【2025年】大阪府大学生等食費支援事業|7000円相当の食料品給付!申請方法から注意点まで徹底解説
補助金詳細
Details平成15年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた者のうち、申請日において大阪府に居所を有している者
本人確認書類(氏名、生年月日、現住所の全てが確認できるもの)
大阪府に居所を有していることに準じる者の場合、実家等が大阪府内にあることを証明できる書類および、実家等に居所を有してる親等と親子関係があることを証明できる書類
お米Payおおさか(お米クーポン)
その他食料品(大阪府が指定する給付物品受取サイトから選択)
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview【2025年】大阪府大学生等食費支援事業の完全ガイド
物価高騰が続く中、特に学生の生活は大きな影響を受けています。この状況に対応するため、大阪府は府内の若者を対象とした「大学生等若者への食費支援事業」を2025年度も実施します。この事業は、対象となる大学生等に7,000円相当のお米や食料品を給付し、経済的な負担を軽減することを目的としています。この記事では、2025年度の大阪府大学生等食費支援事業について、対象者の条件から申請方法、必要書類、よくある質問まで、あらゆる情報を網羅して詳しく解説します。
■ この記事のポイント
- 大阪府が実施する19歳〜22歳向けの食費支援策
- 7,000円相当のお米か食料品セットがもらえる
- 申請はオンラインで完結し、スマートフォンからでも可能
- 申請期間や必要書類など、注意すべき点を詳しく解説
大阪府大学生等食費支援事業とは?制度の目的と背景
本事業は、正式名称を「大阪府大学生等若者への食費支援事業」といいます。近年、世界的な情勢不安や円安の影響により、食料品をはじめとする物価の上昇が続いています。特に、アルバイト収入や仕送りに頼ることが多い大学生や専門学校生にとって、食費の増加は家計を直接圧迫する深刻な問題です。
大阪府では、このような厳しい状況に置かれている若者の生活を支え、安心して学業に専念できる環境を整えるため、この食費支援事業を立ち上げました。給付を通じて、未来を担う若者たちが経済的な不安を少しでも和らげ、健やかな学生生活を送れるように後押しすることを目的としています。
大阪府では、若者支援以外にも様々な補助金制度が実施されています。例えば、介護事業者を対象とした大阪府介護施設整備補助金などもあり、府民の生活を多角的にサポートしています。
制度の概要
まずは、本事業の全体像を把握するために、基本的な情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 大阪府大学生等若者への食費支援事業 |
| 実施主体 | 大阪府 |
| 支援内容 | 1人あたり7,000円相当のお米または食料品セットの給付 |
| 対象者 | 平成15年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた方で、申請日時点で大阪府に居所を有する方等 |
| 申請期間 | 令和7年9月16日(火) 9:00 〜 12月16日(火) 23:59まで |
| 申請方法 | 原則、オンライン申請 |
| 公式サイト | 大阪府大学生等若者への食費支援事業 公式サイト |
| 問い合わせ先 | 大阪府子ども食費支援事業コールセンター 電話番号: 0120-265-095 (9:00〜18:00、日祝日除く) |
支援内容の詳細|何がもらえる?
この事業では、現金7,000円が給付されるわけではなく、同額相当の「食料品」が現物で提供されます。申請者は、以下の2つの選択肢からどちらか1つを選ぶことができます。
1. お米Payおおさか(お米クーポン)
「お米Payおおさか」は、大阪府内のお米を取り扱う指定店舗で利用できる電子クーポンです。7,000円分のポイントとして付与され、お米の購入代金に充当できます。
- 特徴: 好きな銘柄や量のお米を自分で選んで購入できる柔軟性が魅力です。普段利用しているスーパーや米穀店が対象店舗であれば、非常に便利に活用できます。
- 利用方法: スマートフォンに表示される電子クーポン(QRコード)を、会計時に店舗で提示して使用します。
- 対象店舗: 大阪府内のスーパーマーケット、ドラッグストア、米穀店など、多数の店舗が参加しています。利用可能な店舗は公式サイトで検索できるため、事前に確認しておくとスムーズです。
- こんな人におすすめ:
- 自炊をよくする人
- 好きなお米の銘柄が決まっている人
- 近所に対象店舗がある人
2. その他の食料品セット
もう一つの選択肢は、大阪府が選定した食料品の詰め合わせセットです。専用の「給付物品受取サイト」から申し込み、自宅などに配送してもらいます。
- 特徴: 自炊の手間が省けるレトルト食品や、保存がきく缶詰、飲料など、バラエティ豊かな商品がセットになっています。買い物に行く時間がない方や、手軽に食事を済ませたい方に最適です。
- 内容例(過去の例): ご飯パック、レトルトカレー、パスタ、パスタソース、缶詰、カップ麺、野菜ジュース、お茶など。※内容は年度によって変更される可能性があります。
- 利用方法: 申請後に送られてくるメールに記載の専用サイトにアクセスし、希望のセットを選んで配送先を入力します。
- こんな人におすすめ:
- 自炊をあまりしない、または苦手な人
- 学業やアルバイトで忙しく、買い物に行く時間がない人
- 食料品の備蓄を増やしたい人
あなたは対象?詳細な対象者・条件をチェック
この支援を受けるためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。自分が対象になるか、一つずつ確認していきましょう。
【条件1】年齢要件
平成15年4月2日から平成19年4月1日の間に生まれた方が対象です。
2025年度の学年でいうと、主に大学1年生から4年生、短期大学、専門学校生などが該当する年齢層です。
【条件2】居住要件
申請日において、大阪府に居所を有している方が対象です。
これには、以下の2つのケースが含まれます。
- 大阪府内に住民票があり、実際に居住している方
大阪府内のアパートやマンション、学生寮などで一人暮らしをしている学生などが該当します。 - 大阪府に居所を有していることに準じる方
これは少し分かりにくいですが、具体的には「生活の本拠は大阪府内にあるが、学業の都合で一時的に府外に住んでいる学生」などを想定しています。
例えば、以下のようなケースが該当します。- 府外の大学に通っているが、週末や夏休みなどの長期休暇は大阪府内の実家で過ごしている。
- 住民票は大阪府内の実家に置いたまま、府外の大学近くに下宿している。
この場合、「実家等が大阪府内にあること」や「親等との親子関係」を証明する書類が追加で必要になります。
■ 対象になるかどうかの判断例
- OK: 大阪府内の大学に通い、府内のアパートで一人暮らしをしている。
- OK: 京都府の大学に通っているが、住民票は大阪府の実家にあり、週末は実家に帰っている。
- NG: 兵庫県在住で、大阪府内の大学に通学している。(生活の本拠が大阪府ではないため)
- NG: 大阪府内の大学に通っているが、年齢が23歳である。(年齢要件を満たさないため)
申請方法を4ステップで解説
申請は、原則としてスマートフォンやパソコンを使ったオンライン申請となります。手続きは非常にシンプルで、以下の4つのステップで完了します。
ステップ1:事前準備(必要書類の用意)
申請をスムーズに進めるために、あらかじめ本人確認書類の画像データを用意しておきましょう。スマートフォンで撮影した鮮明な写真で問題ありません。
【必要なもの】
- 本人確認書類: 氏名、生年月日、現住所の3点が確認できるもの(詳細は後述)。
- メールアドレス: 申請後の連絡を受け取るために必要です。「@osaka-kodomoshien.com」からのメールを受信できるように設定しておきましょう。
- (準じる方のみ)追加書類: 実家が府内にあることを証明する書類など。
健康保険証や住民票などを提出する場合、保険者番号や個人番号(マイナンバー)などの機微な情報は見えないように黒く塗りつぶす(マスキング)必要があります。スマートフォンの画像編集機能や、紙に印刷して物理的に塗りつぶしたものを撮影するのでも構いません。
ステップ2:オンライン申請フォームへの入力
公式サイトにアクセスし、申請フォームに必要事項を入力します。
- 公式サイトの「申請はこちら」ボタンをクリック。
- 氏名、生年月日、住所、連絡先(メールアドレス、電話番号)などを正確に入力。
- 用意した本人確認書類の画像をアップロード。
- 入力内容に間違いがないか最終確認し、申請を完了させます。
ステップ3:申請完了メールの受信と給付物品の選択
申請が正常に受け付けられると、登録したメールアドレスに申請完了のメールが届きます。その後、審査を経て、不備がなければ数週間程度で「クーポンID」と「給付物品受取サイトのURL」が記載されたメールが送られてきます。
- メールに記載されたURLから給付物品受取サイトにアクセス。
- 同じくメールに記載されたクーポンIDと、申請時に入力した電話番号でログイン。
- 「お米Payおおさか」または「その他食料品セット」のどちらかを選択します。
ステップ4:給付物品の受け取り
選択した給付物品に応じて、以下の方法で受け取ります。
- 「お米Payおおさか」を選んだ場合:
専用サイト上で電子クーポンが表示されます。対象店舗で会計時にスマートフォン画面を提示して利用してください。 - 「その他食料品セット」を選んだ場合:
配送先の住所を入力します。後日、指定した住所に食料品セットが宅配便で届きます。
申請に必要な書類一覧と注意点
申請の際に最も重要なのが本人確認書類です。不備があると審査に時間がかかったり、再提出を求められたりするため、以下の点をしっかり確認して準備してください。
本人確認書類として認められるもの(いずれか1点)
原則として、「氏名」「生年月日」「現住所」の3項目が1つの書類で確認できるものが必要です。
| 書類名 | 注意点 |
|---|---|
| マイナンバーカード | 表面のみ提出。個人番号が記載された裏面は絶対に提出しないでください。 |
| 運転免許証 | 住所変更をしている場合は、裏面の画像も必要です。 |
| 健康保険被保険者証 | 「保険者番号」と「被保険者等記号・番号」を必ずマスキングしてください。住所が裏面に記載されている場合は裏面も必要です。 |
| 住民票の写し | 発行から3ヶ月以内のもの。「個人番号(マイナンバー)」が記載されている場合は必ずマスキングしてください。 |
| 学生証(顔写真付き) | 氏名、生年月日、現住所が記載されている場合のみ有効。住所が記載されていない場合は、他の書類(公共料金の領収書など)と組み合わせる必要があります。 |
書類不備を防ぐためのチェックリスト
- □ 提出する書類に「氏名」「生年月日」「現住所」が明記されているか?
- □ 書類の有効期限は切れていないか?
- □ 画像は全体が鮮明に写っており、文字がはっきりと読めるか?(ピンボケ、指の映り込みに注意)
- □ マスキングが必要な箇所(マイナンバー、保険者番号など)は確実に隠されているか?
- □ 住所変更などで裏面に記載がある場合、裏面の画像も用意したか?
よくある質問(FAQ)
申請にあたって疑問に思いがちな点をQ&A形式でまとめました。
まとめ
大阪府大学生等食費支援事業は、物価高騰の影響を受ける若者にとって非常に価値のある支援策です。7,000円相当の食料品は、日々の生活の大きな助けとなるでしょう。対象となる方は、この機会を逃さずにぜひ申請してください。
最後に、重要なポイントをもう一度おさらいします。
■ 申請前の最終チェック
- 対象者ですか? → 年齢(H15.4.2~H19.4.1生まれ)と住所(大阪府に居所)を確認。
- 申請期間は大丈夫? → 令和7年12月16日(火) 23:59までです。早めに申請しましょう。
- 必要書類は揃っていますか? → 本人確認書類の画像を用意し、マスキングも忘れずに。
申請手続きで不明な点や困ったことがあれば、一人で悩まずに公式サイトを確認するか、コールセンターに問い合わせてみましょう。この支援を活用し、少しでも食費の負担を減らして、充実した学生生活を送ってください。
【問い合わせ先】
大阪府子ども食費支援事業コールセンター
電話番号: 0120-265-095
受付時間: 9:00〜18:00(日曜日・祝日を除く)
【公式サイト】
大阪府大学生等若者への食費支援事業 公式サイト
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
大阪府に居所を有していることに準じる者の場合、実家等が大阪府内にあることを証明できる書類および、実家等に居所を有してる親等と親子関係があることを証明できる書類
Q どのような経費が対象になりますか?
その他食料品(大阪府が指定する給付物品受取サイトから選択)