富田林市では、地域住民の安全を守るため、町会や自治会が設置する防犯カメラの設置費用と保守点検費用を補助する制度があります。街頭犯罪や侵入盗の未然防止に貢献するこの制度は、地域の防犯活動を支援し、安全で安心な街づくりを推進します。防犯カメラの設置や保守を検討されている町会・自治会の皆様にとって、見逃せないチャンスです。
富田林市防犯カメラ設置費等補助金・保守点検助成金とは?
正式名称
富田林市防犯カメラ設置費等補助金、富田林市防犯カメラ保守点検助成金
実施組織
富田林市
目的・背景
この補助金・助成金は、富田林市内における街頭犯罪や侵入盗等の未然防止を図ることを目的としています。防犯カメラの設置を促進し、地域住民が安心して暮らせる環境づくりを支援します。また、設置後の適切な維持管理を支援することで、防犯カメラの長寿命化と継続的な防犯効果の維持を目指します。
助成金額・補助率
新規設置・更新設置
防犯カメラ等の設置に係る経費の3分の2(1,000円未満切捨)【1事業につき50万円を限度とします】
修繕
防犯カメラの修繕に係る経費の2分の1(1,000円未満切捨)【修繕台数にかかわらず、1台につき5万円を限度とします】
保守点検
1回の保守点検に要した費用の2分の1の額を助成します。防犯カメラの保守点検台数にかかわらず、1台につき5千円を限度とします。(100円未満切り捨て)
例えば、新規設置に100万円の費用がかかった場合、補助金は最大50万円となります。修繕に10万円かかった場合、補助金は最大5万円となります。保守点検に1万円かかった場合、助成金は5千円となります。
| 補助対象 | 補助率 | 上限金額 |
|---|---|---|
| 新規設置・更新設置 | 2/3 | 50万円 |
| 修繕 | 1/2 | 5万円/台 |
| 保守点検 | 1/2 | 5千円/台 |
申請方法・手順
- 事前協議: 新設を検討される団体は、「防犯カメラ設置事業協議書」を提出し、富田林消防署5階危機管理室で、事前協議を行います。
- 交付申請: 必要な書類を揃えて、富田林市役所へ申請します。申請期限は、原則として11月末までです。
- 交付決定: 市の審査後、交付決定通知が送付されます。
- 事業実施: 防犯カメラの設置工事または修繕・保守点検を実施します。
- 実績報告: 事業完了後、実績報告書を提出します。
- 補助金交付: 市の審査後、補助金が交付されます。
各交付申請は、新設・更新・修繕のいずれの場合におきましても、必ず事業を開始する前に行って下さい。交付決定前に工事着手されると補助金制度を利用できませんのでご注意ください。
採択のポイント
審査では、以下の点が重視されます。
- 防犯対策の必要性・緊急性が高い地域であること
- 地域住民の合意が得られていること
- 事業計画が具体的かつ実現可能であること
- 経費の妥当性
申請書作成の際は、これらの点を明確に記述することが重要です。また、過去の犯罪発生状況や地域住民の要望などを具体的に示すことで、説得力を高めることができます。
よくある質問(FAQ)
- Q: 個人で設置する防犯カメラも補助対象になりますか?
A: いいえ、個人での申請は対象外です。町会・自治会が主体となって申請する必要があります。 - Q: 申請期限はいつですか?
A: 原則として11月末までです。ただし、年度によって異なる場合がありますので、必ず市のホームページで確認してください。 - Q: 補助金の交付決定前に工事を開始しても良いですか?
A: いいえ、交付決定前に工事を開始すると補助金制度を利用できません。必ず交付決定後に工事を開始してください。 - Q: 見積書は複数の業者から取る必要がありますか?
A: 複数の業者から見積もりを取ることを推奨します。経費の妥当性を判断する上で参考になります。 - Q: SDカードの交換費用は保守点検の対象になりますか?
A: はい、SDカードの交換等、簡易な修繕・消耗品交換に係る経費は保守点検の対象となります。
まとめ・行動喚起
富田林市防犯カメラ設置費等補助金・保守点検助成金は、地域の安全を守るための重要な制度です。町会・自治会の皆様は、この機会を積極的に活用し、防犯カメラの設置・維持管理を進めていきましょう。申請に関する詳細は、富田林市の公式ホームページをご確認ください。
お問い合わせ先:
富田林市役所 危機管理室
電話:0721-25-1000(代表)
メールでのお問い合わせはこちら
詳細はこちら:富田林市公式サイト