対象となる方
- 広島県尾道市内に事業所を有する中小企業者・個人事業主
- 市内で1年以上事業を継続している事業者
- 生産性向上やDX推進のための設備投資や人材育成を計画している事業者
- 市税の滞納がない事業者
申請手順
補助金額・補助率
計算例: 補助対象経費として120万円のシステムを導入する場合
120万円 × 補助率1/2 = 60万円
補助上限額が50万円のため、交付額は50万円となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
本補助金の対象者は、市内に事業所を有する中小企業者(個人事業主を含む)で、以下の要件をすべて満たす必要があります。
- 尾道市内に事業所を有し、1年以上事業を継続していること
- 補助事業の実施場所が市内の事務所又は事業所であること
- 令和7年12月31日までに補助事業を完了する計画であること
- 市税の滞納がないこと
- 今後も事業を継続する意思があること
- 取組事例の公表等に協力すること
- 同一事業について、国、県、市、その他団体等から他の補助を受けていないこと
中小企業者の定義
中小企業等経営強化法第2条第1項に規定する中小企業者で、下表の資本金または従業員数のいずれかを満たす法人・個人を指します。
対象とならない事業者
- 歯科法人、医療法人、政治団体、宗教上の組織または団体、法人格のない任意団体
- 従業員等が尾道市暴力団排除条例に規定する暴力団員等である事業者
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する営業を営む者
- その他市長が補助金を交付することが適当でないと認める者
補助対象経費
本補助金には「生産性向上枠」と「DX推進枠」の2つの枠があり、それぞれ対象となる経費が異なります。いずれも、交付決定日から令和7年12月31日までに実施・支払いが完了した経費が対象です。
重要: 交付決定日よりも前に発注・契約・支払を行った経費は補助対象外です。必ず交付決定通知書を受領した後に事業に着手してください。
必要書類一覧
申請時には、主に以下の書類が必要となります。様式は尾道市の公式サイトからダウンロードしてください。
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
提出された事業計画書等の内容に基づき、書面審査が行われます。審査会では以下の項目が総合的に評価されます。
- 投資内容の妥当性: 事業実態に即しており、実現可能な計画か。生産性向上が具体的に見込める内容か。
- 事業の成長性: 収益の伸長が見込めるか。業務効率化や省力化を通じて企業として成長する意欲が見られるか。
- 事業の継続性: 導入した設備やシステムを継続して運用できる体制や計画があるか。
- 事業効果: 投資によって明確な生産性向上が見込めるか。市内への経済波及効果が期待できるか。
採択率を高めるポイント
審査員に事業の価値を明確に伝えるため、事業計画書には以下の点を盛り込むことが重要です。
- 課題の明確化: 現在の業務における具体的な課題(例:手作業による入力ミスが月平均5件発生、在庫確認に1日2時間要している等)を提示する。
- 数値目標の設定: 補助事業によって達成したい目標を数値で示す(例:作業時間を30%削減、生産量を15%向上、不良率を5%低減等)。
- 導入効果の具体性: 導入する設備やシステムが、どのように課題解決と目標達成に結びつくのか、論理的に説明する。
- 費用対効果の提示: 投資額に対して、将来的にどれだけの収益改善やコスト削減が見込めるかを試算し、示す。
採択率に関する公式な発表はありませんが、計画の具体性と実現可能性が重視される傾向にあります。
よくある質問
Q1: 交付決定前に発注した設備は対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。補助対象となる経費は、必ず交付決定通知書を受け取った日以降に契約・発注・支払いを行ったものに限られます。申請前に事業を開始しないようご注意ください。
Q2: 国や県の他の補助金と併用できますか?
A: 同一の設備や事業内容に対して、国や県など他の補助金との併用はできません。本補助金の交付決定後に他の補助金の交付決定を受けた場合は、本補助金の決定が取り消される、または返還を求められる場合があります。
Q3: 見積書は1社からでも申請可能ですか?
A: 原則として、2社以上から見積書を徴取し、最も安価な業者を発注先とすることが求められています。特定の業者からしか購入できない等の合理的な理由がある場合は、事前に商工課へご相談ください。
Q4: 過去に尾道市のDX推進支援事業補助金を受けましたが、申請できますか?
A: はい、申請可能です。ただし、過去に採択された設備やシステムの更新・アップデートは対象外です。過去の事業とは異なる新たな業務効率化や課題解決に取り組む内容である必要があります。
Q5: 申請書類の提出方法を教えてください。
A: 郵送、Eメール、または商工課の窓口へ直接持参する方法で提出できます。Eメールで提出する場合は、件名を「生産性向上等促進事業補助金申請(事業者名)」とするなど、分かりやすく記載してください。
制度の概要・背景
「尾道市生産性向上等促進事業補助金」は、尾道市が市内事業者の持続的な成長を支援するために実施する制度です。人手不足や働き方改革への対応が求められる中、デジタル技術の活用による業務の効率化や生産性の向上は、企業が競争力を維持・強化する上で不可欠な要素となっています。
本補助金は、こうした課題に取り組む事業者を資金面で後押しすることを目的としています。具体的には、生産工程の見える化や遠隔監視システムの導入といった設備投資(生産性向上枠)や、DX推進のための専門家活用、人材育成(DX推進枠)など、幅広い取り組みを支援対象としています。これにより、市内産業の活性化と、より付加価値の高い事業展開を促進することを目指しています。
まとめ・お問い合わせ先
本補助金は、尾道市内の事業者が生産性向上やDX化に取り組む際の初期投資負担を軽減する有効な制度です。申請には事業計画書の作成など準備が必要となるため、公募要領や手引きを熟読の上、計画的に準備を進めることをお勧めします。ご不明な点は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。