及び地域の活性化を図る。 |
| 公式サイト | 延岡市公式ホームページ |
補助金額と補助率|最大64万円の内訳
本補助金は「リフォーム工事」「家財道具の処分」「仲介手数料」の3つのメニューから構成されています。補助率は、いずれも対象経費(税抜)の10分の8と非常に高率です。
| 補助の種類 | 補助上限額 | 補助率 | 備考 |
|---|
| (1) リフォーム工事 | 30万円 | 対象経費(税抜)の 8/10 | 市内事業者が施工 |
| (2) 家財道具の処分 | 10万円 | 市内事業者が実施 |
| (3) 仲介手数料 | 24万円 | 令和7年度より上限額アップ |
■ ポイント
上記3つの補助は併用が可能です。すべて上限まで活用した場合、30万円 + 10万円 + 24万円 = 合計で最大64万円の補助が受けられます。
計算例
実際にどれくらいの補助が受けられるか、具体例で見てみましょう。
- リフォーム工事費:50万円(税抜)
- 家財道具の処分費:15万円(税抜)
- 仲介手数料:30万円(税抜)
この場合の補助額は以下の通りです。
- リフォーム:50万円 × 8/10 = 40万円 → 上限の30万円
- 家財処分:15万円 × 8/10 = 12万円 → 上限の10万円
- 仲介手数料:30万円 × 8/10 = 24万円 → 上限の24万円
- 補助金合計:64万円
補助対象者と主な条件
補助金を利用するには、対象者と条件をすべて満たす必要があります。
対象となる人
補助の対象となるのは、以下のいずれかに該当する個人です(法人は対象外)。
- 延岡市空き家バンクに登録された空き家の所有者(申請者)
- 延岡市空き家バンクに登録された空き家の購入者
遵守すべき4つの重要条件
- 市税等の滞納がないこと
国民健康保険税なども含め、滞納がないか事前に確認してください。 - 同一住宅または同一人での申請が初回であること
この補助金は、1つの住宅、1人の申請者につき1回限り利用できます。 - 事前着手していないこと
補助金の交付決定前に、工事の契約・着工や支払いを行うと補助対象外になります。 - 他の補助事業の対象となっていないこと
同じ工事内容で、市の他の補助金と二重に受給することはできません。
補助対象となる3つの経費
補助金の対象となる経費は、以下の3つのカテゴリーに分けられます。
1. リフォーム工事費(上限30万円)
空き家の安全性、居住性、機能性を向上させるための修繕、模様替え、増改築などが対象です。外壁塗装や水回り改修、内装工事、バリアフリー化工事などに活用できます。
注意:リフォーム工事は、延岡市内に事業所を持つ事業者が施工することが必須条件です。
2. 家財道具の処分費(上限10万円)
空き家に残された不要な家具や生活用品などの処分費用が対象です。購入後の片付けの負担を大幅に軽減できます。(※家電リサイクル法対象品目の処理費用は除く)
注意:家財道具の処分も、延岡市内に事業所を持つ事業者が実施することが必須条件です。
3. 仲介手数料(上限24万円)
空き家バンク登録物件の売買契約に際して、宅地建物取引業者に支払う仲介手数料も補助の対象となります。
申請方法と流れ
最重要:この補助金制度を利用する上で、絶対に「事前相談」が必要です。工事の契約や物件の売買契約を結ぶ前に、必ず延岡市役所の担当窓口(空家施策推進室)に相談してください。事前相談なしに手続きを進めると、補助金は受けられません。
申請のステップ
- 事前相談
延岡市役所 空家施策推進室(Tel: 0982-20-7170)へ連絡し、補助金利用の旨を伝えます。 - 物件探し・業者選定
「延岡市 空き家バンク」で対象物件を探し、リフォーム等を依頼する市内業者から見積もりを取得します。 - 補助金交付申請
必要書類を揃え、市役所に補助金の交付を申請します。 - 交付決定通知の受領
市による審査後、「交付決定通知書」が届きます。この通知を受け取るまで、契約や着工は絶対に行わないでください。 - 契約・事業着手
交付決定後、業者との契約や工事の開始、物件の売買契約を進めます。 - 実績報告
事業がすべて完了したら、実績報告書と必要書類を市役所に提出します。 - 金額確定・請求
実績報告の審査後、補助金額が確定します。市へ請求書を提出します。 - 補助金の受領
指定した口座に補助金が振り込まれます。
主な必要書類
- 交付申請書
- 事業計画書及び収支予算書
- 市税等の滞納がない証明書
- 誓約書
- 工事等の見積書の写し
- 工事箇所の着手前の写真
- その他市長が必要と認める書類
※様式は市の公式サイトでダウンロード可能です。詳細は必ず事前相談の際に担当者にご確認ください。
採択されるための3つのポイント
補助金を確実に受けるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ポイント1:何よりも先に「事前相談」
計画の初期段階で必ず市役所に連絡し、手続きの進め方を確認することが最も重要です。 - ポイント2:申請書類は正確・丁寧に
書類に不備があると審査が遅れる原因になります。記入漏れや添付書類の不足がないか、提出前に複数回確認しましょう。 - ポイント3:「市内事業者」の選定を忘れずに
リフォーム工事と家財処分は、延岡市内の事業者に依頼する必要があります。見積もり取得の段階から、市内業者であることを確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 外壁塗装だけでも対象になりますか?
A. はい、対象となる可能性が高いです。外壁塗装は「居住環境の向上のために行う修繕」に該当するため、補助対象となるケースがほとんどです。ただし、最終的な判断は市が行うため、必ず事前相談の際にご確認ください。
Q. 延岡市外の業者に依頼しても良いですか?
A. いいえ、できません。「リフォーム工事」と「家財道具の処分」は、延岡市内に事業所を持つ事業者への依頼が必須です。仲介手数料については、宅地建物取引業者であれば市外の業者でも対象となります。
Q. 他の補助金と併用できますか?
A. 同じ工事内容で市の他の補助金と併用することはできません。ただし、延岡市の「移住支援金」など、目的が異なる補助金であれば併用できる可能性があります。詳細は市の担当窓口にご確認ください。
Q. 申請期間はいつまでですか?
A. 令和7年度の申請は令和7年4月1日から開始されています。市の予算がなくなり次第、受付終了となる可能性があるため、早めの相談・申請をおすすめします。
Q. 賃貸目的で物件を購入した場合も対象になりますか?
A. 制度の対象者は「申請者または購入者(個人)」とされています。事業目的での利用については、補助対象となるか事前に市の担当窓口へ必ずご確認ください。
まとめ:延岡市の補助金を活用して理想の住まいを実現しよう
「延岡市空き家バンクリフォーム補助金」の重要なポイントを最後に振り返ります。
- リフォーム、家財処分、仲介手数料の3つで最大64万円の補助。
- 対象は「延岡市空き家バンク」登録物件の所有者または購入者。
- リフォームと家財処分は市内業者の利用が必須。
- 最も重要なのは、契約や着工前の「事前相談」。
この制度を賢く活用することで、初期費用を大幅に抑え、理想の住まいづくりを始めることができます。延岡市での暮らしに興味がある方は、まずは空き家バンクの物件をチェックし、気軽に市の窓口へ相談してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先
延岡市 都市建設部 空家施策推進室
〒882-8686 宮崎県延岡市東本小路2番地1
Tel:0982-20-7170
Fax:0982-31-3186