対象となる方
- 東京都内で新たに桜のライトアップ事業を計画している観光協会、商店街、商工会等
- ライトアップによるまちづくりを行う公益法人、一般法人、特定非営利活動法人
- 区市町村からの推薦を受けられる団体
申請手順
助成金額・助成率
特例措置: 継続2年目・3年目事業においても、機材、設備、備品の購入費に係る助成率は10分の10以内となります。
計算例(新規事業): 総事業費800万円(全て対象経費)の場合 → 助成対象経費800万円 × 助成率10/10 = 800万円。上限額が600万円のため、助成額は600万円となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
以下のいずれかに該当する団体が対象です。
- 観光協会: 地域の観光産業振興を主たる目的とし、区市町村と連携して設立された観光協会(連盟等)。
- 商店街等: 商店街、商店街の連合会、商工会、商工会連合会及び商工会議所。
- その他の法人: ライトアップによるまちづくりを行う団体で、公益財団法人、公益社団法人、一般財団法人、一般社団法人、特定非営利活動法人(NPO法人)である団体。
対象となる事業
春に公園や街路樹等において新たに桜のライトアップを行い、都市景観の向上と賑わいの創出につなげる事業が対象です。過去に実施した事業でも、内容を拡充するなどの新たな要素があれば対象となる場合があります(単純な機材更新は除く)。
主な要件
- 照明デザイナーの活用: デザイン計画の策定や照明器具の選定等で、照明デザイナーの活用が必須です。
- 区市町村の推薦: 申請にあたり、事業実施場所の区市町村長による推薦書が必要です。
- 対象の桜: 恒常的に植樹されている桜が対象です(ポット植え等は対象外)。
- 照明手法: 桜本来の色を活かす照明設計が求められます。電飾を巻き付けるイルミネーションや提灯の設置は対象外です。
補助対象経費
重要: 交付決定前に発注・契約した経費は助成対象外です。必ず交付決定通知を受領後に契約してください。
必要書類一覧
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 事業の魅力・独自性: 訪都旅行者を魅了するデザイン性の高いライトアップ計画か。地域の特性を活かした独自性があるか。
- 実現可能性: 事業計画が具体的で、実施体制やスケジュールが現実的か。予算計画は妥当か。
- 地域への波及効果: ライトアップによる賑わい創出や、国内外からの旅行者誘致促進への貢献が見込めるか。
- 継続性: 3年間の継続を見据えた計画となっているか。助成終了後も事業が自走できる見込みがあるか。
採択率を高めるポイント
- 照明デザイナーとの連携を明確化: 企画書において、照明デザイナーの経歴や具体的な役割、デザインコンセプトを詳細に記述する。
- 区市町村との早期連携: 申請には区市町村長の推薦書が必須です。事業計画の早い段階で自治体担当者と協議し、協力を得ることが重要です。
- 波及効果を具体的に示す: ライトアップにより、周辺の商店街への来訪者数が何%増加するか、SNSでの発信がどの程度見込めるかなど、具体的な数値目標を提示する。
- 環境配慮(HTT)の取組: LED照明の採用など、省エネや環境に配慮した取組を計画に盛り込むことで、継続事業の助成率が引き上げられ、評価向上にも繋がります。
採択率(令和6年度実績): 令和6年度の採択率は公表されていません。過去の採択事例として、品川区の「目黒川さくらのライトアップ」や台東区の「上野公園 桜 ライトアップ」などが挙げられます。
よくある質問
Q1: 照明デザイナーの活用は必須ですか?
A: はい、必須です。デザイン計画の策定、光源配置、照明器具選定等で照明デザイナーを必ず活用する必要があります。単に工事施工のみを行う業者は該当しません。
Q2: 照明器具のレンタル費用は対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。本助成金では、機材・設備・備品は購入のみが対象となります。リースやレンタルは助成対象外ですのでご注意ください。
Q3: 区市町村からの推薦書はどのように取得すればよいですか?
A: 事業を実施する地域の区市町村の観光担当課や産業振興課などにご相談ください。推薦書の発行には時間がかかる場合があるため、公募開始後、速やかに相談を開始することをお勧めします。
Q4: 過去に自己資金でライトアップを実施していましたが、対象になりますか?
A: 新規事業として申請可能です。過去に実施している事業に加える新たな内容(エリア拡大、演出の追加など)も対象となります。ただし、単純な機材の更新は対象外です。企画書で新規性を明確に示す必要があります。
制度の概要・背景
本助成金は、東京都と公益財団法人東京観光財団が、訪都旅行者を魅了する都市景観を創出し、国内外からの旅行者誘致を促進することを目的として実施する制度です。地域が主体となり、春の桜を活用したデザイン性の高いライトアップ事業を支援することで、地域の新たな観光資源を創出し、夜間の賑わい(ナイトタイムエコノミー)を活性化させることを目指しています。
この取組は、東京都の長期戦略である「2050東京戦略」における「戦略14 観光『ナイトタイム観光の推進』」を具体的に推進する事業の一つとして位置づけられています。
まとめ・お問い合わせ先
「春のライトアップモデル事業費助成金」は、新規事業に対して最大600万円(助成率10/10)という手厚い支援が受けられる貴重な制度です。申請には照明デザイナーの活用や区市町村の推薦など、専門的な準備が必要となりますので、ご検討の団体は早めに準備に着手されることをお勧めします。