金沢市 中小企業デジタル人材リスキリング促進事業助成金とは
金沢市では、市内中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するため、従業員のIT資格取得にかかる費用を助成する「中小企業デジタル人材リスキリング促進事業助成金」を実施しています。ITパスポートや基本情報技術者試験などの国家資格取得を目指す際、受験料や対策講座の受講料の一部が補助されます。
■ 制度のポイント
- 対象者:金沢市内の中小企業(全業種対象、一部例外あり)
- 支援内容:IT系国家資格の受験手数料および対策講座受講料
- 補助率:対象経費の1/2
- 上限額:合格者1人あたり最大20,000円
- 条件:試験に合格すること(不合格の場合は原則対象外)
補助金額と対象経費
本助成金は「受験手数料」と「対策講座受講料」の2つが対象となります。それぞれの区分で補助限度額が異なります。
| 区分 | 対象内容 | 補助率 | 限度額(1人あたり) |
|---|
| A. 受験手数料 | ITパスポート、基本情報、応用情報技術者試験の受験料 | 1/2 ※1,000円未満切捨 | 3,000円 |
| B. 対策講座受講料 | ITパスポート、基本情報の対策講座 | 10,000円 |
| 応用情報の対策講座 | 20,000円 |
注意:テキスト代、教材費、交通費、消費税、振込手数料などは補助対象外です。また、企業が費用を負担していることが条件となります。
対象となる企業と条件
以下の条件をすべて満たす中小企業者が対象です。
- 金沢市内に本社、本店、支店、事業所等を有すること。
- 市税の滞納がないこと。
- 市内勤務の従業員または役員が対象試験を受験し、合格すること。
- 受験費用や講座受講料を事業主が負担していること。
■ 対象外となる業種の特例
「情報サービス業」または「インターネット附随サービス業」の売上が全体の50%以上を占める企業は、ITパスポート試験および基本情報技術者試験については対象外となります。ただし、応用情報技術者試験については対象となります。
申請手続きとスケジュール
申請期間は令和7年4月1日から令和8年3月31日までです。経費の種類によって申請タイミングが異なるため注意が必要です。
1. 受験手数料の申請(事後申請)
受験手数料のみを申請する場合は、試験に合格した後に申請を行います。
- 従業員が試験を受験し、合格する。
- 必要書類(交付申請書、合格証書の写し、領収書など)を準備する。
- 金沢市産業政策課へメールで提出する。
- 審査後、助成金が振り込まれる。
2. 対策講座受講料の申請(事前申請+実績報告)
対策講座の受講料を申請する場合は、講座申込前の事前申請が必須です。
- 【事前申請】講座申込前に、交付申請書や講座概要資料を市へメール提出する。
- 市から「交付決定通知書」を受け取る。
- 講座に申し込み、受講・支払いを完了する。
- 試験を受験し、合格する。
- 【実績報告】合格後、実績報告書や領収書、合格証書の写しを提出する。
- 審査後、助成金が振り込まれる。
注意:交付決定前に申し込んだ講座や、支払いを済ませた経費は対象外となります。必ず市からの通知を受けてから講座の手続きを行ってください。
よくある質問(FAQ)
Q. 個人事業主でも申請できますか?
A. はい、金沢市内に事業所を持つ中小企業者であれば、法人・個人事業主を問わず対象となります。
Q. 試験に不合格だった場合、助成金はもらえますか?
A. 原則として合格者が対象です。ただし、募集要領には「別途手続きが必要となるため相談してください」との記載があるため、やむを得ない事情がある場合は産業政策課へお問い合わせください。
Q. オンライン講座(eラーニング)は対象ですか?
A. はい、通学・通信・オンライン形式を問わず対象となります。ただし、講座内容や受講料が明確にわかるパンフレット等の資料提出が必要です。
まとめ
金沢市の「中小企業デジタル人材リスキリング促進事業助成金」は、コストを抑えながら社内のITスキルを底上げできる有用な制度です。特に、対策講座の受講を検討している場合は、最大2万円の補助が受けられるため、利用しない手はありません。講座受講には事前申請が必要ですので、計画的に準備を進めましょう。
詳細な様式ダウンロードや最新情報は、金沢市の公式ページをご確認ください。
金沢市公式:中小企業デジタル人材リスキリング促進事業助成金