【北九州市】大規模展示会等出展支援事業|最大40万円!中小企業の販路開拓を支援
補助金詳細
Details北九州市内に主たる事務所又は事業所を有する中小企業者で、新製品・新技術(概ね5年以内)の販路開拓を目指す事業者。市税の滞納がなく、他の同様の助成を受けていないこと等の要件を満たす必要があります。
・助成金交付申請書
・申請企業概要
・出展事業計画書
・役員等名簿(氏名、読み仮名、生年月日を明記)
・暴力団排除等に関する誓約書
・出展する展示会等の内容が確認できる書類(展示会のパンフレットや案内書等)
・出展する展示会等の小間料が確認できる書類
・履歴事項全部証明書(法人登記簿謄本)【原本提出】
・市税の納税証明書(市税に滞納がないことの証明)【原本提出】
・株主名簿又は出資者名簿(持株比率又は出資比率を明記)
・直近2期の決算関係書類(販売費及び一般管理費の内訳、製造原価報告書を含む)
・製品・技術に関する資料(製品カタログなど)
・関東・中京・関西で開催される大規模な展示会への出展小間料(1小間分)
【対象外経費の例】
・消費税
・小間設営費、装飾費
・展示パネル作成費
・光熱水費
・人件費、旅費、宿泊費
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview北九州市内で優れた新製品や新技術を開発したものの、「どのようにして全国に広めれば良いのか?」とお悩みの経営者様は多いのではないでしょうか。販路開拓の有効な手段として大規模な展示会への出展がありますが、高額な出展費用がネックとなり、二の足を踏んでしまうケースも少なくありません。
そんな北九州市内の中小企業を力強く後押しするのが、「令和7年度 大規模展示会等出展支援事業」です。この制度を活用すれば、関東・中京・関西で開催される大規模展示会への出展小間料について、最大40万円の助成を受けることができます。自社の革新的な製品や技術を全国のバイヤーにアピールする絶好の機会です。
この記事では、「大規模展示会等出展支援事業」の概要から対象者、申請方法、さらには採択されるためのポイントまで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。新たなビジネスチャンスを掴むための第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。
大規模展示会等出展支援事業とは?
本事業は、北九州市内の中小企業が開発した新製品・新技術の販路開拓を促進することを目的とした、北九州市による支援制度です。具体的には、影響力の大きい関東・中京・関西エリアで開催される大規模な展示会への出展にかかる小間料の一部を助成することで、企業の新たなビジネスチャンス創出をサポートします。
制度の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 令和7年度 大規模展示会等出展支援事業 |
| 実施組織 | 北九州市 産業経済局地域経済振興部中小企業振興課 |
| 目的 | 市内中小企業が開発した新製品・新技術の販路開拓支援 |
| 助成金額 | 上限40万円(出展小間料1小間分) |
| 募集期間 | 令和7年11月4日(火)~ 11月28日(金)17時必着 |
助成金額・補助率について
本事業の助成内容は非常にシンプルかつ強力です。企業の負担を直接的に軽減する内容となっています。
支援内容
展示会への出展小間料の1小間分、上限40万円を助成します。
【計算例】
- 小間料が55万円(税込)の場合 → 助成額は上限の40万円
- 小間料が33万円(税込)の場合 → 助成額は33万円
※助成対象経費は1,000円未満切り捨てです。また、審査結果によっては申請額の満額助成とならない場合があります。
対象となる製品・展示会
- 対象製品: 北九州市内の中小企業が開発した新製品・新技術(概ね5年以内)。
- 対象展示会: 令和7年4月から令和8年3月の間に関東・中京・関西で開催される大規模な展示会(募集小間数が概ね150以上又は出展予定企業が100社以上)。
【重要ポイント】
・上記期間内であれば出展済みの展示会も対象となります。
・物産展など、その場での販売を主目的とする展示会は対象外です。
申請方法・手順
申請から助成金受領までの流れは以下の通りです。スケジュールをしっかり確認し、計画的に準備を進めましょう。
Step 1: 必要書類の準備
申請には以下の書類が各1部必要です。市の公式サイトから様式をダウンロードして作成してください。
- 助成金交付申請書
- 申請企業概要
- 出展事業計画書
- 役員等名簿
- 暴力団排除等に関する誓約書
- 展示会の内容が確認できる書類(パンフレット等)
- 小間料が確認できる書類
- 履歴事項全部証明書(法人登記簿謄本)【原本提出】
- 市税の納税証明書(市税に滞納がないことの証明)【原本提出】
- 株主名簿又は出資者名簿
- 直近2期の決算関係書類(販売費及び一般管理費の内訳、製造原価報告書を含む)
- 製品・技術に関する資料(製品カタログなど)
Step 2: 申請期間内に提出
準備した書類を、募集期間内に提出先に持参または郵送します。
募集期間: 令和7年11月4日(火曜日)から11月28日(金曜日)17時まで(必着)
Step 3: 審査から助成金交付までのスケジュール
提出後の流れは以下の予定です。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 12月上旬 | 内容審査(製品等の新規性、独自性、市場性などを審査) |
| 12月下旬 | 交付決定 |
| 展示会終了後20日以内 | 実績報告書の提出 |
| 報告書提出後 | 助成金額の確定・支払(精算払) |
| 展示会終了6ヵ月後から20日以内 | 第2回実績報告書の提出(成果調査) |
採択のポイント
本事業は申請すれば必ず採択されるわけではありません。審査では「対象製品等の新規性や独自性、市場性等」が評価されます。採択率を高めるために、以下のポイントを意識して申請書類を作成しましょう。
ポイント1: 「出展事業計画書」を具体的に書く
なぜこの展示会に出展するのか、どのようなターゲットに何をアピールし、どのような成果(商談件数、見込み顧客獲得数など)を目指すのかを、具体的かつ論理的に記述しましょう。熱意だけでなく、客観的なデータに基づいた計画が評価されます。
ポイント2: 製品・技術の「新規性・独自性」を明確に
添付する製品カタログや技術資料で、他社製品との違いや優位性を分かりやすく伝えましょう。専門家でなくても理解できるよう、図や写真を用いて視覚的にアピールすることも有効です。
ポイント3: 「市場性」と将来の展望を示す
出展する製品・技術が、どのような市場で求められているのか、今後の成長性などを説明します。今回の展示会出展が、企業の成長にどう繋がるのかというストーリーを描くことが重要です。
ポイント4: 書類の不備をなくす
基本的なことですが、書類の記入漏れや添付忘れは審査の対象外となる可能性があります。提出前には複数人でダブルチェックを行い、完璧な状態で提出しましょう。特に【原本提出】が必要な書類は見落としがちなので注意が必要です。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 助成金はいつもらえますか?
- A1. 助成金は精算払い(後払い)です。展示会に出展し、小間料の支払いを完了させた後、実績報告書を提出します。その内容が審査され、金額が確定した後に指定の口座に振り込まれます。先に自己資金で全額支払う必要がある点にご注意ください。
- Q2. 募集期間前に出展した展示会も対象になりますか?
- A2. はい、対象期間内(令和7年4月~令和8年3月)であれば、既に出展済みの展示会も対象となります。ただし、申請は定められた募集期間内に行う必要があります。
- Q3. 申請は1社で何回でもできますか?
- A3. いいえ、本募集期間中の申請は、1中小企業につき1回限りです。
- Q4. 同じ製品で来年も申請できますか?
- A4. はい、同一の対象製品等での申請は、連続して2年まで可能です。ただし、3年目以降は申請できませんのでご注意ください。
- Q5. オンラインで開催される展示会は対象になりますか?
- A5. 募集要項にはオンライン展示会に関する明確な記載はありません。助成対象が物理的な「小間料」であることから、リアル開催の展示会が主に対象と考えられます。オンライン展示会への出展を検討している場合は、事前に担当課へ確認することを強くお勧めします。
まとめ・行動喚起
北九州市の「大規模展示会等出展支援事業」は、優れた製品・技術を持つ市内中小企業が全国へ飛躍するための大きなチャンスです。最後に、この助成金の重要ポイントを再確認しましょう。
- 対象者: 北九州市内に本社機能を持つ中小企業
- 支援内容: 関東・中京・関西の大規模展示会の出展小間料を最大40万円助成
- 対象製品: 概ね5年以内に開発した新製品・新技術
- 申請期間: 令和7年11月4日(火)~ 11月28日(金)17時必着
- ポイント: 助成金は後払い。事業計画書で新規性・市場性をしっかりアピールすることが採択の鍵。
募集期間は限られています。出展を検討している展示会がある場合はもちろん、これから探すという場合でも、まずは公式サイトで詳細を確認し、書類の準備を始めることをお勧めします。この機会を最大限に活用し、ビジネスを次のステージへと進めましょう。
詳細の確認・お問い合わせはこちら
北九州市 産業経済局地域経済振興部中小企業振興課
電話:093-873-1433
公式サイト:令和7年度 大規模展示会等出展支援事業 募集案内
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大40万円 | 最大30万円 | 最大300万円(団体等は最大600万円) | 最大1200万円 | 上限金額 要確認 |
| 補助率 | 出展小間料の1小間分を上限40万円まで助成します。助成対象経費は1,000円未満切り捨てとなります。内容審査の結果、申請額の満額助成とならない場合があります。 | — | 2025/12/05 | 交付対象経費の4分の3以内 | 要確認 |
| 申請締切 | 2025年11月28日 | 令和7年12月の最終開庁日(2025年12月26日頃) | 令和8年1月16日まで | 令和7年12月19日まで | 2026年2月20日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 35.0% | 30.0% | 66.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・申請企業概要
・出展事業計画書
・役員等名簿(氏名、読み仮名、生年月日を明記)
・暴力団排除等に関する誓約書
・出展する展示会等の内容が確認できる書類(展示会のパンフレットや案内書等)
・出展する展示会等の小間料が確認できる書類
・履歴事項全部証明書(法人登記簿謄本)【原本提出】
・市税の納税証明書(市税に滞納がないことの証明)【原本提出】
・株主名簿又は出資者名簿(持株比率又は出資比率を明記)
・直近2期の決算関係書類(販売費及び一般管理費の内訳、製造原価報告書を含む)
・製品・技術に関する資料(製品カタログなど)
Q どのような経費が対象になりますか?
【対象外経費の例】
・消費税
・小間設営費、装飾費
・展示パネル作成費
・光熱水費
・人件費、旅費、宿泊費