対象となる方
- 北海道上士幌町への定住を目的に、高性能な省エネ住宅を新築・購入する方
- 町が定める「上士幌型脱炭素住宅認定基準」を満たす住宅を取得する方
- 町税等の滞納がなく、他の国費補助事業による住宅取得支援を受けていない方
申請手順
本助成金の申請は、住宅の設計完了後から工事完了後まで、複数のステップに分かれています。特に、工事着手前に「事業計画承認申請」と「助成金交付申請」の両方を完了させる必要があるため、計画的な準備が不可欠です。申請を検討される方は、必ず設計段階で事前に担当窓口へご相談ください。
補助金額・補助率
本事業では、対象となる住宅1戸につき定額で助成が行われます。高性能な住宅建設にかかる費用負担を軽減し、環境性能の高い住まいの普及を促進します。
他の助成制度との併用について
本助成事業は、国の補助事業との併用はできませんが、上士幌町が実施する他の助成制度とは、条件が合えば組み合わせて申請することが可能です。これにより、さらに手厚い支援を受けられる可能性があります。
<併用可能な制度の例>
- 子育て住宅建設助成事業
- 定住住宅建設等促進奨励事業
- 太陽光発電等再エネ設備導入補助金
対象者・申請要件
助成対象となるには、申請者と建設する住宅の両方が以下の要件をすべて満たす必要があります。
対象となる方(申請者要件)
- 上士幌町への定住を目的に住宅を取得する方
- 完了実績報告の時点で、対象住宅の所有権を有する方
- 完了実績報告の時点で、対象住宅の所在地に世帯全員の住所が移転していること(町外からの転入も対象)
- 過去に本助成事業(旧制度含む)の助成金を受けていない方
- 申請者および世帯員が町税等を滞納していないこと
- 住宅の取得にあたり、本助成事業以外の国費補助事業を受けていない方
- 申請者および世帯員が暴力団等に所属していないこと
- 助成金の交付後、3年間は対象住宅を所有すること
対象となる住宅(物件要件)
- 専用の風呂、便所、台所および居室を有すること
- 建築基準法その他の関係法令に適合していること
- 「上士幌型脱炭素住宅認定基準」に適合すること(最重要要件)
- 居住部分の延べ面積が57.4㎡以上であること(店舗併用住宅も可)
- 建売住宅の場合は、新築後1年以内であること
- 建設業法に規定する建設業者等が施工すること
- 移転補償費の交付対象となっていないこと
- 賃貸を目的とした住宅でないこと
補助対象経費
助成の対象となる経費は、住宅本体の建設にかかる費用です。対象外となる経費も明確に定められているため、資金計画の際に注意が必要です。
重要: 助成金の交付決定前に契約・着工した工事は助成対象外となります。必ず町の交付決定通知書を受け取ってから、施工業者と本契約を締結してください。
必要書類一覧
申請には、町の指定する様式のほか、各種証明書類が必要です。公式サイトから様式集をダウンロードし、漏れなく準備してください。
審査基準・採択のポイント
本助成金は、要件を満たしていれば採択される可能性が高い制度ですが、特に重要なポイントは「上士幌型脱炭素住宅認定基準」への適合です。この基準は、断熱性能や省エネ性能、再生可能エネルギー導入に関する町独自の基準であり、申請の核となります。
採択率を高めるポイント
- 認定基準の完全な遵守: 設計段階から施工業者と密に連携し、「上士幌型脱炭素住宅認定基準」を確実に満たす計画を立てることが最も重要です。基準の詳細は公式サイトで公開されているPDFを必ず確認してください。
- 早めの事前相談: 計画の初期段階で上士幌町役場建設課に相談することで、手続きの遅延や書類の不備を防ぎ、スムーズな申請につながります。
- 定住意思の明確化: 申請書類において、上士幌町に定住し、地域社会に貢献する意思を明確に示すことが望ましいです。
- 他制度との連携検討: 子育て世帯や太陽光発電設備の導入を検討している場合、町の関連助成制度との併用を計画に盛り込むことで、事業計画全体の説得力が増します。
採択実績: 上士幌町の「脱炭素先行地域 進捗状況報告票」によると、本事業に該当するZEH型住宅建設の実績は令和5年度で1戸となっています。町の脱炭素化を推進する上で重要な事業であり、要件を満たす申請が期待されています。
よくある質問
Q1: 「上士幌型脱炭素住宅認定基準」とはどのようなものですか?
A: 断熱性能(UA値)、省エネルギー性能(BEI)、再生可能エネルギー設備の導入などを定めた上士幌町独自の住宅性能基準です。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準に準拠しつつ、北海道の気候に適した高い性能が求められます。詳細は公式サイトで公開されている「上士幌型脱炭素住宅認定基準.pdf」をご確認ください。
Q2: 町外からの転入を予定していますが、対象になりますか?
A: はい、対象となります。完了実績報告書を提出する時点までに、建設した住宅に世帯全員の住民票が移転していることが条件です。上士幌町への移住・定住を促進するための制度ですので、町外からの申請も歓迎されています。
Q3: 建売住宅の購入も対象になりますか?
A: はい、対象です。ただし、新築後1年以内の物件であり、かつ「上士幌型脱炭素住宅認定基準」を満たしている必要があります。購入を検討する際は、販売業者に基準への適合状況を必ず確認してください。また、売買契約前に町の承認が必要となります。
Q4: 助成金はいつ受け取れますか?
A: 住宅が完成し、入居および住民票の移転が完了した後、「完了実績報告書」を提出します。町がその内容を審査し、適正であると認められた後に、指定の口座に振り込まれます。建設費用の支払いに直接充当するものではない点にご注意ください。
制度の概要・背景
本助成事業は、環境省が選定する「脱炭素先行地域」である上士幌町が、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて推進する重要な施策の一つです。家庭部門からのCO2排出量削減を目指し、町内に高性能な省エネ住宅の普及を促進することを目的としています。
地域環境と調和した住環境の整備、断熱・省エネ性能の向上、そして再生可能エネルギーの導入を一体的に支援することで、町民の快適な暮らしと地球環境への貢献を両立させることを目指しています。本制度の活用は、質の高い住まいをお得に実現するだけでなく、町の持続可能な未来づくりに直接参加することにも繋がります。
まとめ・お問い合わせ先
「上士幌型脱炭素住宅建設助成事業」は、上士幌町で環境性能の高いマイホームを実現するための強力な支援制度です。最大150万円の助成に加え、町の他の制度との併用も可能なため、住宅取得を検討している方は積極的に活用を検討する価値があります。申請には専門的な要件や期限があるため、計画段階での早めの相談が成功の鍵となります。
お問い合わせ先
実施機関: 上士幌町
担当部署: 上士幌町役場 建設課 建築担当
電話: 01564-2-4297(受付時間: 平日8:30~17:15)
Email: kensetsuka@town.kamishihoro.hokkaido.jp
住所: 〒080-1492 北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線238番地
公式サイト: https://www.kamishihoro.jp/page/00000366